共感覚
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今日の勉強会で教えてもらいました。
16-5A
視覚、聴覚、味覚などの感覚の種類は、モダリティ(様相)とよばれるが、ある刺激によって本来生ずる感覚の他に異なるモダリティの感覚が生ずることを共感覚という。→○
モダリティ(様相)とは、記述の通り「感覚の種類」です。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の5種類ですね。
共感覚とは、たとえば視覚刺激(例:花の写真)を見たとき視覚が生じますが、それだけでなく他のモダリティ、たとえば嗅覚(例:花の香りを感じる)が生じることをいいます。他の例として、黄色い声(本来のモダリティ聴覚だけでなく視覚も生じている)などがあります。
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コメント
関西の勉強会ではお世話になりました。大変有意義な時間を過ごすことができました。
さて、勉強会のときはお伝えできなかったんですが、共感覚についてちょっと補足です。有斐閣の心理学辞典には以下のように書かれています。
「ある感覚刺激を本来の感覚以外に別の感覚としても知覚できる能力のことで、通様相性現象の一つ。聴覚から色覚が生じる色聴が最もよく知られており、たとえば作曲家のリストやメシアンは音楽を聞くと色が見えたと言われている。」
共感覚は実験的に研究されることが少なく、個人の逸話のなかでとりあげられることが多いため、経験のない人にはピンとこないことが多いそうです。ただ、子どもに多い現象のようで、色聴が子どもの40~50%で生じるとの報告もあるみたいです。自分が子どものときそんなことがあったかな?現在も心理学や生理学で研究されているそうですよ。
投稿: るんこ | 2005.08.15 10:28