追加問題14-63
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自閉症に関する問題
A.Kanner, L. が「早期幼児自閉症」を発見した直後に,Asperger, H. も「自閉的精神病質」を発見していた。
B.Kanner のいう自閉症は言語や知的障害が大きいのに対して,Asperger のものにはそのような障害が少ない。
C.Kanner のいう自閉症には妄想が生じることはないが,Asperger のものには妄想・幻覚が生じる。
D.自閉症に共通するのは他者との関係を持つことの困難さであり,そこに彼らの傷つきが生じる。
a.○○×○
b.×○○○
c.×○×○
d.○×○○
e.○○××
A→○…カナ-が早期幼児自閉症に関する論文を発表したのは1943年、アスペルガーが「小児期の自閉的精神病質」という論文を発表したのが1944年。
B→○
C→×…自閉症では妄想・幻覚は生じないと理解してよいのでしょう。
D→×…根拠がわかりません。「そこに彼らの傷つきが生じる」が×なのでしょうか?
こちらが参考になります。
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コメント
ひろみさん、いよいよ迫って来ました。
応援ありがとうございます。
さて、マニュアル本のことで質問というか確認があります。
1.心理学の基礎でふれられている「愛着」のところです。
①も②もBowlby,Jになっていますが、これは敢えて何かを分ける意図で書かれたのですか?
p16にある愛着に関する子供の四つのタイプについての説明であれば、Ainsworthがストレンジ・シチュエーション法によって査定されたものなので、①はAinsworthではないかと思うのですが…。
もしどこかで何か訂正コメントなど出されていたらごめんなさい。
投稿: なっきー | 2005.10.10 13:42