2次試験(3)-SV
kanakanaさんからは、こんな質問です。
スーパーヴィジョンについて存知の方は教えてください。
私のスーパーヴァイザーは臨床心理士ではない大学の先生です。その内容も発達障害児での事例での内容です。
二次試験の面接の質問で「どのようなスーパーヴィジョンを受けてきたか」という質問で、現実に行われていることを話したら「それでスーパーヴィジョンなのか」とあきれられるように思います。
どんな内容ならば、試験官に納得いくようなものなのでしょうか。
“普通の”(と思われる)スーパーヴィジョンを受けている方は、ご自分の場合を教えていただけませんか。
ひろみの意見です。
「SVじゃない」と言われる、あるいは、態度で示される可能性は高いかもしれません。SVはかなり重視されています。私もやばかったですが、ちゃんとやってもらっている自信があったので、つっこまれても動じませんでしたが。
できたら、今からでも、臨床心理士のSVを受けられ方がいいかもしれません。内容がどんなによくても、臨床心理士でなければ、SVとは認められない可能性が高いと思います。私の友人は他大学の先生に個人的にSVを受けていましたよ。大学の先生の相談されて、SVを紹介してもらうことも検討してみてはどうでしょう?
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コメント
SV受けておらず合格した人で私の知っているのは指定校ではない大学院卒の方です。
面接で、どのようにその理由を説明したかは知りません。
なんとなく「2次試験対策としてSVをうけておこう」というようなニュアンスに受けとれたので書き込みしてしまいましたが、違っていたら本当に失礼なことをしたなと反省しております。ごめんなさい。
すでに議論に上っていますが、資格をとる意味はなにか?ということとつながっているのかなと思います。
とても大切なことで、しっかりと考えて2次試験に臨みたいです。
*因みに、私自身はイニシャルケースからSVを受けています*
投稿: ちゃりんこ | 2005.11.03 22:09
私は、特によって立つ理論のようなものはないのですが、皆さんはどうですか?仕事をする上で、何かの理論を拠り所にしているのでしょうか?
投稿: mayu | 2005.11.03 20:39
資格がある→自分の発言が専門家のものとして扱ってもらえる。
資格が無い→ちょっと心理学に詳しい人という扱い。
やっぱり同じことをしたり言ったりしても資格がないと軽く見られます。
心理系には色々な資格がありますが社会的認知度の高さでは、臨床心理士が断トツで群を抜いているのではないでしょうか。
資格があってもなくても、今の仕事には変わりないですしきっと給料も同じです。が、きっと資格取得によるハロー効果のようなものが今後は期待できる気がします。
あと各県の臨床心理士会の加盟ができるのでいろいろな情報が得られるチャンスが多くなります。これも魅力です。同じ志を持つ仲間といずれは地域援助をスタートしたいので。
投稿: たまご | 2005.11.03 17:10
みなさんは、資格をとることにどんな意味があると考えていますか?
投稿: けい | 2005.11.03 15:40
民間でSVにかかわる事務仕事のようなこともやっています。(山王のようなところです。山王ではありませんが)
自分自身も、割引価格でSVを受けています。
SVへの問い合わせは多いですが、実際に受けるところまで行く方は少ないです。問題は料金でしょうね。1時間で1万円前後というのが相場だと思いますが、かけもち非常勤で勤めている方がそう簡単に払える金額ではないでしょうね。
個人的には、SVは必要だけれど無茶なシステムだなあと思っています。だってベテランが初心者からお金を取るというのは何か間違っていると思うんですよ。「お布施」と揶揄されても仕方ありません。
ときどき指導教官などのつてで無料でSVを受けている方を見かけますが、無料で受けるSVは厳密にはSVではないと思います。(その理由が分からない人はSVを受けていない人を誹る資格がないとすら思っています。)
投稿: はな | 2005.11.03 09:57
S.V.の件ですが これは若手臨床家には必須のものではないでしょうか? 試験のためのS.V.なんておかしいと思います。様々な状況がありS.V.を受けづらい環境にいらっしゃる方も居るかもしれませんが、S.V.は必ず受けた方がいいと個人的には思います。クライエントのため、また自分のためになると思います。 生意気なこと言って申し訳ないですが、どうも資格第一というような印象受けましたので・・・僕はクライエント第一主義で行きたいものです
