2次試験の準備-質問項目
2次試験まであと2週間と迫りましたね。気持ちを引き締めよう!というコメントもいただきました。
管理人は土日にリフレッシュタイムを取って、ややしゃきっとしましたよ。
2次試験関係は昨年の記事にすべてあるからいいやと思っていましたが、おさらいしましょうか。
今日は質問項目から。
◆なぜ臨床心理士のなろうと思ったか?
◆資格を取るということは、どういう意味があるのか?
◆資格を取ってどのようなことに役立てたいか?
◆この仕事に向いていると思うか?
◆テストはどのようなものを使用しているか? どのくらいテストを取ったか? 誰にSVを受けているか?
◆ケースの具体的な報告や問題点、現在のケース数は? 具体的に?
◆ケースに対する心構え、どうしたら目の前にいるClのためになれるか?
◆よって立つ理論は?
◆とくいな技法は?
◆勤務状況は?
◆学会発表の経験は?
◆自分の仕事は地域にどのように役立っているか?
◆カウンセラーとしてのアイデンティティーは?(カウンセラーとしての自分は?)
◆仕事をして身についたことは?
◆現在の課題、これからの抱負は?
◆修論のテーマ
当然、すべてを聞かれるわけではありません。せいぜい4つくらいでしょうか。
昨年はこの項目に答えるイメージトレーニングをした、回答を書いた、という方いらっしゃいました。
私は出たとこ勝負の人間なので、書くことはしませんでしたが、口に出して言う練習や、仲間と模擬面接もしました。
模擬面接はよかったですよ。練習なんですが、自分のなにかが試されます。あとからそれを冷静に分析できる時間もとれるので、オススメです。
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コメント
なちさん。
そもそも、文系理系とたてわりに分かれていることがほんとうに問題だと思っています。それは、さておき、私自身の偏見を述べると、理系がよいと思います。でも、これは私が身を入れている心理学(精神分析)の流れにとっては、ということで、心理学にも沢山あるから、多いの人の意見を聞いて欲しいと思います。それに私自身は文系でしたので、実はそこから得られたものを実感していないからかもしれません。それに、高校といえば私には30年前の話しになるから、今の高校生が理系や文系で何を学んでいるかよく知らないところで言っていることもご理解下さい。また、受験する大学の試験科目にもよるかとは思います(そこは全然考慮して話していませんのでよく確認してください)。
で、なぜ理系かというと、まずは、統計なども心理学では重んじられるからです。大学でさえ統計などほとんど学ばなかった文系の私には、特に心理士の試験でここがネックでした。しかしそれは大したことではありません。そんなことより以上に、特に数学が大切、と思うのですが、それは、論理的な考え方が鍛えられるからです。ここからは特に偏見になりますが、数学の知識がないと、人の心の構造の理解について、常識的な論理で心を解釈してしまう次元を超えられず、ある限界に安住して常にそこからしか人の心を考えられなくなってしまうように思うからです。数学を勉強して、様々な論理体系やものの見方があること(3次元、4次元、集合論、不完全性定理、超ひも理論、トポロジーetc.)、を学んでいれば、そこを超えられ、斬新な見方を、心理学にもたらすことができるのでしょうが。また、数学的なものが(級数、虚数、無理数etc.)、人の心を形作っているかもしれないことを思うと、数学を応用することで、人の心を文系的に漠然としか述べられていなかった現在の心理学の多くの部分も、より、論理的に明瞭に発展させて見れる可能性も多々感じるからです。(ちょっと例を挙げると、「美」といういかにも文系的な感覚も、黄金比(ルート5+1:2)から考えてみることもできるように。また、人間の脳や精神の構造の理解も、物理でも言われている量子、量子コンピューターの構造とからめて考えてみる試みがあるように。)。こういうことは、本当に、最近とても強く感じるのです。そして、高校時代に数学をやっていなかったこと、理系でなかったことを始終後悔している次第です。
それに、高校時体、文系で学んだことって、どれほど今の私が覚えて活用しているか疑問です。心理学にも出てきたか疑問です。それに、文系的な知識は、街を歩いているだけでも自然に入ってくることも多いのではないでしょうか。リラックスして読む本などからでも結構得られるでしょう。しかし理系的知識はやはり勉強しないと得られないでしょう。年をとっても文系的な知識は入るけど、理系的な知識ははいりがたいように思います。ただ、これはないものねだりかもしれません。
ただ、前言をひるがえすようですが、文系を選んだとしても、理数系を大学時代にひとりででも勉強する時間はたっぷりあるでしょうから、そこで補えるとは思いますから、余り、一大運命をここで決めてしまう、というほど深刻にならなくてもいいとも思いますが。
ちなみに、文系として役立っているなと言えるのは、語学でしょうか。やはり、翻訳には驚くほど間違いが多いので、原書にあたることが大切になってきますから。
繰り返しになりますが、他のかたの意見も参考にしてください。又、ご自分がどんな心理学をやりたいか、も、-というかそれこそが―文系か理系にするか、の道標になるかと思います(なかなかこの明確化は難しいでしょうが・・・)。
投稿: mizu | 2006.11.23 23:05
なちさん
私は高校、大学と文系でした。心理学には統計など数学的な勉強もありますが、数学が苦手でも大丈夫です、とおっしゃっている心理学の先生もいらっしゃいます。
大学によっては、心理学科は地歴公民もしくは文系数学、で受験できるので、どちらでも可能という気もします。高校の先生にも相談してみてはいかがでしょうか?
