心理査定-TAT
問題番号(年度-番号): 3-16de,4-34c,6-47エ,7-39e,7-51,8-31E,11-45A,14-28bd
●TAT(主題統覚テスト)
パーソナリティ検査、投影法
Murray, H. A. とMorgan, C. D. 「空想研究の一方法」(1935)
欲求・圧力理論
内容分析
形式分析・・・物語の内容面の分析ではなく、被験者の態度、物語の形式・構造的特徴、言語特徴などをとらえる分析方法
30枚の図版から、年齢・性別によって白紙1枚を含む20枚を選び、被験者に1枚ずつ提示し、それぞれにちて物語を作ってもらう。
第1系列(10枚)
第2系列(10枚)・・・第1系列から少なくとも1日おいて実施、教示が変わる
子ども用・・・CAT
高齢者版・・・SAT
3-16
d・・・CATはTATの子ども版で投影法、ロールシャッハ・テスト、SCTも投影法
e・・・TATは投影法だが、CPI、UPIは投影法ではない
4-34c・・・TATは構成法
6-47エ・・・TATは構成法
7-39e・・・TATでは知的能力や機能は推定できない
7-51
A→○
B→○
C・・・少年用、少女用には分かれていない→×
D・・・数量的分析も行われるが、「なされなければならない」ということはない→×
E→○
8-31E・・・精神障害の客観的診断とは無関係→×
11-45A・・・欲求・圧力理論→×
14-28
b→○
d→○
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コメント
>7-51
>C・・・少年用、少女用には分かれていない→×
メロンさんの指摘のとおり、少年用(B)と少女用(G)があります。
間違っているのは「20枚選択し、順番に施行しなければならない」の部分です。
現在のTAT施行法は、必ずしも20枚である必要がありません。
また、順番(特に白紙の位置)などもテストをする目的などから
変わってきます。
投稿: みどり | 2004.10.05 23:59
ひろみさん、凄いですね。本当に頑張りやさん!
私もかつては体力だけは自信があったのですが、更年期やら椎間板ヘルニアやらで、めっきり体力に自信がなくなりました。昔の私を知っている人は「あの元気印がどうしちゃったの?」と、信じられないようです。椅子に長時間座って勉強するのが辛いです。で、時々、床に寝転がってノートや本を読んでいます(子供がベッドで本を読んでいると、目が悪くなるからやめなさいと言うのですが)。
朝はひろみさんと同様、中2の息子にお弁当を作っています。でも、時々、「ごめーーん、今日はパンにして」とずる休みをします。で、息子が喜ぶのは何故???そして仕事は1時間45分かけて東京まで通勤です。なんたってあのラッシュがいや。オフィスについてゆっくりコーヒーを飲んで30分は休憩しないと仕事になりません。(ちょっとわがまま?)
と、大変さを言い出すときりがないのですが、このHPにくると、頑張っている皆さんの元気を頂けるようで、やる気が出てきます。仲間がいるって本当にいいですね。こんなHPを運営してくださっているひろみさんに感謝!です。
どうぞ、どうぞお体大切ね。
P.S.私につぶやきですから、お返事は結構です。
投稿: Sandy | 2004.09.28 23:56
Sandyさん、コメントありがとうございます。
ソンディとバウムも一応書き換えました。バウムは描画に入れています。
見ていただいて、補足があればコメントをぶらさげていただけたらうれしいです。メールをいただいても、アップし直す手間があります。すみません。
体調を心配していただいてありがとうございます。私は体力だけは自信あります。今は仕事を休んでいるので、夜間大学院に通っていたころに比べたら楽なもんです。家庭があり、中学生の娘のために毎日弁当を作り、仕事ではある部署の代表で人の2倍仕事して、夜は大学院に通い(家族の夕食も準備して)、修論も書きました。
でも、2年やったらもうやってられないと思いましたよ~。実習と受験勉強をしっかりしたいから、仕事を休みました。でも、大学院の仲間はほとんどみんな仕事をしながらの受験です。だから時間のある私ががんばろうと思って、このサイトもやっているわけです。
投稿: ひろみ | 2004.09.28 12:54
解説有難うございます。過去問解説が日々リニューアルされていますが、ひろみさんご自身のための時間は確保できていますか?それに体調は?ちょっと心配になっています。どうぞお体気をつけて。
それから、ここのところ心理査定を書き換えていらっしゃるようですが、まだ書き換えられていないもので、私の手元にCMIとバウムテストがあります(以前にお送りした『ソンディのまとめ』と同じような形式で、ひろみさんのもののように”すっきり凝縮タイプ”ではないのですが・・・)。もし、ひろみさんのタイプ時間の節約になるようでしたらお送りします。必要でしたらお知らせ下さい。
投稿: Sandy | 2004.09.28 11:49
勉強会で担当した仲間が調べてくれたレジメからです。
参考資料は「心理アセスメントハンドブック」および「心理臨床大辞典」
TATハーバード図版は31枚(1枚が白紙でしょう)
男女共通用、男性用、女性用、児童専用図版とあります
第1系列での教示:
これは知能検査の一種で、想像力の検査です。あなたに何枚かの絵を一度に1枚ずつお見せします。それぞれについて劇的な物語を1つずつ作っていただきたいのです」
第2系列での教示:
今日のやり方、前にやったのと同じですが、今度はできるだけ想像力を自由に働かせてください。神話や幻想的なお話やたとえ話のようなおおができるかどうか試してみましょう
これはバーバード図版ということなので、いろんな種類の図版、やり方があるのかもしれませんね・・・
最大公約数的な内容を頭に入れておきましょう
投稿: ひろみ | 2004.09.26 22:13
*30枚の図版から、年齢・性別によって白紙1枚を含む20枚を選び、被験者に1枚ずつ提示し、それぞれにちて物語を作ってもらう。
ーー>私の手元にある本(平成9年2刷)では、児童生徒用は16枚、(内白紙1枚)、成人用は17枚(内白紙1枚)あり、使用する図版は性別によって指定されているので、、1人の被験者に対しては12枚使用する・・・とありますが、、、。
*第1系列(10枚)
第2系列(10枚)・・・第1系列から少なくとも1日おいて実施、教示が変わる
ーー>同じく、第1系列6枚、第2系列6枚で行う。第2系列には白紙が含まれる・・・とあります。(第2系列には白紙が含まれるので、おのずと教示が違ってくるのではないでしょうか?)また、二つの系列は、休憩を挟んで行うか、第2系列を別の日に行う・・とあります。
もし、ひろみさんの資料が新しければ、そちらを覚えようと思います。教えてください。
投稿: Sandy | 2004.09.26 21:34
7-51
C・・・少年用、少女用には分かれていない→×
これは間違っているのではないかしら。
TATは、成人女、成人男、少年、少女の4種のテストに分かれているはずです。
答えは合っているので問題ないですが。
投稿: メロン | 2004.09.26 20:52