H16問題-こんな問題が出た!
終了直後のメモから、覚えている限り書き出します。順不同、番号は問題番号とは関係ありません。
受験された方、補足、訂正をお願いします。
心理学の基礎
1.認知的不協和理論
2.脳波
3.脳
4.乳児の反射
5.洞察
6.ライフサイクル理論
統計
7.尺度、正規分布
8.信頼性、妥当性・・・折半法、再検査法
心理査定
9.MMPI
10.YG
11.ウェクスラー
12.知能検査・・・田中(鈴木?)ビネー他
13.投影法の分類
14.クレペリン
15.描画・・・枠の意味
16.バウム・・・単独での出題は初めて?
17.ソンディ・・・理論関係
18.P-Fスタディ
19.テストバッテリー
精神状態
20.うつ
21.広汎性発達障害(ADHD、LD、自閉)
22.急性ストレス障害
23.境界性人格障害
24.心理的退行
心理療法
25.箱庭・・・箱について
26.短期療法
27.動作法
28.ロジャーズ
29.催眠
ロールシャッハ
30.スコアを読む問題・・・4問
31.ロールシャッハ自身の論文などについて・・・1問
32.全然知らないロールシャッハテストにつて・・・家族について査定するもののようでした、1問
32.最後の事例問題の中にもスコアが・・・2問?
法律
33.少年法
34.DV防止法
35.子どもの権利条約
36.児童虐待防止法・・・事例の中にちょろっと
事例問題
37.アスペが疑われる女性の事例
38.母から子どもへの虐待の事例
39.精神障害者を集めたグループワークの事例・・・これが最終問題で4問くらい。文章の量が多く、集中を欠きやすかったです
40.非行少年グループへのサイコドラマの実施
41.いじめ
42.プレイセラピー
下の2つの事例は比較的やさしかったような(そこでしか点がとれない!) 他にもあったと思いますが(SC関係も)例年通りという感じです。
論述試験
臨床場面での2大研究方である、「事例研究」と「数量的研究」の異同について述べなさい
とりあえず以上です。詳細は別記事で・・・
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コメント
参樽さん、コメントありがとうございます。
サンタさんとお読みするのでしょうか。クリスマスにも来てください!
ADHDについて、細かい補足をありがとうございます。
事例問題についてはこれからアップするので、参考にさせていただきます。
投稿: ひろみ | 2004.10.24 21:59
初めまして。試験1ヶ月程前から、こっそり拝見しておりました。ほんの少しですが、お力になれたらと思い、書き込みをさせていただきます。
●選択性緘黙
どういうアプローチをすれば良いか、という設問でした。「遊戯療法は有効か?」「発話をうながすように対応するのが良いか?」といったことが聞かれていたと思います。
●ADHD
「DSM-Ⅳ(だったと思います)では、“不注意優勢型“と“多動性優性型“の2つのタイプに分類される。○か×か」という設問がありました。(本当は3タイプなので正解は×)
以上、大変少ないですがお役に立てたらと思います。
投稿: 参樽 | 2004.10.24 03:19
みなさん、本当にお疲れ様でした。
ひろみさん初めお茶会に参加した皆さん、「私も後で合流します」なんて言っていたのに、参加できなくてごめんなさい。
ひろみさん達と出た出口が違ったのか、ファミリーマートがどうしても見つからなかったのです。
しばらくウロウロしてみましたが、段々試験疲れも出てきて、ちょうど駅が見えたので、
「もういいや、今日は大人しく帰ろう・・・」と、思ってしまいました。ごめんなさい。
今回の試験は私にとってもショックが大きいです。しかも帰ってから参考書を見て、
自分としては合ってる!と思ってたところが、間違ってたことにいくつか気づき、
ガビ~ン!(古い!)と、落ちこんでしまいました。
でもまぁ、過ぎたことをクヨクヨしてても仕方ないし、精一杯自分の力を出したのだから・・・と、
落ちこむのはやめにして、素直に結果を待つことにしました。
(ちなみに私が間違ってショックを受けたのは、うつ病の診断に関することと、
急性ストレス障害の診断規準に関することでした。心療内科に勤務しているくせに、
この二つを間違えるなんて・・・恥ずかしい)
ところでところで、そんな勉強不足ミスの他に、私が悩んで悩んで、結局どうなんだろう・・・と
今でもすっきりしないことを書きます。みなさんはどう回答しましたか?
