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2004.08.29

Sandyさんからの質問その2

4-12E)Luriaは、言語発達は言語活動の学習であり、他の行動と同じように狭い意味での学習理論で説明可能と考えた代表的な心理学者である。
――>光が付いたら手もとのゴム球を2回押すという教示を与えて子どもの行動統制を調べた実験がありましたよね。3~4歳では「2つ!」という掛け声では1度しか押せないが「押せ押せ!とかイチ、ニ!」だと2回押せる。つまり2つという言葉は理解しても(言語発達の獲得)それが言語行動には結びつかないというようなことかと思いましたが。だから間違いでしょうか?記憶が定かではないのでちょっと不安。
→m(__)mごめんなさい、わかりません。どなたか助けてください!

4-16A)Maslowの理論は実証的根拠をあまりもたず、深い思索から生まれた哲学理論である。
――>そのまま覚えればいいですよね。
→「実証的根拠をあまりもたず」の部分があやまりです。Maslowは幅広い実践研究を行った人として知られています。

4-20B)幼少児では、年齢が低いほど成人のα波に相当する波の周波数が高くなり、速波の混入が多いので、正常か異常かの判定には、その年齢の正常脳波を知る必要がある。
――>どこが間違いでしょうか?
→「速波」(=ベータ波)ではなく「徐波」(=シータ波)です。

4-68D)子供は概して表現力が乏しいので、プレイ・セラピーが適用される。その治療過程では、言語化を試みる必要はない。
――>敢えて言語化する必要はないということですか? (Y,N)
→cの記述と比較してみると、dは間違いに思えます。

5-13B)心理用語  熟慮型―――速攻型
――>何のことでしょうか?
→心理学用語ではないということで省かれるのか、熟慮には直観ではないかという意見もありました。

5-21D)てんかん性脳波の主な特徴は、脳内の過同期性で過剰なニューロン放電による徐波の存在だと考えられている。
――>どこが間違っていますか?
→「徐波」ではなく「棘波(きょくは)」です。

5-61-1)自閉症:そっと体のどこかに触れてやり、スキンシップによってコミュニケーションを図る。
――>なぜだめ?
→動作法は「スキンシップによるコミュニケーション」を目的としていません。

5-61-3)自閉症:同じ年齢の集団の中に入れて自由に遊ばせ、人との交流を図ったり、自然のうちに会話の練習をさせる。
――>なぜだめ?
→自閉症児は基本的に集団の中に入るだけでは「人との交流」や「自然のうちに会話の練習」はできません。

3-2E)受動攻撃性人格障害とは?
→どの問題でしょう。見つけられません。

6-10C)暗記学習の保持量を測定するには、再学習法、再認法、再生法などがあるが、どの方法でも結果には大きな差異はない。                                
――>再学習法、再認法、再生法は記憶の種類だと思いますが、では、保持量を測定する方法は?
→記憶の保持量を測定するのは再認法と再生法です。再学習は保持するためのリハーサルです。再認法と再生法では再認法の方がよい結果が出ます。

6-15B)異文化への移行体験の自己崩壊の位相では、文化的差異を認めなくなり、怒り、不安の表出、排他的、拒否的傾向が目立つようになる。
――>内容は正しいように思うのですが、、、。順序が違う?(Y,N)
→ようこさんからもご質問いただき、お答えしています。

7-85B)イメージ技法は、イメージを取り扱うことを主眼にした技法であり、一定の手続きが確立されている。
――>確立されていない?(Y、N)
→一定の手続きは確立されていると言えません。

8-18C)Bowlbyは、双生児研究を通じて、乳幼児はただ単に衣食住を与えられればよいのではなく、継続的に同一人物にやさしく扱われることが大切であることを見出した。
――>この実験は、サルに毛布と針金か何かを与えた実験だったかと記憶していますが、、、、「同一人物に…」が間違い?(Y,N)
→8-19ですね。すみません、番号が違っていたので、勉強会で確認ができませんでした。「乳幼児は・・・」からがBowlbyではないんじゃないかとも思いますが、また確認しておきます。

8-49)心因の内容検討が可能なテストはロールシャッハとTATの他にありますか?
→ごめんなさい、よくわかりません。

8-79E)ゲシュタルト療法の技法は、ホットシート、ファンタジー・トリップ、夢のワーク、フィンガー・ペインティング、箱庭、ボディワークなど多彩である。
――>箱庭が間違い?(Y,N)
→フィンガー・ペインティングと箱庭が間違いです。

9-3D)盲人の障害物知覚は、聴覚の反響知覚よりも、額に存在する光覚受容器による顔面視覚による。
――>どこが間違いですか?
→「額に存在する光覚受容器」というのは真っ赤なうそのようです。

