心理学史-Wundt
Wundt, W. (1832-1920)
1879年、ライプチヒ大学に心理学実験室を設立、この年を心理学という学問が独立した年であるとされることが多い。
『頻出問題』の記述
彼は1874年に『生理学的心理学綱要』を著し、ライプツィヒ大学教授として1879年に同大学に心理学実験室を創設した。彼のもとには欧米をはじめ世界各国から心理学を志す留学生が集まり、彼の実験室を模範として各国に心理学実験室が作られるようになった。(p.12)
Wudntはその著者『生理学的心理学綱要』(1874)の刊行とライプツィヒ大学に心理学実験室を創設(1879)したことにより、現代心理学の創始者とされる。(p.14)
内観心理学・・・意識の自己観察(今日の心理学でいう内観とは異なる)をし、「意識過程を分析し、要素に分解すること」「要素の結合の様式を明らかにすること」「要素の結合の法則を定めること」を課題とした。
民族心理学・・・生理学的方法や内観が適用できない領域である、高次の精神活動の分野について提唱した。文化人類学や民俗学に近いもの。
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