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2004.09.26

心理査定-内田クレペリン精神作業検査

問題番号(年度-番号): 3-17c,4-29,5-34B,7-45C,7-55,11-43,14-28e

●内田クレペリン精神作業検査
エミール・クレペリンの連続加算による作業研究(精神作業曲線)からヒントを得て、内田勇三朗が独自に作成

○検査方法
1分ごとに1行、15分間加算作業
5分休憩
さらに15分間、加算作業

○作業機能の因子
①意志努力
②疲労
③気乗り(興奮)
④慣れ
⑤練習

○定型曲線型の特徴
①全体的骨組みにおいてU字型
②前期:2分目から急速に低下→5分目まで、6~10行目ごろから再び増加、15分目は1分目に次ぐ作業量(終末努力)
③後期:全体的骨組みにおいて右下がり、終末努力は認められない
④後期は2分目以後下降、4,5分で一時上昇、あと最後まで下降
⑤前・後期とも最初の1分目の作業量が最も多い(初頭努力)。後期の1行目は前期の作業量を上回って最高位
⑥前期作業量に比べて、後期作業量が全体的に増加、後期の上回り(休息効果)
⑦曲線に適度な動揺が見られる
⑧誤答はほとんどない。全作業量の1%以下


3-17c→○

4-29
A・・・内田勇三郎が独自に開発→×
B→○
C→○
D・・・疾病診断はできない→×

5-34B
・・・作業検査であって、投影法ではない→×

7-45C
・・・誤答の割合→誤謬率

7-55
A・・・知能や精神構造ではなく、心理・行動面の特徴を見る→×
B→○
C・・・5分休憩後、15分作業→×
D→○
E・・・興奮による上昇が×か?

11-43
A・・・精神病理学の検証ではない→×
B→○
C・・・休憩は5分→×
D→○

14-28e→○

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