投稿: poo | 2006.11.23 22:08
あとメールアドレスのところ間違えたので メールしないでください㊦
悪用とかもしないでください。すみませんでした。
投稿: なち | 2006.11.23 19:56
初めまして。
受験生ではないのですが質問したいことがありまして書かせていただきました。すみません。
今,高校1年なのですが,11/27までに文理選択をしなければならないんです。
私も将来みなさんと同じように臨床心理士になりたいと思っているのですが,文系・理系 どちらにいったほうがいいのでしょうか?
みなさんはどちらですか?教えていただけるなら土日の間に是非お願いします。
投稿: なち | 2006.11.23 18:51
わたくしぷりん、面接の日が近づき、すこしずつ緊張感が増してきました・・・(^_^;)
流石に、そろそろ準備を・・・と思っています。
投稿: ぷりん | 2005.11.17 23:09
ゆっこさん、教えていただき有難うございました。
先ほど、しょちょう君のブログを拝見しました。
14歳にして、スゴイ!って思いました。
私が14歳の頃は・・・・
遊んでばかりいたような・・・・。
もちろん、パソコンなんてまだ普及してなかったし、ブログなどもなかったですしね。
世の中、便利になったものです。
14歳のしょちょう君が大学院を卒業する頃、
10年後くらいでしょうか。臨床心理士制度はどうなっているんでしょうか。
世間の心理学ブーム(バブル?)はどうなってるんでしょうか。今では考えられないような新たな心理臨床技法が当たり前のようになされているかもしれないですね。
自分の10年後を想像することとリンクして、ちょっと、色々考えてしまいました。
投稿: 学部卒は | 2005.11.16 19:37
>学部卒は、さんへ
blogのURLは入っているみたいですよ。
しょちょうさんの名前をクリックすれば見ることができます。
投稿: ゆっこ | 2005.11.16 13:51
しょちょう君は、中学2年生なんですね~。
ぜひ、しょちょう君のブログのURLを教えていただけませんか?
臨床心理士、受験者にとっても、中学生の考え方、日々の生活状況を知ることは有意義だと思います。
ところで、なぜ、心理学に興味を持ったんですか?
臨床心理士を目指す皆さんは、どんな中学生でしたか?すでに、心理学に興味をもっていましたか?
2次試験の前に、ちょっとだけ、自分の今までの生活史を振り返ってみてはどうでしょうか。
しょちょう君のブログは参考になるかもしれませんよ。
さて、臨床心理士受験者の皆さん!
中学生で、自分の知り合いや来談者が、
臨床心理士になりたい!と言ってきたら、
もろ手を挙げて、是非なってください!!
と、言えますか?
心理臨床家を夢見る中学生に対して、どんな言葉を提供できますか?
(私見↓)
しょちょう君へ
人の心、自分の心に興味関心を抱いているんでしょうかねえ。
どうして、いつごろから興味を持ち始めたのですか?
何かきっかけはありましたか?
