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2004.08.27

H15年度問題-統計

問題18・・・信頼性と妥当性
A.ある不安尺度を入学試験前と試験後に実施したところ、試験後には得点が有意に低下した。この結果は不安尺度の構成概念妥当性を支持する証拠の一つである。→○・・・不安尺度は構成概念妥当性の例として頻出
B.内容的妥当性とは、テスト項目の内容を専門家が判断することによって評価される妥当性のことである。→○・・・信頼性と妥当性の過去ログ参照
C.基準関連妥当性とは、同一の個人に対して、一定期間をおいて同じテストを実施した場合に、一貫した結果が得られることで評価される。→×・・・記述は信頼性のうちの安定性
D.入学時の筆記試験の併存的妥当性は、入学後の成績を外的基準として評価される。→×・・・記述は基準関連妥当性のうちの予測的妥当性

問題23・・・過去ログ参照してください
A.正規分布においては、2分の1の標本は平均から±1標準偏差の範囲にある。→×???・・・±1標準偏差の範囲は68%(3分の2)
B.2つの変数間の相関係数が有意であっても、これは、両変数間に因果関係があることを意味するものではない。→○
C.2つの変数の平均値の差が有意であるということは、帰無仮説が採択されることを意味している。→×・・・帰無仮説は棄却される
D.t検定を使用する場合、標本の母集団が正規分布をなしているという仮定が必要である。→○

問題32
A.因子的妥当性は、投影法検査でも測定できる→×・・・因子的妥当性なんてあるのでしょうか?
B.信頼性が高ければ、妥当性も高い→×
C.信頼性係数とは、測定値の分散に対する真値の分散の割合である→○
D.質問項目が多いほど、一般に信頼性は高くなる→○
・・・A,Cは少し自信なかったですが、Dの○とBの×から答えはe

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コメント

H15年問題23のAはH17年の青本で正答が○に変っています。選択肢のミスプリントだったのでしょうか?
「2分の1の標本は、±1標準偏差の範囲にある。」は68.2%の範囲内に50%が含まれているので○でいいと思いますが、どうなんでしょうか?

投稿: 田所兵衛 | 2005.07.23 18:26

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