投稿: バヤリース | 2005.11.03 00:52
たびたびすいません。
訂正です。
二次まで4週間きっていました・・・
おっちょこちょいな私ですが、臆することなく望みたいと思います。
投稿: ひなこ | 2005.11.02 22:01
みなさん貴重なご意見ありがとうございます。
もっと前にブログを見ていて、早くお返事をしたかったのですが、下の子が「自分も!」と手を出すので一旦閉じました。
その子もようやく寝てくれ、これからが私の時間です。
SVを受けていないことは私自身かなり不利になると感じるとともに、心理職としての弱点だと常々思っていました。
率直なご意見に感謝しています。
私の肩書きは相談員で、乳幼児健診の心理判定、発達に心配がある幼児の相談の窓口、その後療育機関や親子教室への紹介、親子教室の指導が主な仕事になります。心理職というより、コーディネーター、指導員、判定員と要は何でも屋です。
各機関にはまらずこぼれてしまう子ども、保護者が自分の抱えていくケースとなります。
継続面接になるケースは少なくて、SVをどのように受けていいか迷って、今まできてしまいました。職場も保育士、福祉士、言語聴覚士と他職種ばかりで、しかもSVより経験主義!?といったところです。その職場のぬるま湯につかりきってしまっていました。
心理職としてクライエントの前に立つ以上、勉強不足では許されませんね。
残り4週間あまりですが、自分にできる最善のことを考え二次に望みたいと思います。
長くなってすみません。
ひろみさん、お心遣いありがとうございます。
恥じをしのんで皆さんに相談してよかったです。いろいろなご意見を聞けてうれしいです。
2次を受けられる皆さん、がんばりましょうね。
投稿: ひなこ | 2005.11.02 21:54
SVの経験なしで合格された方は最近の方でしょうか?ここ数年の試験で、SVなし かつ 学部卒 で合格を取るのはかなりきついと思うのですが。もちろん昔の合格なら別ですが。
ただでさえ、指定大学院卒を欲しがっている認定協会です。それなら学部卒のこちら側も、万全の対策をして面接官に「NO!」と言わせないだけの完全武装をしておくのは、2次試験に向けての大切な準備のひとつではないでしょうか。
SVは赤本にも書いてあるように認定協会が臨床心理士志願者に重要視させたい項目のひとつです。その点ご確認を!
投稿: ハイジ | 2005.11.02 21:11
なんだか水をさすようなのですが、、、。
「SVを受けていない」と面接で答えても合格している人を多く知っています。なので、SVを受けているかどうかがどの程度合否に影響するかは疑問です。SVを受けないのにはそれなりの理由があるはずで、そのことがキチンと説明できればいいのではないかと思います。
面接のためにSVをうけておくということにはなんだか抵抗を感じます。SVを受ける動機が「試験面接準備」であれば、そこを見抜かれてしまいそうで、、、。今の自分のあり方を誠実に伝えることのほうが大切のように思うのですが。
投稿: ちゃりんこ | 2005.11.02 19:42
ロッキーさん、saiaさん、さきさん、コメントありがとうございます。
ロッキーさんがおっしゃったことは、本当に重要なことだと思います。はっきり言ってくださったことに、感謝します。
ひなこさん、ロッキーさんが言ってくださったことを踏まえて、ご自身の状況も考えてください。くれぐれも、自信を失った状態では受験しないでくださいね。
さきさん、貴重な情報をありがとうございます。ひとりひとりが、些細なことでも、気が付いたことを教えあえるのは、とてもすばらしいことだと思っています。あとは必要な人が、あなたの情報を活用されるでしょう。これからもよろしくお願いします。
投稿: ひろみ | 2005.11.02 09:05
リンクしてたので来てみました。
初めまして。
院受験を目指して少しづつ勉強です。
法制度がはっきりしない限り、受験はする予定ないですけどね。
まだ受験の予定もないのに情報提供するのは迷われるのですが・・・
都内であれば、蒲田にある山王教育研究所で教育相談ができますよ。
山王ならそれなりに力がある人しかいないし、あそこならSV引き受けてくれるのでは・・・?
それなりに料金はかかるけれど。
遠方なら、電話で問い合わせるだけ問い合わせてみてもいいんじゃないでしょうか?
