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2005.11.21

ご報告

お騒がせしていました、管理人の入院&手術について報告申し上げます。
結論から申し上げますと、とりあえず保留します。12月の入院はなくなりました。

今回は、患者として、両極端のインフォームド・コンセントを体験しました。同じ症状に対するインフォームド・コンセントであるのに、患者に与える影響は全く異なりました。私自身が興味深く感じたので、長文になりますが、自分の整理のためにも顛末を記してみます。

すごく長いです。お時間のない方はどうぞスルーしてください。

休職する前に始まった症状Aは、仕事を休むとうそのようになくなっていました。なぁんだ、治っちゃった(^_-)vと思っていましたが、今年仕事に復帰したら、症状Aも遅れて復帰しました。
それがどうもレベルアップしたと言いますか、症状A’に移行し、日常生活にやや支障をきたすということが、夏以降起こってきました。そこで、9月に入ったある日、意を決して受診しました。するとBが見つかったのです。

A’に関しては、原因はわからないが様子を見て投薬と言われていましたが、自然に治まり今はAの状態になっています。
B自体は、女性の3人に1人が持っていると言われる、ポピュラーなものです。良性か悪性かの検査は行いましたが、良性でした。しかし、私の場合は、少々サイズが大きかったので、ドクターに言われました。「大きさは手術適合ですが、どうしますか? するんだったら、いつでもしてあげます。家族とも相談して決めてください」
入院は1週間、自宅療養も含めて、1ヶ月間の加療が必要とのことでした。

ここで、私に働いた患者心理は、「1ヶ月も休めるんだったら、手術したい!」という感情でした。だって、今の私の生活は、朝6時に起きて、子どもたちの弁当を作り、7時半に出勤、帰宅は早くて午後6時半、それから夕食準備です。その他家事をして、フリータイムは、夕食後の短い休憩と11時以降です。それからPCをやると、どうしても睡眠不足になります。だから、正直病気に逃げられる!というのは魅力でした。

しかし、どうしていいかわからない、という気持ちの方が大きかったのも事実です。「手術適合です」とだけ言われても、判断の材料がありません。特に自覚症状もありません。「手術しなかったら、後からもっと悪くなることはあるんですか?」と尋ねると、「わかりませんが、可能性はあります」という回答でした。それを聞くと、どうせやるんだったら今のうちかなぁと、仕事を休みやすい年末年始に合わせて、12月中旬に手術を検討しました。

友人に相談して、一様に言われたことは、「他の病院でも診てもらったほうがいいよ」でした。セカンドオピニオンは違うかもしれないから、手術ということになるにしても、他の意見を聞いてから判断したほうがいいよと、みんな私を心配して言ってくれました。

ここで働いた患者心理は、「え~おっくうだなぁ」というものでした。なかなか通院時間を確保できない事情があります。また、紹介状をどうしよう、どこに行けばいいの、というとまどいもありました。しかし、どうも私は医者をあまり信頼していません。他の医者も一緒だろうと勝手に思いました。診察を受けるというのは、一種の自己開示です。必要に迫られてしますが、信頼できない相手にすること、それによる傷つきのようなものを想像して、もういいやという思いが働きました。

でも、あまりに多くの友人から「セカンドオピニオン」と言われました。私は最終判断は自分がするにしても、人が自分ために言ってくれることは聞くことを原則にしています。面倒に感じながらも、私は方法を見つけました。まずは職場の健康相談で医師に相談し、最初に受診したC病院のドクターに頼んで紹介状を書いてもらうのがベストであるという助言を得たのです。
そのあとも忙しく時間は過ぎたのですが、ようやく今月になって紹介状を書いてもらい、昨日ようやくD病院を受診しました。そして、D病院のドクターが私にしてくれてた説明は、C病院のドクターとは全く異なるものでした。

D病院のドクターは、まず病気の説明をしてくれました。メモをしながら丁寧に話してくれました。そして、ごくごくありふれたものであるが、どのような場合に「治療」の対象になるのか、という3点をあげ箇条書きにしました。
私が「どれも当てはまりません」と即答したときのドクターの言葉で、私は「この人は信頼できる」と思いました。(その前から感じていましたが、決定的に)
ドクターは言いました。「女の人は我慢強いから。他の人とも比べられないし。異常があってもこんなものだと思ったり、しんどくてもがんばったり。でも、貧血になって、ほんとにしんどくて息ぎれがひどくなってもがんばる人ととかいるんだけど、それまですると心臓にもすごい負担がかかるし、体が損なわれていくから、そのときは治療しないといけない」
私はドクターの患者に対する姿勢を感じました。患者を「尊重」していると思いませんか?

そのあと、治療の方法としては2通りある、またそのそれぞれについて、このような方法がある、という選択肢を箇条書きしながら示してくれました。どの方法を選ぶかについては、まずは検査をして判断をしなければならない、と言われました。
私が症状がないと応えたことについても、自分で思っているだけかもしれないから、きちんと検査しないとわからない。また、良性か悪性かということも、MRIで調べてから手術の必要性は判断するものだ、と言われました。

私がC病院のドクターに「どうしますか?」と訊かれて、判断できなかったのは当たり前でした。私は何も判断材料を与えられていなかったのです。そしてこのとき、私はずっと一人で背負っていた荷物を、やっと下ろすことができました。
それでも、「手術をしたら、すっきりしていいのかなと思ったりもします」と私が言うと、ドクターは決定的な一言を私に言いました。
「必要のない手術はしないほうがいいです」

長々と書きましたが、私は本当に昨日、いろんなことを学びました。もっとよく噛みしめていきたいです。
ということで、まずはもうちょっと検査をすることにします。MRI(年末)と次の診察(来年)の予約をしてきました。

ご心配いただき、ありがとうございました。Bとはさっさと決別することも考えたのですが、少しゆっくりつきあってみます。また経過を報告させていただきます。

2次試験前に、長文失礼しました。


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コメント

andさん、コメントありがとうございます。

火傷の方も報告しておきます。
揚げ油が飛んで手にかかってから、1週間です。今日になって、ようやく傷に薄皮がはりました。ずっと傷がじゅくじゅくしていたので、うれしいです。ここまできたら、治るのももうすぐですね!

試験に関係なくて、すみません。m(__)m

投稿: ひろみ | 2005.11.24 01:45

ひろみ様

納得できる説明をしてくれるよいDr.に会われてよかったです。心配してました。やはり、インフォームド・コンセント大事ですね。

投稿: and | 2005.11.23 10:31

お久しぶりです。terusaです。なかなかこちらをゆっくり見ることができず,しばらく開いていなかったらみなさんちゃくちゃくと準備をされているようで,今,焦っています。

今さら・・・なのですが,どうぞ,情報をお願いします。

実際教員をされながら資格を取得された方,二次面接ではどのようなことをきかれ,どのようなことを答えられたのでしょうか。教員ならではの質問があれば教えていただきたいです。

私は昨年,「教員をしていては臨床実践はできないでしょう。どうするの。」「教員をされているのなら資格をとる意味はないでしょう。」と問われ,答えに窮したことがあります。今はそれなりに答えを考えてはいますが・・。

指定大学院の中には教育学系の大学もたくさんあると思うのですが,教員には厳しいといううわさもあります。今年はなんとか最終合格までいきたいのでどうぞよろしくお願いします。

投稿: terusa | 2005.11.21 15:31

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