標準得点(z得点とZ得点)
まさこさん、コメントありがとうございます。
私もわかっていなかったのですが、最近統計の本を買ったこともあり、調べることができました。
4-22Aの標準得点については「心理検査法入門」(福村出版)にありました。
標準得点とは、個人の得点が平均からどれだけ離れているか標準偏差を単位にして表したものである。
z得点は粗得点Xからその平均xを引きその標準偏差Sxで割ることによって得られる。(xの上にバーがついていますが、表示できません。ごめんなさい。)
z=(X-x)/Sx
このz得点は平均が0であり、小数点以下の非常に小さい値になることがあるので、わかりにくという難点があります。そのためにわかりやすい値にする工夫が行われます。それがZ得点です。
Z得点はz得点を10倍し50を足します。つまり、偏差値と同じものです。
Z=(X-x)/Sx×10+50
しかし、標準得点にはいくつか種類があるのに、設問のように「標準得点とは・・・である」と1つに決めるような記述をするのはちょっと乱暴ですね。
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