社会心理学的視点の人格論(1)
『しけしん』シリーズの著者、高橋美保さんによると『頻出問題』は誤記・誤植・誤解答が多い、『顰蹙(ひんしゅく)問題』だそうです。(^_^; 私にはどこが顰蹙なのか、批判する力量もありません・・・吉田寿夫先生おっしゃるところの「クリシン」(critical thinking)ができません・・・
ということですので、みなんさんでお気づきの点、教えてくださいね。それから「みんなの参考書」のところには『頻出問題』の旧版を紹介していたので、下に新版へのリンクもつけ加えました。掲載されている過去問が増えているようです。
人格理論の続きです。
『頻出問題』の記述+『しけしん』から補足
●Lewin, K.
年齢に伴う発達の差や精神薄弱児と正常児との間などに見られる特徴的な差を同一の概念によって統一的に扱い、さらに、同じ年齢の人相互の差も分化度の差、構造の差などによって示している。
→いきなり!ですが、『しけしん一般心理学編』によると、「場理論」のレビンはLevin, K. となっていて、混乱します。Tグループの創始者の一人です。生年と没年がゲシュタルトのLewin, K. と同じなので『しけしん』の方が誤植でしょうか?? 私には知識がなくて判断できません。ちょっと保留にします。
●Kelly, G. A. (1905-1967)
人間は経験に基づいて構成した特有の概念的構成体により環境を能動的に把握しており、この構成体明らかにすることによって個人のパーソナリティーを理解することができる。
→『しけしん』の説明詳しいですが、難しいです。要約すると『頻出問題』のまとめのようになります。
●Rotter, J. B. (1916-)
強化の源泉の所在から、個人のパーソナリティーを、内定統制(internal control) と外的統制(external control) に分類した。
社会的学習理論の主たる提唱者の一人。人間の行動は目標への期待によって決定され、その期待は社会的状況で学習される。統制の所在(locus of control)、自分を強化するものが自身の内にあるか、外にあるか。
頼りなくてごめんなさい、陳謝m(__)m 応援(右上クリック)よろしくお願いします。
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