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2005.09.17

桜木先生の言葉と質問の整理

一位に肉薄してきました!! 応援よろしく! 人気ブログランキング

ドラマ「ドラゴン桜」終わりました。やや重苦しい結末をどう締めくくるのか、はらはらしていましたが、きれいごとでなく、また打ちのめされたままでもなく、それぞれの現実を受け止め、自分の未来を選択していく高校生たちの姿に励まされました。

それにしても…このドラマは「東大受験」を「臨床心理士試験」に置き換えたら、そのまま去年の私や、今のみなさんに当てはまると思い、いつも桜木先生の言葉を受け止めていました。ちょっとひろってみます。

「人生に越えられない壁はない」
「努力もしないで、自分の可能性をあきらめるな」
「試験の正解は1つだが、人生の正解は1つではない」
「プラチナチケット(=東大合格)の使い道は自分で決めろ」

ちょっとうろ覚えもありますが、こんな感じでした。
みなさんもこの年末には別の「プラチナチケット」を手に入れて、思う存分使いたおしましょうね!!

質問がたまってしまったので、整理します。

ノルムについての6-32はPieさん自身も探してくださいましたね。こちらで解説しています。

WAIS-Rについての11-50は、「テストバッテリー」とは書いていません。「神経心理学的バッテリー」です。つまり、WAIS-Rはテストが作られた目的はそうではありませんでしたが、査定性が高い検査です。そのため、脳損傷などを調べる神経心理学検査としての使用も可である、という意味です。問題文にも「神経心理学検査に関する次の記述のうち…」とあります。

ちょっとためらいながら、失礼だなぁと思いながら申し上げます。Pieさんからときどき問題を読み違えた質問があることが少し気になります。ご自分で少し考えてみてくだい。試験当日舞い上がってしまったら大変です。

7-43は正文なき誤文です。ときどきありますよ。ここの語句をこれにすれば正しくなるとかではなく、ナンセンスなことやでたらめが書いてある誤文が。誤文は基本的には正文に直して勉強しますが、こだわりすぎなくていいと思います。
7-43については、「脳損傷児」と「学習障害児」、「精神遅滞児」と「発達障害児」はそれぞれ別ものだから記述は適切ではありません。術語の変遷に関しては、「精神遅滞」というのが、「精神薄弱」に変わって使われるようになった表現ではないでしょうか。

8-49ですが、MMPIというテストの性質を考えれば、心因はわからないと思います。尺度はすべて臨床的に異常のある人が当てはまる項目を抽出して作られています。うつ尺度には、うつの人があてはまる症状が並んでいるわけです。うつならばそれらの項目に当てはまりますが、当てはまったからといって、うつとは限らない場合があります。
ですから、症状があるかないかを見るテストなので、心因の内容はわからないと思います。(おおざっぱな説明ですみません)

7-9Dのラザラスの認知評定は、以前にちゃりんこさんに教えてもらいました。こちらです。

6-15のカルチャーショックについての解説はこちらです。

とりあえず即答できるものだけお答えしました。あとは今しばらくお待ちください。
これにめげず、わからないことは質問してくださいね。それから「これ、知ってるよ!」という方はどんどん教えてください。お願いします。

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コメント

Pieさん、いつもコメントありがとうございます。カモミールさんもありがとうございます。

模擬テスト2回目の問題60ですが、ご指摘の通りです。よく見直しをしたつもりでしたが、見落としたようです。

フォーカシングはロジャーズの来談者中心療法との親近性が高いです。取り急ぎ、こちらで訂正させていただきます。

投稿: ひろみ | 2005.09.17 19:41

いつもいつも質問ばかりで心苦しいので、以前質問に出ていたように記憶している一次変化と二次変化について、私の知っていることをまとめたいと思います。

一次変化と二次変化というのは、戦略的家族療法の用語です。一次変化(First Order Change)というのは、何か問題が起きたときにその家族がこころみる、表面的な変化のことです。例えば、いつも大声で争ってきたカップルが、言い争いをする際に声を荒げないように努めるなど。ただこれは、表面的な変化なので、いったん変化が起きたように見えてもまた元に戻ってしまったりします。
それにたいして二次変化(Second Order Change)というのは、セラピストが目標とする変化のことで、家族システムそのもの、家族の根本的なパターンや機能メカニズムを深いところから変えていこうとするものです。例えば、夫婦がダイレクトにコミュニケーションできず、いつも子供を通してコミュニケート(triangulation)しているとします。そうした場合にセラピストは、夫婦が直接、言いたいことを言い合えるような関係になれるよう援助するわけです。
以上、簡単ですが。もしそんな質問ぜんぜん出ていなかったらすみません(笑)。

投稿: Pie | 2005.09.17 12:39

ひろみさん、

解説本当にどうもありがとうございました。

私の質問のどの部分が、「問題を読み違えている」のかが自分で良く分からないのですが、よかったら指摘していただけますか?よろしくお願いします。私も本番で問題を読み間違えたりしたくはありませんので(笑)。

投稿: Pie | 2005.09.17 12:04

第2回模擬テスト、やりました。作成がたいへんだったと思います。ひろみさんの誠意と情熱に感謝です、ホントありがとうございます。
さっそく質問なんですが、問60、「Rogersの来談者中心療法との親和性は低い」→○となってますが、×あるいは「高い」ではないでしょうか。「試験にでる心理学、臨床心理学編」では、高いという考えと、独自のものという考えの両方があると書いてありますが、いかがでしょうか。

投稿: カモミール | 2005.09.17 08:18

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