しょちょう君が臨床心理士試験を受ける頃は、受験制度が変わっているかもしれませんが、これから、高校、大学、大学院と進路を進めていく中で、心理学だけでなく、様ざまな学習や体験を積み上げていって欲しいなと思います。
友人もたくさんではなくてもいいので、親友(真友)をぜひ作ってくださいね。
中学、高校のうちは、英語や数学、国語などをしっかり勉強してください。文学、音楽、芸術などにも触れ、教養を身につける基礎を作ってください。
大学受験対策の観点からも大事ですが、国語で文章力を身につけ、読書体験により様ざまな人生に触れ、『感じる』ことを大切になさってください。
数学学習で、数的な考え方の基礎を身につけてくださいね。(心理学では、統計学がほぼ必須です)
英語も大切ですよ。大学院受験では英語はとても重要視されます。また、母国語以外の言語を学習することは、英語圏文化を知り、しいては、日本の文化を再確認することができます。コミュニケーションの幅もうんと広がっていきますよ。
他の教科も、しっかり勉強して、幅広い知識と教養を身につける姿勢を大事にしてくださいね。
投稿: 学部卒は(しょちょう君へ) | 2005.11.16 06:28
私はクリニックと福祉施設を掛け持ちで勤務しています。昨年はいずれも週1日しか勤務していませんでした。
試験官は男性二人で、比較的和やかな雰囲気で終始行われました。
私自身はかなり焦っていて、あまり詳しく問答を憶えていないんです。たしか、「カウンセリングの技法は?」「どんなケースで困った?」といったことを聞かれたと思います。この二つについてはあまり追求されませんでした。もう一つ、「そこで(福祉施設)あなたは心理としてどういう仕事をしてるのか」という内容のことを聞かれました。これはかなりしつこく聞かれ(圧迫ではありません)、しどろもどろになってしまいうまく答えられませんでした。振り返ってみると、職場で心理としての働きが十分にできておらず、それを私自身が認識してできていないということが明らかになった面接だったと思います。
面接のための準備は全くしませんでした。これは大失敗だったと思います。周囲の人たちは週に5日、6日とフル稼働している人ばかりだったので、私も同じように準備をするという考えに至らなかったのですが、日常的に臨床に携わっている人と、週に2日しかやっていない自分を一緒にしたのは大間違いでした。逆に言えば、週に2日であっても、本来であればプロとして念頭においておくべきことを私は怠っていました。勤務日数が少なければなおさら、意識的に考え、言語で表現できる訓練を自らやるべきでした。
なんだか反省文のようなものになってしまいまってすみません(^ ^;)
まだまだ「宝」とまではなっておらずお恥ずかしいのですが、少しでもお役に立てば幸いです。
ひろみさん、学部卒はさん、的確なアドバイス&情報をありがとうございます。
2次を受ける皆さん、共に頑張りましょうね。
投稿: ちゃりんこ | 2005.11.15 11:26
2次面接で聞かれることは、
ひろみさんがまとめて下さったことを、
自分なりに、今の自分の状況に合わせて、
決して臆することなく正直に(ボロが出ないように)しっかり答えられるようにしておけば大丈夫です。
各質問で協会は何をを知りたがっているのか。
結局のところ、
『あなたはどんな人なの?』
『なぜ心理やってるの?』
『どんなことしてるの?』
『今はどんなことができてるの?』
『今後はどんな風にやっていくの?(心理臨床で)』
等といった内容で、
つまりは、過去、現在、未来という時系列に沿って、受験者を診よう(観よう)というものでしょう。
過去→今までどんな勉強をしてきたか、よってたつ理論と技法、心理臨床経験、学会発表経験などなど
現在→どんな心理臨床をしてるのか、心理臨床家としてのアイディンティティーは?臨床心理士資格を取る意味などなど
未来→これから学んでいきたいこと、臨床心理士資格をどのような形で活かして行こうと思うのか、などなど
自分の心理臨床家としての、現在、過去、未来を、今一度しっかり見つめなおし、2次試験に臨んでいただきたいなと思います。
投稿: 学部卒は | 2005.11.15 07:00
こんばんは。
以前、資格への思いを書き込みさせていただきました。私も学部卒で、今年が最後の受験です。
こんなことを聞くのは失礼であることは重々承知しておりますが、あれ以来ずっと考えていることがあります。
2次試験で残念な結果に終わってしまった経験のある方に伺いたいのですが、そのときの面接はどんなものだったのでしょうか。どんな質問でどんな答え方をしたのか、どんな準備をされていたのか、まずかったなと感じたことなど覚えている方がいらっしゃいましたら、お話伺わせていただけませんか?
私は、みなさん一生懸命にやってこられたのだから、残念な結果に終わってしまったことは本当に悔しいことだと思います。それでも、「失敗は宝」という気持ちがあるので、そのお話が「宝」になる可能性が大いにあるのではないか、と考えています。
図々しい話であることはわかっていますが、どなたかよろしくお願いいたします。
投稿: koma | 2005.11.14 21:20
こんにちは(こんばんわ)。僕は、臨床心理士を目指している中学2年生のしょちょうといいます!!
僕から見たら、ひろみさんは先輩ということになりますよね!!がんばってくださいいね!!先輩!!
ここにはカテゴリがあって、全部見るのは大変そうですが、参考にさせていただきます!
もしよければ、僕のブログにも来て下さい!1
投稿: しょちょう | 2005.11.14 20:58