私は個人的に知ってる方がいるので、受験するようになれば、山王にSVを受けに行くつもりでいます。
参考にならなかったらごめんなさいね。
投稿: きき | 2005.11.02 01:12
ひろみさん、ひなこさん、
コメントをどうもありがとうございます。
私は、正直なところ、クライエントさんのために、と同時に、自分自身の技術的なものに自信がなく、不安、不満〔だらけ〕でしたので、svは必然的という状況でした。(今も、不満だらけですが。)
でも、svを受けていると、ケースにたいして、多少ゆったりと構えていられる、という大きな利点もあるので、ひなこさんも、困難なケースなどについて、機会をみつけられて、一度受けられると、きっと何か発見されるのでは、と思います。
私の職場には、何人か臨床心理士の先生方がいらっしゃるのですが、特にお若い先生方はみなさん口を揃えて、スーパーバイザーを見つけることが難しい、とおっしゃっています。「よい先生を知っていますか?」と質問を受けたこともあるくらいです。svがもう少し、システム化してくるとよいのかもしれませんね??
えらそうに、すみません。
ひなこさん、2次、共に頑張りましょうー!
投稿: saia | 2005.11.01 23:22
臨床心理士を目指しているというのにスーパーバイズを全く受けていないというのはきついようですがかなりまずいんじゃないですか・・。相当・・・。
今からでもなんとかSVをお願いできる有資格者とコンタクトを取って、一回でもきちんと受けてみて、面接で聞かれたら「SV受けています」とはっきり言えたほうがよろしいのではないかと・・。
もちろんその間はシッターを利用するなりして子供をお願いしてでもです・・・。
SVは臨床心理士の必須条件です。
スーパーバイズなしでは自己流の域を永遠に脱出できません、自分の悪い癖が固定化してしまう可能性もあります。
なによりそのような面接を繰り返せば、大切なクライエントが犠牲になると思うのです。
投稿: ロッキー | 2005.11.01 22:35
saiaさん、ひろみさんさっそくのお返事ありがとうございます。
saiaさんがんばっていらっしゃるんですね。頭が下がります。
私自身は、自分に甘えているのかなぁと思っていたので、お二人のコメントを読んで勇気づけられました。
2次試験、自信を持って臨みたいと思います。
投稿: ひなこ | 2005.11.01 22:29
ひなこさん、saiaさん、コメントありがとうございます。
saiaさん、恵まれた環境にいらっしゃる面もあるでしょうが、あなた自身ががんばっていらっしゃると思いました。
ひなこさん、外出しにくいのはあなたの責任ではありません。そして、できることをきちんとやっていらっしゃいます。自信を持って、堂々と面接を受けてください。
投稿: ひろみ | 2005.11.01 21:36
たびたび・・・
ひなこさんのように、お子様がいらっしゃったり、その他様々な状況で、定期的に家を留守に出来ない方は、svに限らず、研修会、学会等々、大変ご苦労されていると思います。
ちなみに、私は、独り身ですので(^^;)
投稿: saia | 2005.11.01 20:35
svーー私の場合ですが、
私は大学院終了後、実際に現場で働くようになってからすぐに、本格的にsvを受け始めました。現場に出て3年経ちますが、今でも受けています。
私の場合は、ケースの数が比較的多いほうだと思われ、最初の2年間は、月に2回、1時間svを定期的に受けました。3年目からは、月に1度の頻度で行っています。臨床心理士の先生にお願いして、ご指導頂いています。
それとは別に、心理査定、特に投影法については、その都度、別の先生に見て頂いています。
ご指導いただく先生は、大学、大学院時代に巡り合うことのできた先生方で、大変感謝しています。
近い将来には、教育分析を受けてみたいと希望していますが、どの先生にお願いするかなど、具体的には模索中です。
投稿: saia | 2005.11.01 20:26
私は学部卒で小さい子を抱えて子育てをしながら仕事を始めました。SVは私は受けたことがありません。
現在も下の子どもがまだ小さいので、仕事の時間外で子どもを置いて定期的にでかけるというのが無理な状態です。
事例については研究会で事例検討に出したり、研修会で相談をしてきました。
kanakanaさんの質問へのお答えを見ているとそういうことは認められないみたいですね。
私の資格取得は厳しいなぁ。
どれくらいの頻度、形態でSVを皆さん受けていらっしゃるのでしょうか?
投稿: ひなこ | 2005.11.01 19:18
ひろみさん
早速、スーパーヴィジョンの質問へのお答えありがとうございます
お体の調子が悪いのに
いつも的確なコメントを即いただけて
ありがたいです
今からでも受けてみようと思います
すぐに知り合いの先生にお願いをしてみます
投稿: kanakana | 2005.10.31 10:41