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人格障害

DSM-Ⅳで人格障害はⅡ軸に分類されています。

Ⅰ軸…人格障害と精神遅滞以外の障害や疾病の全て
Ⅱ軸…人格障害と精神遅滞

ということで、人格障害は他の障害とは少し違う位置づけになっています。
この点は過去問でも出題されたことがありますね。

人格障害とは、人格特徴がその人が属する人間集団の平均値から相当に多い、または少ない方向に持続的に偏奇していることです。そしてそのことで本人が悩む、または周囲が迷惑をこうむっている場合を言います。
現れる心理領域は、対人関係上に現れる感情、認知、衝動です。例として、友だちから冷たくされた→落ち込む(感情)、自分のせいだと思う(認知)、高速をぶっ飛ばす(衝動)ですね。こうした心理・行動上の特性が人格で、それが過剰だと人格障害です。

さて、人格障害はなぜわざわざⅡ軸に分類されているか…理由らしきものをみつけたので…
「人格障害を精神疾患に含めるかについての議論は結論が出ていない」かな?
確かにⅠ軸は「臨床疾患」と「臨床的関与の対象となることのある他の状態」です。これらと人格障害は別格なのですね。

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コメント

田所さん、コメントありがとうございます。

模擬テストについてのご質問ですね。
出典は「心理学の頻出問題」ですが、「男女比を見ると、圧倒的に男性が多い」→×を「女性」に変えて出題しました。
解説によると、約75%が女性という報告もあるそうです。だから「圧倒的に女性が多い」は○でよいと思いますが、「圧倒的」というのは、人によって評価の分かれる表現なので、不適切でした。ご指摘ありがとうございます。

投稿: ひろみ | 2005.09.24 00:12

「境界性人格障害は女性に圧倒的に多い」という選択肢が○か×か、ですが・・・2;1くらいということなので「圧倒的」とは思えません。「ひっかけ」でしょうか?

投稿: 田所兵衛 | 2005.09.23 14:10

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