パターン認知
関連する過去問は心的回転です。
問題番号(年度-番号): 5-7,9-3A,10-6D
●パターン認知
①鋳型照合モデル・・・カテゴリーに応じた「鋳型」を用意して、情報がこれに合致するかどうかを判断
②特徴分析モデル・・・特徴を抽出してパターン認知を行う
※パンデモニアム・モデル(『頻出問題』記述から)・・・入力情報は、記録・表示、特徴検出、認知、判定の4つの階層的な機構によって順次処理される。
類似問題1は難しそうに見えますが、よくよく解説をよめば、な~んだ簡単、当たり前ですね。
●心的回転
判断時間は回転角度に比例。(頻出問題)
過去問:
5-7
a.互いに違う向きに置かれた二つの形をイメージの中で回転させて比較することができる→○
b.回転に必要な時間、90度や180度のときに短い→× 回転角度に比例
c.心的回転の研究は認知心理学の重要なテーマになった→○
d.路上の地図と実際の街路を比較したり、大きな家具を狭い戸口から出す前などに心的回転を行う→○
e.心的回転は奥行き方向にも行える→○
9-3
A.心的回転(mental rotation) の実験は、主として、被験者の平衡感覚のテストに用いられる→×、情報の認知に関係
10-6
D.心的回転(mental rotation) の実験によると、人は、思い浮かべたイメージを、実際に実物を回転させるのと類似した操作で回転させて、判断している→○、だから判断時間が回転時間に比例するのでしょうね
過去問には知覚、認知に関するその他の問題がまだあります。明日まとめてやります。
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