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2005.07.15

2通りのアプローチ

合宿や関西での勉強会で、H16問題の解答と解説をすることになっていますが、通信講座とはひと味違う2通りのアプローチで迫ってみようと思います。
ご自分でもできますので、参加されない方も参考にしてください。

実は、講座の教材は徹底して知識の確認にこだわるため、選択肢を外しています。そのため5つの記述文の正誤を示した正しい組み合わせを1つ選ぶ問題も、5つの記述文それぞれの正誤を答える5つの問題に分解されています。

ところがこんな方法で実際の試験を解いていたら、いくらでも時間がかかります。実際の試験のときは選択肢を読むことも受験の技術です。まずはこれにこだわったアプローチをしてみます。
ベースとなる知識+選択肢+多少の思考能力が受験生が解答のために持っているものですね。それをどう使いこなせばいいか、検討してみましょう。そして、ベースとなる知識の部分で、過去問から、ここは知っておかなければならないところも確認しましょう。

受験勉強では、決して「捨て」を作らないことに徹していますが、試験当日はわからない問題は潔く「捨て」なければならないと思います。知らないことをいくら考えてもわかりません。さっさと捨てて、でもとりあえずマークはして、次に進みましょう。

さて、もう一つのアプローチは、過去問の勉強同様の、できるだけ正確に、こってり、みっちりやるやり方です。知らないこと、わからないことをそのままにしておいていいのは、試験中の150分間だけです。終わったら必ずできなかったところを確認するのが、次に繋げるための試験の受け方ですね。
H16問題はかなり難しいので、どこまでできるか自信がありませんが、こちらの方は私が担当させていただきます。勉強部屋にもアップしていきますので、みなさん、足りないところは補足をお願いします。

以上のように、試験当日は、とにかく要領よく、でも、勉強場面では要領よく答えがわかればそれでいいというのではなく、すみずみまでしっかり理解という具合に、切り替えましょう!

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コメント

東京合宿参加してきました。とても良かったです。合宿には様々な工夫が盛り込まれていて驚きました。「ひろみの勉強部屋」同様、受験生のみなさんを心から応援し、惜しみなく分かち合ってくれるひろみさんの大きな人柄にふれました(おちゃめで飲みっぷりが良い面にも)。ひろみさんからたくさんパワーをもらいました。ありがとうございました。ようこさんからはロールシャッハについて教えてもらいました。「記号が頭に入らないよー」とめげていたのですが、実際のケースの話を聞かせてもらい、今さらながら、「ロールシャッハは臨床現場で役立つ検査なんだなー」「面白そうだなー」感じました。ほんとにお二人に感謝です。(斉藤さんにも!?)

投稿: 夏みかん | 2005.08.01 07:41

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