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2005.09.09

反応領域

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WとDの割合についてです。

過去問では5-36に

E.D反応よりもW反応の方が少ないのが普通である。→×

というのがあります。

包括式と片口式とで、数値が異なるようですが、包括式まで調べる余裕がありません。私が持っている本に従って説明を書きます。

W反応
総合的、抽象的なものの見方
W% 平均 39%(35~60%)
→Rが大ならW%は低下
→Rが比較的多く、W%が高ければ、現実把握が総合的、抽象的

D反応
ものごとの常識的な把握
D% 平均 50.8%

W:Dは
ものごとを全体的にみるか、部分的にみるかの指標
(ここに)日本における正常成人は1:2と考えておいてよい(と書かれています)

W<Dならば
正常比以上ならば、常識的で具体的思考をする人

W>Dならば、Wの質によって解釈が異なります。
Wの質(水準)が高い→知的水準が高く、総合力にすぐれる
Wの質(水準)が低い→現実的判断に劣り、無反省

幼少時W%は高く、学童期に低下し、成人になってふたたび高くなる。
精神機能の退行を示すと考えられる統合失調症や老化では、W%が成人より高い。

ということですので、Rとの関連や、水準の高さ、年齢や病理など、いろいろな要素が絡むので、一概には言えないという意味で、5-36Eは×なのでしょう。でも、W:D=1:2というのが、ひとつの標準的な数値ではあると思います。

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コメント

ありがとうございます。納得しましたm(__)m

投稿: tomy | 2005.09.10 22:02

枠づけ法についてです。
中井久夫によって風景構成法が考案された背景には、分裂病者の箱庭があったとあります。分裂病者に箱庭が施行可能かどうかのスクリーニングとして風景構成法が発案されたと記憶してます。枠づけ法は、中井氏が分裂病者の箱庭(枠としての柵が用いられている)をみて考案し、その流れで風景構成法ができあがっているので、「風景構成法が創案される経緯でできた」というのは〇ではないかと思いますが、どうでしょう?

投稿: ちゃりんこ | 2005.09.10 17:19

H16-24の枠付けについての質問です。「A:風景構成法が創案される経緯の中で開発された」について解答は○ですが、心理臨床大辞典、心理査定プラクティスでの解説で枠付け法が開発されて、風景構成法が創案されたと記載されています。私としては×なのでないかと思うのですが…いかがでしょうか?

投稿: tomy | 2005.09.09 22:59

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