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2004.11.13

接種理論

McGuire, W. J. (1964) が提唱した、説得への抵抗力のつけ方についての理論。

この理論で扱われるのは「自明の理」、一般に広く受け入れられていて反論の余地のないものである。
しかし「自明の理」は反論に対して免疫がないため、反論や攻撃を受けると容易に説得され、態度変容が起こってしまう。しかし事前に軽い反論を受けておけば免疫ができ、本格的に反論を受けたときに説得されにくくなるという考え。

McGuire, W. J. と Papageorgis, D. (1961) の実験:
①自明の理を支持する意見をあらかじめ読む、書く
②自明の理に対する反論とその反論を論駁する意見を読む、書く
①または②のあとで、自明の理を攻撃する説得を行った場合、②の方が攻撃に対してよく抵抗できるという結果が得られた。

接種理論の例:
Aさんは、朝食をとる習慣がなく、テレビで「身体に良いので朝食をとろう」というシリアルの宣伝を目にしてもどうせ宣伝に過ぎないと思って朝食をとらずにいたので、ある日参加した健康セミナーで「健康のためには朝食を食べた方がいい」という医師の話を信用しなかった。

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コメント

RBさん、いらっしゃい。
心理をやろうという人には大なり小なり、自分のことを知りたい欲求はあるかもしれません。
ブログの運営は地味な作業ですね。お互い粘り強くこつこつ続けましょう。

投稿: ひろみ | 2004.11.13 18:31

こんにちは。
ブログランキングで2位にいるRBです。
はじめまして。

心理っておもしろそうですね。
接種理論も、体験したことあります。
なんか、自分のことを見つめなおすきっかけになりそうですね、
心理の勉強って。

投稿: RB | 2004.11.13 13:20

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