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2005.02.01

知覚運動学習・技能学習

分散学習-集中学習という対比が出題されたことがある(年度-番号、すぐにわかりませんm(__)m)以外は、対応する過去問はありません。でも、学習についての基本的な理論で院試にのためにも必修事項だと思います。

●学習曲線・・・運動学習、暗記学習において、試行が増すとともに学習が進行していく過程。通常は試行数に学習成果が比例。
※高原現象(プラトー)・・・試行が増しても学習成果の増加がなくなる状態、学習の一時的停滞
『頻出問題』記述
 いわゆるスランプといわれる状態は、学習曲線上で高原現象として確認される。

●フィードバック
『頻出問題』記述から
 技能の習得は、試行数のほか試行ごとの結果の確認が重要である。これを結果の知識またはフィードバックという。フィードバックの有無は学習の成立の必要条件であり、フィードバックのない試行は一般に上達に対してまったく効果を持たない。また、その内容によっても影響は異なり、より正確なフィードバックはより促進的な効果を持つが、実際の結果と無関係なフィードバックは、成績に逆効果である。さらにフィードバックの遅延は、その効果を弱める。

●全習法・・・練習内容を最初からひとまとまりとして行う
●分習法・・・いくつかに分割して別々に練習する
※一般に全習法のほうが効率がよい・・・「勉強部屋」の勉強方法と違いますね!!

●集中学習・・・休みをほとんどとらずに連続で学習
●分散学習・・・休憩を入れながら学習
※一般に分散学習のほうが効率がよい

●レミニッセンス・・・練習完了直後よりも、一定時間経過後のほうが成績がよい現象
『頻出問題』記述
 記銘後、一定時間を経過したほうが、記銘直後よりも把持量は増加する

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