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2004.12.14

帰属理論

自己や他者の行動やできごとについて、その原因を推論し、そこから自己や他者、事物の特性に関する知識を得る。こうした帰属過程に関する理論を総称して帰属理論とよぶ。

帰属理論は Heider, F. に始まる。内的帰属(行為者の能力、性格に帰属させる)と外的帰属(環境、状況などに帰属させる)という概念を初めて提出した。 その後、Kelly, H. H. の分散分析モデル、Jones, E. E. & Davis, K. E. の対応推論理論、Bem, D. J. の自己知覚理論、Schachter, S. の情動ラベリングの理論、Weiner, B. の達成場面における成功・失敗の原因帰属の理論などが提出されている。
今日では帰属過程は必ずしも合理的な規範モデルで説明できるものではなく、認知的要因や自己の自尊感情などによって誤りやバイアスが生じやすいものであることが明らかにされている。

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