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2005.07.09

過去問の勉強

今日、大学院の仲間との勉強会でした。
過去問をやりながら、これが全部できても、昨年の問題には対応できなかったよなぁと思うこともしきりでしたが…それでも、過去問を完璧にやっておくメリットはあると、1つ気づきました。

私が昨年マークシートに比較的早く解答できました(90分で全問に解答しました)。今思い返してみると、問題を読みながら私は解答を考えるだけでなく、それぞれの問題の評価をして判断をしていました。
難しいことではないんですよ…

たぶんおおまかには3段階です。
1.過去問でやったのでこれには確実に解答できる(○)
2.過去問とパターンは少しちがっているけれど、ゆっくり考えればわかるかも、あるいは、過去問にはないけれどやったことがあるので考えればわかるかも(△)
3.お手上げ(×)

私は問題を読みながら、設問が1~3のどれにあてはまるか判断しながら、たとえば3の問題は基本的には考えてもわからないので、時間をかけすぎないなどしていたように思います。
時間が足りなかった人などは、この辺りの判断ができなかったのではないでしょうか。どの問題を見てもわからないことばかりとか、どれができたかわからないという感じでは、手応えを感じられませんね。
どれだけ勉強しても分からない問題は必ずありますが(昨年の最高点は72点ですか?)、その判断も含めて(①その問題には時間をかけすぎない)、自分の力でできる問題はどこなのかを理解して、②そこでは確実に点数をとるようにする、③考えてわかるかもしれない問題では5割程度の正解をめざす、のがテストの受け方だと思います。

そういえば、大学受験のときもそんな感じで試験を受けていました。昨年の試験でもある程度それができていたと思います。
このような判断ができたのも、過去問を十分にやっていたからかなぁと…気づいたわけです。過去問をやっていたから、過去問では解けない問題が判断ができただけでもよかったかな?

全問に解答するために、速く反射的に答えなければならないとか言われますが、私の場合やみくもに速くしたわけではなかったです。自分の力と問題との距離を判断しながら解答していました。参考になれば。

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コメント

最近過去問を繰り返し勉強しながら、「これだけでいいのか・・・」と焦りを感じていました。ひろみさんの今日の記事で、もう一度自分のやっていることの意味を確認できました。私はどちらかというと、人よりトロイほうなので、こういう内容の記事って、とてもありがたいです。

投稿: らんぜ | 2005.07.11 10:02

ひろみさん。
なるほど、、、と思いました。
私は、昨年一次はパスしたものの、最終的には落ちてしまいました。マークシートは確実にできが悪かったです。
一応時間内には終えられましたが、問題をみて無駄にパニくっていたように思います。「これなら少し考えればできる」というような余裕をもってのモニタリングは必要だなと再確認しました。そのためにもせめて過去問はしっかりやっておかないとダメですね。
早いものでもう7月ですね、、、そろそろ本腰いれて勉強に取り組まなければ、と気持ちばかりが焦る日々です、、、。

投稿: ちゃりんこ | 2005.07.10 23:55

H16問題を3段階分類してください。

投稿: 三十朗 | 2005.07.10 23:35

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