勉強方法-過去問を分野別に分類しよう
受験勉強を始めるにあたり、問題集を購入し、最初のページからやってみるということを誰でもされるでしょう。私もしました。ところが1問するのに非常に時間がかかりました。私の場合はH7年度の問題から始めましたが、最初が発達心理学の研究法、次が動機付け、その次が不安、次は統計・・・まったくばらばらです。1問ずつ時間をかけてやっていくのは非常に効率が悪いと、すぐに思いました。
そこで私は全問題を分野別に分類しました。それは、①心理学の基礎、②統計、③心理査定、④心理療法、⑤心理面接、⑥精神症状等、⑦法律・倫理・地域援助です。分類の方法は問題集に載っている6分野とやや異なりますが、この分け方の方が勉強はしやすいです。そしてさらに各分野の問題を分類しました。細かい分類の表は後日アップしたいと思います。参考になさってください。そして分野ごとに問題をやっていったのです。こうすることで1問解くのに30分はかかっていた私ですが、同じ時間でその分野の問題数問を解くという効率のよい勉強ができるようになりました。
この問題の分類は大変有効です。たとえば③心理査定では、ウェクスラー、④心理療法では箱庭の問題がほぼ毎年出題されています。各年度の問題を比較するだけで、どこがよく問われるのかが見えてくるのです。また仲間どうしの勉強会でも威力を発揮しましたが、それはまた別にアップします。
分類するだけでなく、各問題を比較する意味でも同じ問題を集めると勉強がしやすいです。私の場合は同じ種類の問題は1枚のルーズリーフに全て書き写しました。だいたい4~5問あり、裏表使って1枚に収まります。昨年受験された先輩は全問コピーし切り張りされました。ノートの作り方は別にアップしますが、私の場合はこの問題シートとポイントをメモしたシートの2枚でワンセットという感じです。ノートは使いません。差し込み、順序の入れ替えも自由なルーズリーフが便利です。その2枚があれば、あちこち見なくても、どんな問題にどう答えるかが全てわかるようにするところがミソです。そうなれるように、情報を収集するのがポイントです。
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