情動
情動に関する諸説
『頻出問題』には人名に年代が載っていないので、わかりにくですね~。できる限り補足していますが、わからないところはご容赦ください。
この部分に対応する過去問は特にありません。
Wundt, W.
感情3方向説・・・快-不快、緊張-弛緩、興奮-沈静、の3次元
McDougall, W. (James と同時代のようです)
本能のリスト・・・情緒を伴う本能、伴わない本能、一般的生得的傾向の3種
「怒り」「嫌悪」「得意」「恐れ」「服従」「愛情」「驚き」の7つの基本情動
『頻出問題』の記述
本能とは対象を認知することで情緒的興奮を経験させたり、特定のしかたで行動させたりする、遺伝的ないし生得的な心理的・肉体的傾向である。
Watson, J. B.
情動条件づけ、「恐れ」「怒り」「愛」の3つの基本情動
Arnold, M. B.
『頻出問題』記述
情動とは、対象が自己にとって適当か不適当かという評価に相応した行動傾向である。
Lazarus, R. S.
生理反応やストレスとして表出する情動を提唱。環境に対する1次評価と2次評価。(1964)
『頻出問題』記述
情動とは、認知的評価の結果生じた脅威に対する克服過程である。
Schachter, S.(1922-)
情動の2要因説、身体反応と身体反応に対する認知的解釈の両方の要因が情動の質を決定する。
Pluchik, R.
多次元尺度構成法による情動の立体モデル。(1962)
Schlosberg, H. J.
表情写真の評定の円形尺度、快-不快、注意-拒否、睡眠-緊張の3次元(1952)
Woodworth, R. S.
表情を6つの範疇に分類(愛・幸福、驚き、恐れ・苦悩、怒り・決心、嫌悪、軽蔑)、連続的と考えた。(1938)
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