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2005.01.30

「条件づけ」について質問をもらいました

京都から帰ってきました。北野天満宮の近くだったので、ついでにお参りもしてきました。そのために拝殿前に並ばないといけないのには、ちょっとびっくりでした。大学院&勉強部屋の仲間の合格を祈願してきましたよ。もう、大丈夫!!

帰ったら質問メールが届いていました。しかも今日勉強する予定の「条件づけ」。こちらでお答えします。またみなさんのご意見も聞かせてください。

問題:
それまで眠っていた赤ちゃん(生後8ヶ月とする)が泣き出した。
隣の台所で洗い物をしていた父親が、
「おや、オムツかな?よしよし」と手を拭きながらやってくる。
オムツをみてみると ぐっしょりおしっこが出ていた。
近づいてくる父親の声、「はいはい、オムツ替えようね~」
その声が聞こえただけで、赤ちゃんは泣きやみだすてうた。
オムツをかえる頃には笑顔であった。

乳児がいる家庭ではよくある光景。
(たまたまこの家では母親が外で働き、父親が家事を担当しているだけ)
そこに含まれている、古典的条件付け、オペラント条件付けについて
説明せよ。

ヒント:父親にも子供にも条件付けはおきているようです。

ひろみの回答:
1.赤ちゃんには古典的条件づけが成立している。
古典的条件づけとは、条件反射を起こす条件刺激にともなって無条件刺激を与え続けると、無条件刺激だけで条件反射が起こるという現象です。
この問題の場合は、条件刺激は「おむつ交換」、無条件刺激は「父親の声」です。「おむつ交換」が行われれば、赤ちゃんは快適になり、「笑顔になります。その際にいつも「父親の声」が随伴しているので、赤ちゃんは「父親の声」を聞くだけで「笑顔」になるわけです。

2.父親にはオペラント条件づけが成立している。(こちらはちょっと自信ないです~)
オペラント条件づけは、ある行動に対して強化が与えられることにより、その行動が生起する頻度が上がることです。
この問題の場合、その行動にあたるのは「声かけ」なのでしょう。「赤ちゃんの機嫌がよくなる」というのが正の強化子です。声をかけたら赤ちゃんは機嫌がよくなる、だからいつも声をかけるようになっている。

どうでしょうか?

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コメント

あんみさん、質問&コメントありがとうございます。

反射と反応は全く同じです。古典的条件づけの場合、反射という言葉を使う場合があるようですね。たぶん反応に大脳が関与しないからでしょう。

説明を少し省略しましたが、無条件刺激だけで、条件刺激を与えた場合と同じ反応が起こった場合は、その反応を無条件反応と呼びます。その中味は条件反応と同じですが、誘発された条件が異なります。

オペラント条件づけはいつくかの種類があります。問題は正の強化子による条件付けです。

少し詳しい説明は、カテゴリー「過去問解説-心理学の基礎」の「心理学の基礎-条件づけ」のところにアップしています。昨年の9月30日の記事です。

私の参考書は、新曜社の「キーワードコレクション心理学」です。院試のときからこれ1冊、今でも毎日読み返しています。

投稿: ひろみ | 2005.01.30 19:26

なるほど...

参考にさせていただきます!
これについてレポートをかかなくてはいけないのです。
しかし、どうしても「反応」や「反射」が頭の中で混乱しているのです。

心理学を学ぶまでの「条件反射」と、
心理学上の「条件反射」の違いにまだ頭がついていきません。

「条件反射と無条件反射」
「条件反応と無条件反応」
「条件刺激と無条件刺激」
の分かりやすい説明があったら
教えていただけませんか?
どうか お願いいたします。

投稿: あんみ | 2005.01.30 18:01

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