*バウムテストについて
「基本的な教示は『木を一本書いてください』である」
コッホの教示は「実のなる木を一本書いてください」だと思いますが、
日本でよくバウムテストのマニュアルとして使われている高橋雅春さんの本では
「木を一本書いてください」です。あえて実については言及しないこととなっています。
う~ん・・・設問者の意図はどっち・・・?とりあえず私は×にしました。
*YG検査について
「YG検査のD尺度と、MMPIのD尺度は問われている内容が違う」
これも悩みました。MMPIの尺度は性格特性ではなくて、状態像だと過去問であったのを思い出して、
×にしました。でもそこまで細かい意図があったのかな・・・。単に同じ抑うつ尺度ということで○だったりして・・・。
*学校臨床心理士の対応についての設問で、
「初回の面接で箱庭を実施した子の親から電話があり、『箱庭は嫌だ』と言っていると言われたが、
二度目の面接で、再度箱庭の効用の説明をし、勧めた」みたいな問題がありましたよね。
この問題、すごく悩みました。「親から連絡があり」という箇所がミソなのか、それとも単純に、
「嫌がっているのに無理に勧めた」という点で×なのか・・・。
結局私は○にしてしまいました。「親から」ではなくて、子ども本人に「嫌だ」と言わせて、
そこから展開するのが手なのかと思って・・・。深読みしすぎかな。
*DVの連絡先について
他の選択肢との兼ね合いも考えて、DV防止センター、警察・・・にしました。
でも・・・仕事がらDV事例も時折出会いますが、DV防止センターって民間のもあるんですよね・・・。
で、そうした民間のセンターの場合、対応法が一貫されていないこともあるので、まずは公的機関じゃないかと
私は思っているのですが。
・・・深く考えるとますますわからなくなる、設問者の意図はどの程度にあるのか・・・で悩んだ問題が多かったです。
私が考えすぎてしまうのもあるんでしょうね。理論と臨床は必ずしも一致するとは限らないし、
ケースバイケースもあり得る。こういう試験の場合は、基礎理論を答えた方がよいのでしょうが・・・。
あと、やっかみかもしれませんが、今回の試験は「精神分析」派の人たちの方がなじみがある問題が多かったように思います。転移の取りあつかいの最近の動向とか・・・。
試験が終わって帰り道から、少し体調を崩してしまいました。緊張の糸が解けたのでしょう。
少し熱を出して、昨日は家で大人しくしてました。でも終わって本当にホッとしました。
結果がどう出るかわからないけど、とりあえず今年の一大イベントは終わりです。
でも・・・本音を言うなら・・・来年もこんな思いをしたくない・・・。
投稿: moomin | 2004.10.12 20:12
みなさん、
難しい問題相手に奮闘されてる様子がよく伝わってきます。
手に汗握る感じです、おつかれさまでした。
奮闘した分、実りある将来が約束されていると思います。
あとは寝て待て、ですね。
きっといいことありますよ!
さて、
相関係数の問題で
「相関がある2数は因果関係があるかもしれない」という文が
ありました。相関-因果関係とくれば×が定番でしたが、「かも」?!いやーなひっかけだと思いました。
ですが、みどりさん、
これは、○、ってことですよね?
相関があっても因果関係がないとは言い切れないと思いますので。
投稿: しーちゃん | 2004.10.11 22:25
お疲れ様でした。とっても、とっても疲れて、動揺して、(お茶会にも出れなかったし)立ち上がれない感じでしたが、ひろみさんのレスや、他の方のレスを読んでいるうちに、ちょっと、つま先が前を向くようになりました。(*^^)v
((ひろみさんの編み物素敵!!和みます。私も何点か作りましたが、ざっくりとしたものばかりで、今は、スキー場に行くときにしか利用されていません。 ))
ひろみさんは、本当にすごい!!