9-74C)箱庭作品は、言語化が困難な内的世界からのメッセージを表現するものであり、適用範囲は神経症圏内はもとより分裂病の治療にも適している。
――>分裂病が間違い?(Y,N)
→分裂病の場合、悪化することが多いのでめったに使われないそうです。

9-95C)SST訓練者は、被訓練者が練習を行っている際に、励ましは行わない。望ましい行動に近づいた時、初めて是認と賞賛を与える。
――>望ましい行動が出現したときにでは?(Y,N) 「SSTでは負の強化も使う。罰の強化はないが、それ以外の負の強化はある。逃避訓練、回避訓練はある」と聞きましたが、本当ですか?
→記述については「励ましは行わない」が間違いです。励まします。必要に応じて負の強化もあるのではないでしょうか。

11-8D)強いストレッサーが加えられると、それと闘おうとする防衛反応が現れ、これ以外の反応は姿を消してしまう。
――>「強いストレッサーが加えられる」とは、ストレスが加えられた直後の意味で、今文章の内容はショック相のこと?だから×?(Y,N)
→防衛反応の他に回避反応も見られる。

11-43A)連続加算作業による結果の曲線型を通して、クレペリンの精神病理学を検証することができる。
  ――>精神病理学を検証ではなく、人格診断ができる?(Y,N)
→「精神病理学」が誤りです。病理ではなく「精神作業曲線」です。ほとんど重箱の隅!!

11-93B)資質の改善よりも、家庭の問題を調整することが最優先されるので、家庭裁判所に通告し、試験観察を受けさせる。
――>試験観察とは保護観察とは別のもの?(Y,N)
→重大事件の場合は児童相談所から家裁に送られることはあります。ただ試験観察というのは鑑別所で資質を鑑別するために行われるものなので、文章はつじつまがあいません。

12-18D)言葉が現れる12カ月以降に、愛着のタイプは確定したものになる。
――>12ヶ月以前?(Y,N)
愛着のタイプが確定するのは24ヶ月までです。

10-67D)PTSDの3大症状は侵入、回避、過覚醒とのことですが、この問題でいうと、Aが侵入、Bが回避、CとDが過覚醒ということでしょうか?(Y,N)
→Aは侵入、Bは回避です。Cは眠りに逃避というのが間違いです。過覚醒状態では眠れません。Dはパニックが間違い。興奮しているときはパニックは起きません。

頼りない回答でした。どなたか補足をお願いします。m(__)m

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コメント

Sandyさん、ようこさん、コメントありがとうございます。
私の頼りないところを補っていただいて、ほんとに感謝感謝です。こうやって助け合って勉強会もやっています。ネットでも同じようにできてうれしいです。これからもよろしくお願いします。

私の方はかまけていましたお仕事(謎)にめどがつきました。来週からばんばん勉強部屋を更新していきます。あと1ヶ月、最後まで一緒にがんばりましょう!

9日、10日は心理臨床学会の会場にいます。よかったらお声おかけください。m(__)m

投稿: ひろみ | 2004.09.06 16:22

先ほどのコメントの投稿者が「葉子」になっていましたが、正体は「ようこ」です。
いきなり漢字になってしまってごめんなさい。

投稿: ようこ | 2004.09.05 12:23

「⇒」以下に私の調べた内容を書いてみました。

参考文献は、『心理学辞典 2003 有斐閣』『心理臨床大事典 2004 培風館』などです。
少年法については、以下が参考になりました。
『臨床心理学 Vol.2 No.2 2002 金剛出版』の中の、「少年法の意義と問題 廣瀬健二」「少年非行:最近の動向 村松励」 
『新版 心理臨床家の手引き 2001 誠信書房』(鑪幹八郎・名島潤慈)

4-12E)Luriaは、言語発達は言語活動の学習であり、他の行動と同じように狭い意味での学習理論で説明可能と考えた代表的な心理学者である。
⇒これは、もしかしたらSkinnerのことを言っているのかもしれません。
Skinnerは、言語学習を、乳児がさまざまな音声反応をするなかでその一部に報酬が与えられて強化されるオペラント条件付け過程と考えたそうです。
これに対して、生得的なものを重視したaのChomskyは批判的だったようです。

6-10C)暗記学習の保持量を測定するには、再学習法、再認法、再生法などがあるが、どの方法でも結果には大きな差異はない。                            
――>再学習法、再認法、再生法は記憶の種類だと思いますが、では、保持量を測定する方法は?
→記憶の保持量を測定するのは再認法と再生法です。再学習は保持するためのリハーサルです。再認法と再生法では再認法の方がよい結果が出ます。
⇒再学習法も記憶の保持量を測定する方法の一つだったと思います。
これは、学習リストを一定時間後に改めて学習し、それに要する時間、試行数、誤反応数を測るものだそうです。
「再学習法→再認法→再生法」の順に良い結果がでるそうです。

11-43A)連続加算作業による結果の曲線型を通して、クレペリンの精神病理学を検証することができる。
  ――>精神病理学を検証ではなく、人格診断ができる?(Y,N)
→「精神病理学」が誤りです。病理ではなく「精神作業曲線」です。ほとんど重箱の隅!!
⇒「精神作業曲線をもとに精神病理学を検証する」のではなく、「精神作業曲線をもとに人格診断をする」ということではないでしょうか?

