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2005.10.09

追加問題15-57

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遊戯療法について
A.Klein, M. は,子どもの場合,転移性神経症は起こらないと考え,両親からの情報を重要視して,親子並行面接を取り入れた。
B.Freud, A. は,子どもの遊戯を無意識内容の象徴的あらわれとみなし,夢や自由連想と同じように取り扱われるべきであるとした。
C.Allen, F. は,遊戯そのものには治癒的効果はなく,面接経過の本質はクライエントとセラピストとの人間関係にあると考えた。
D.Erikson, E. H. は,遊戯は子どもが用いるコミュニケーションの方法と考え,模型的情況での体験が,現実適応力を高めると考えた。

a.××○○
b.○×○×
c.○○××
d.×○×○
e.×××○

A→×…親子並行面接を取り入れたのはアンナ・フロイト。
B→×…クラインの考え。アンナ・フロイトは,遊びは自由連想を行うための導入として機能すると考えた。両者は対立し論争を巻き起こしたが,のにちA.フロイトが自説を修正して,クラインの考えに歩み寄った。(「心理面接プラクティス」より)
C→○…アレンは治療者との人間関係を治療の主要因と考えた。(関係療法)(「心理面接プラクティス」より)
D→○…エリクソンは「遊びを演じつくす」ことが、子どもに許されている最も自然な自己治癒の方法である、と述べている。(「心理臨床大辞典」より)

補足をお願いします。

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コメント

ちゃりんこさん、何度もすみません。
親子並行面接を行ったのはアンナ・フロイトだからAは×ですね。初めにそう教えてもらっているのに、飲み込みが悪くてすみませんでした。記事も訂正しておきます。

投稿: ひろみ | 2005.10.11 23:42

あ、いや、「Klein.Mは」が×というひろみさんの解説はあっています。
Freud.A が「子供の転移性神経症はおこらない」と考えたかどうかは確認できてません。でも、なんとなくそう考えたっぽい気がしますが。

投稿: ちゃりんこ | 2005.10.10 20:59

ちゃりんこさん、コメントありがとうございます。
Aについては?に変えておきました。

「子どもの場合,転移性神経症は起こらないと考え」の部分が×なのでしょうか?

投稿: ひろみ | 2005.10.10 09:52

親子並行面接をとりいれたのは、アンナ・フロイトです。『心理療法ハンドブック』の「遊戯療法」の章に書いてあったように思います。

投稿: ちゃりんこ | 2005.10.10 09:42

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