H15年度問題-心理学の基礎
問題3
A.Vygotsky(ヴィゴツキー)は社会が個人に影響を与えるという発達理論であるが、「一元論」の部分が誤り。→×
B.Piagetは子どもが環境に働きかけシェマを獲得してくという発達理論。「生得的に持っている思考する力」が誤り→×
C.Eriksonについての記述はその通り。→○
D.Bronfenbrenner(ブロンフィンブレンナー)その通り。→○
問題7
リーダーシップについての過去ログを参照してください。
条件即応モデルでリーダーシップの有効性を規定する3要因は
①リーダーシップのスタイル ②課題の構造化の程度 ③リーダーと成員との関係
問題8
A→無作為的
B→操作・介入
はわかりましたが、
C→準実験法と完全無作為比較統制法との違いは???でした。すみません。m(__)m
問題10
A→○
B→???
C.成熟期(老年期)の課題は総合性(統合)、親密さは成人期初期の課題→×
D.→???
知恵を出し合ってもよくわかりませんでした。
参考:エリクソンの発達課題
1.乳幼児前期(0歳~1歳): 信頼対不信
2 乳幼児後期(1歳~3歳) :自立性対恥・疑惑
3 幼児期(3歳~6歳) :積極性対罪悪感
4 児童期(6歳~12歳): 勤勉性対劣等感
5 青年期: 同一性対同一性拡散
6 成人期初期: 親密性対孤立
7 壮年期 :生殖性対沈滞
8 老年期 :総合性対絶望
問題15
脳波についての過去ログを参照してください。
A.閉眼安静時はα波、8~13Hz→○
B.睡眠が深くなると周波数は下がる=振幅は大きくなる→×
C.?
D.手掌の発汗・・・精神性発汗、手背の発汗・・・温熱性発汗→×
答えはb
問題16
脳についての過去ログを参照してください。
A.?
B.→○
C.新しいことが覚えられなくなるのは側頭野内側部海馬の損傷→×
D.行動の自発性や計画性に関わるのは前頭連合野→×
答えはa
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ご参照ください。
15-10B ○(心理学辞典 有斐閣より)
社会的カテゴリー化…同じカテゴリーとして1つに作られた事物どうしの類似性を強調すること。
単なるカテゴリーに属する事物間の差異を過大視。
ステレオタイプ化…ジャーナリストのリップマン(Lippmann,W.)が使用・流布。集団の成員全般に対して十把一絡げ的な認知(信念や期待)を割り当てること。
(個人が対象となることもある。)
15-10D ○
社会的妥当化…自己開示の6つの機能のうちの1つ。
自分の能力や意見が妥当かどうか分からない心理的に不安定な状態を解消するために、他者の能力や意見と比較することによって、自分の能力や意見の妥当性を評価する。
15-15C ○
事象関連電位(ERP=brain event-related potential)
脳波の一種で、一過性の電位変動。
ある刺激に対して、被験者に課せられた種々の心理的作業の負荷によって惹起される。各成分は、予期、注意、知覚、検索、意思、決定、記憶といった認知的過程に対応する大脳活動を反映。
15-16A ○
側頭葉は聴覚に関係する。側頭葉の海馬に接する部位は記憶に関連。
投稿: ようこ | 2004.08.29 11:14