11-93B)資質の改善よりも、家庭の問題を調整することが最優先されるので、家庭裁判所に通告し、試験観察を受けさせる。
――>試験観察とは保護観察とは別のもの?(Y,N)
→重大事件の場合は児童相談所から家裁に送られることはあります。ただ試験観察というのは鑑別所で資質を鑑別するために行われるものなので、文章はつじつまがあいません。
⇒試験観察と保護観察は別だそうです。
試験観察:
私は、これは鑑別所ではなく、家庭裁判所の機能と捉えていました。
家庭裁判所で審判を実施したものの、少年の処分を最終的に決めるには資料が足りない場合に実施。
家裁調査官がある程度の期間少年と面接をするなどして、少年の様子を見極めます。
それ以上非行を繰り返すことなく適応していけるかどうかを見たうえで最終的な処遇を決定するといった、調査・診断の一種だそうです。
しかし、試験観察期間に指示・助言が与えられることもあるため、少年にとっては処遇としての機能にもなるそうです。

保護観察:
これは、審判の結果決定された処遇のうちの1つです。詳しく書くと、以下の「1、保護処分」のうちの1つです。
少年が社会生活を続けながら、改善・更生を図るもので、保護観察所の保護監督官(実質的には保護監察官の指導を受けた民間の保護司)が担当するそうです。
家裁の処遇は以下に分けられます。
1、保護処分(A.保護観察、B.児童自立支援施設または児童養護施設、C.少年院)
2、知事または児童相談所送致(児童相談所で措置)
3、不処分
4、検察官送致(刑事処分)…14歳以上
また、調査官の調査により、審判をするまでの必要性がない場合は、「審判不開始」となるそうです。

12-18D)言葉が現れる12カ月以降に、愛着のタイプは確定したものになる。
――>12ヶ月以前?(Y,N)
愛着のタイプが確定するのは24ヶ月までです。
⇒エインズワースによると、母が子に対して敏感で、応答的、協力的、受容的であり、なおかつ干渉的でなければ、12ヶ月の時点では安定的な愛着を示すそうです。
この問題では、言葉が現れる以前でも愛着のタイプが確定されるということが言いたいのかなと思いました。


投稿: 葉子 | 2004.09.05 12:18

5-13わかりました。速攻型が間違いです。
ケイガンによる認知方の研究のタイプです。ケイガンらは子供を被験者にしてマッチング・テストを用いて実験を行いました。子供に12枚の絵を呈示され、それらの絵から刺激をなった絵と正確に一致するものを選ぶように求めました。反応が速く誤りが多いものは衝動型、反応が遅く正確にやるものは熟慮型と分類されました。

投稿: Sandy | 2004.09.04 13:01

*懇切丁寧な解説を有難うございました。受動攻撃性人格障害、失礼しました。正しくは6-2Eです。もし、おわかりでしたら、教えてください。


投稿: Sandy | 2004.09.04 12:49

あおやまさん、どうもです。

コメントありがとうございます。これからも気付かれたことがありましたら、よろしくお願いします。

よろしかったら、「交流の場」にもコメント、自己紹介をお願いします。

ひろみ@大学の相談室でした。これからケースです。

投稿: ひろみ | 2004.08.30 14:47

4-68-D
プレイセラピーでは、子どもが言語化できず、行動で表現している物を、セラピストが言語化します。
5-61-1
“そっと”が、“ソフトに”という意味ではなく、“こっそり”という意味で書かれているので×かな、と思いました。自閉症の子どもに、いきなりスキンシップをすると驚かせる事になります。必ず“こどもに解る方法で予告して”触れなくてはいけないのではないでしょうか。
8-19-c
Bowlbyの“双生児研究”ではなく“施設児研究”です。マターナルデプリベーション(母性剥奪)が施設病の原因とされ、乳幼児にとって、入れ代わり立ち代り不特定多数の人から身の回りの世話を受けるのではなく、特定の人から世話を受ける事により、その人との間に愛着を形成する事が重要だという事が明らかになりました。

投稿: あおやま | 2004.08.30 12:16

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