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モーニングワーク

にゃんちちさんから、モーニングワーク全般についてご質問をいただいていました。
「心的トラウマの理解とケア」からまとめておきます。

悲哀反応の経過と症状
(1)死別直後(急性期): 数週間~数ヶ月
①ショックと否認・・・心的麻痺、無感覚、周囲からは「気丈にしている」と評価
②悲嘆の苦悩・・・ショックと否認の段階を過ぎ、死別を現実として受け入れたときに生じる激しい感情の波
(2)慢性期: 死別後数ヶ月~
悲しみから立ち直り通常の生活に戻れる時期なのに、回復途上にあると感じられない
心的症状・・・①憂うつ、悲哀、②罪悪感(サバイバーズ・ギルト)、③怒り、④死者へのとらわれ(いまだに生きているように感じられるなど)
身体症状・・・①睡眠障害、夢、②その他(呼吸器症状、循環器症状、消化器症状、頭痛、脱力感など)
社会的な症状・・・社会からの引きこもり
(3)再適応・再構築期
・・・死者が重要な役割を果たしていた死別前の世界観が過去のものとなり、死者のいない世界に適応して生活できる

ケア
(1)一般的なポイント
①遺族の話をさえぎらない、話をそらさない
②自分が正しいと思う解決法を強制しない、自分の経験を率先して語らない
③遺族の感情を否定しない
④安易に同調しない・・・すべてに同意することと、受けとめることは全く別
(2)各時期における遺族支援のポイント
①急性期・・・現実的な手助け、話すことを強要しない、寄り添う
②慢性期・・・悲嘆が重いことを批判しない、話したくなったらいつでも話せる環境をつくる、専門家の介入が必要かどうかの見極め
③再適応・再構築期・・・努力を評価、再適応が死者を忘れてしまったり、悲しみが消えてなくなったりすることにつながるわけではないことを理解する

う~ん、「せかちゅう」の彼はずーーーと慢性期にいたわけですね。納得しました。
一般的なポイントの④から、15-83aはまちがいであるとわかります。
4ヶ月という時期は微妙ですが、慢性期であると判断されます。話せるようになることがポイントなのでしょう。

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