完全脱帽して(笑)、私もレスします。
早く書かないと、勉強したことと、試験に出たことがごちゃごちゃになりそうな気にもなってきました。
記憶もどんどん遠のく気がしています。
記事の羅列で許してください。ひろみさんや他の方と重なる部分も多いかと思いますが、思いつくままに書きました。
●脳の問題は、視覚の空間認知が、出題されたと思います。これは、頭頂葉です。記述は○だと思いました。
●心理査定では、グットイナフと長谷川式簡易知能スケールも出ていたような気がしています。
●マズローの5段階
●侵襲性の低い順に、テストを並べる問題もあったかと思います
●エリクソンの老年期を如何に「生き生きとして」過ごすかもあったかと思います。
●フロイトの問題は、青年期の自我についてでしたよね
●スターンの名前をみたような。
●コールバーグの道徳性をヒントに何とか問題を絞った気もします。
●シュルツの自立訓練法も出てましたよね。
●ゲゼルの一卵性研究ってのもあったかと。
●アカゲザルは、ハーローと書いてあったでしょうか?ハーローのアカゲザルは、代理母親実験だと思うし、洞察の方でしたか?もうごちゃごちゃ。洞察の実験は、チンパンジーが道具を使ってとるものだったような・・・・あーーあやふや。
●否定的自動思考と、スキーマがでてきて、オッケーと思ったんですが、内容が?で、迷ってしまったし、
●子どもがお人形を投げつけて、それが「どうだ!」という虐待の問題でしたね。母親へのアプローチの仕方。
●DVは告知をどこにするかとか
●急性ストレスの時に現れる症状
●MMPIの内的整合性とYGのそれとの比較とか
●ソンディの因子がいくつあるかとか
●キャッテルとゴールトンとメンタルテスト
●家族療法の記載もなんか右目をかすめた気がします。
●「事例問題」では、男の人が、他の女の人から見られていて、気になってしょうがない。というのがありましたよね。それに対して声をかけるとしたらということで、4パターンがありましたね
●単一のうつ病とか
覚えている問題っていうのは、私の場合は、問題で・・・すm(__)m
結構ぐさぐさ、きています。
論文の方は、私もひろみさんと同じような感じで書きました。
ただ、私は、青い紙に、800字くらい書いてから、清書したので、後半は、焦りに焦りました。
お役に立てればと思います。
投稿: サリー | 2004.10.11 14:17
ウクレさん、コメントありがとうございます。
表面的妥当性は、そういうものがあるとなにかで読んだことがありました。私も○にしました。
投稿: ひろみ | 2004.10.11 12:09
○統計
「表面的妥当性は、真の妥当性ではないが、(被検者の検査に対する動機づけに影響する)・・・」
という問題がありましたよね?
後半は(上記のように問題の正確な内容は曖昧ですが)正しいと思ったんですが、前半の「真の妥当性」?(笑)で悩みました。
『内容妥当性』は他の2つの妥当性と異なり、統計的手法を用いずに、主観的に決められるものです。だから、「真の妥当性ではない」?なのでしょうか。それともそんな言い方自体が誤りでしょうか(笑)。
・・・悩みましたが、私は一応この問題を「○」と考えました。皆さんはいかがでしたでしょうか?
投稿: ウクレ | 2004.10.11 12:04
みどりさん、コメントありがとうございます。
スリーパー効果ありました。今おそるおそる「しけしん」の社会心理学編で確認したら、答えあっていたみたいです。よかった。
確かに睡眠学習みたいな記述ありました。
社会心理学は過去問にもあまりなくて、「しけしん」の社会心理学編もあまりきちんと読んでいなかったです。はあ、どこまでやればいいのという感じです。
自己評価維持モデルは難しかったですね。何回も問題文を読みましたが、わかりませんでした。
投稿: ひろみ | 2004.10.11 10:01
おつかれさまでしたー。ひろみさん、見つけることができませんでした・・・。
問題で覚えているものを付け足します。
○社会心理
認知的不協和理論
SEMモデル(自己評価維持モデル)
スリーパー効果
出方は忘れましたが、帰属理論のベムやケリーも
権威への服従(ミルグラム)
→感想
1問目から社会心理の問題がこれでもかと連続でした。
今までの傾向から、リーダーシップや態度変化中心に勉強していましたが
社会心理はちゃんと全範囲やらなくちゃだめですね(^^;
院試のとき勉強したうっすら記憶をひっぱりだしてがんばりました。
でも、「スリーパー効果」の選択肢で睡眠うんぬんがありました。
「スリーピー」でしょ?それって!(笑)おちゃめです。
○発達障害
自閉のWAISとK-ABCなどの検査結果の特徴を答えるもの
WAISのスコア(下位検査の評価点とVIQ、PIQ、FIQ)から特徴を読み解く問題です。
アスペとADHDは同時に診断がつくか
DSMではアスペをとります。Wingは併記するけど・・・。
レット障害
ADHDの子を学級内でどう指導するか
→感想
本当に発達障害関連の問題があらゆる形式でちりばめられていましたねぇ・・・。
自閉のスコアなんかは、実際にとっていれば知っていますが
なかなか本で勉強するだけでは対応できないような気がします。
そのほか感想
相関係数の問題で
「相関がある2数は因果関係があるかもしれない」という文が
ありました。相関-因果関係とくれば×が定番でしたが、「かも」?!
いやーなひっかけだと思いました。
それから脳波は全部記号ででました。
α、β、δ、θと並んでいる選択肢をみて一瞬真っ白になりました。
最後の集団療法の事例といい…心理戦?
投稿: みどり | 2004.10.11 09:48