勉強方法-分野別問題集を作る
私の勉強法のコアになっているのが、分野別問題集です。
これがあれば、過去問征服できます。深められます。
ただし・・・時間がかかりますよ~。それでもなお!、今からじっくり取り組もうという人にはオススメします。
問題集の作り方:
①過去問を全ページコピーする。
②問題ごとに裁断する。
③勉強部屋の過去問分類にしたがって分ける。
④分類した過去問を項目別にルーズリーフなどに貼り付ける。
いわゆる切り張りというやつです。
問題を集めることのメリットを説明するのは難しいですが、類問が並んでいるだけで、比較がしやすく、理解が進みます。視覚情報のすごさだと思います。確認もしやすいし、書き込みも集中させることができます。
実は私の場合は、最初問題を手書きで写していました。勉強会のときはたとえば、「今日は心理査定」と決めていたら、「ではウェクスラーから○年○番を見てください、次は○年○番」という具合に、ひろみが自分のノートを見て、問題番号を指示しながらやってました。勉強会は昨年の春から始まりました。
そんなとき、一昨年から勉強をしていて、昨年受験という先輩とお話しする機会がありました。その先輩は勉強方法で行き詰まっていて、受験する自信さえなくしている状態でした。
そこで、ひろみはやっぱり厳しいです・・・まずは「一年間何をしたはったんですか!」と言いました。(._.)
でも、こうやってやるのがいいと思いますと、過去問を分類したノートを貸してさし上げました。そしたらその先輩(お二人)は、すごくがんばられました。問題を全部コピーして、分類して切り張りされたのです。大変な作業だったと思います。昨年の6月ごろのことでした。
それから、私たちの勉強会にも参加しながら、ほんとうに努力されて、お二人とも1次試験に合格されました。(お一人は残念なことに2次で不合格でした。全く理由はわかりません)
そして、臨床心理士になられた先輩が置きみやげとして、「過去問全問分類切り張り問題集」のファイルを後輩の私たちに残してくださったのです。ということで、私たちは今年の勉強会でその問題集を使用したし、大学院の後輩もたいていその問題集を使っているようです。
ただ、この問題集の分類はやや不完全です。そして、学外不出と言われていますので、解答用紙のようにみなさんに差し上げることはできません。(ちなみに、あの解答用紙を作ってくださったのも同じ先輩です。本物に近かったですね!)
時間はかかりますが、つくる値打ちはあると思います。一度作ればずっと使えます。一度にしなくても(コピーは一度にしないといけませんが)、項目ごとに勉強しながら、問題をピックアップして、貼っていくのもいいかもしれません。
私はノートはシートでということも申し上げています。この切り張りも綴じたノートではなく、ルーズリーフなどのシートをお使いください。順番の入れ替え&追加が自由です。もちろん1シート1テーマです。1枚のシートに異なるテーマの問題を貼られませんように。
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コメント
私も、ひろみさんとほとんど同じ方法で分類ノートを作成しました。
いろんな色のルーズリーフを用意して、問題集をコピーして切り貼りしました。例えば査定の分野でも、質問紙系と、ロールシャッハ、絵画テストなどで、ルーズリーフを色分けしました。寝る前に翌日しようと思う分野を切り貼りして、寝ました。貼付けながら問題文を読んでました。そして、翌日その分野について勉強するという方法を取りました。バインダー2冊がパンパンです。
ただ、時間がなかったので、過去問全部はやっていません。法律やトピックス的な分野などは近年のものだけをやりました。
投稿: ゆら。 | 2004.10.26 14:02