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2005.11.03

資格をとる意味は?

SVについて、いろいろなご意見ありがとうございました。
それに関連して、

資格取得が第一になっていないか? クライエント第一であるべき
というご意見をいただきました。

そしてまたそれに関連して、

資格を取る意味とは?

という質問が出されました。さっそくコメントもいただいています。

資格を取る意味について
たまごさんのご意見です。

資格が無い→ちょっと心理学に詳しい人という扱い。
やっぱり同じことをしたり言ったりしても資格がないと軽く見られます。
心理系には色々な資格がありますが社会的認知度の高さでは、臨床心理士が断トツで群を抜いているのではないでしょうか。
資格があってもなくても、今の仕事には変わりないですしきっと給料も同じです。が、きっと資格取得によるハロー効果のようなものが今後は期待できる気がします。
あと各県の臨床心理士会の加盟ができるのでいろいろな情報が得られるチャンスが多くなります。これも魅力です。同じ志を持つ仲間といずれは地域援助をスタートしたいので。
(コメント以上)

私からは、資格第一主義になっていないか、というご指摘に関して一言のべさせていただきます。
それは違うと思います。
私には、心理職を目指している人で、クライエントより資格を優先している人がいるとは、想像もできません。クライエントあっての心理職ですから、それを抜きにしては始まりません。みなさん、日々、クライエントさんを大切にしながら、ご自分のスキル向上に努められていると思います。
だからといって、じゃあ資格なんていらないじゃない、とはならないと思います。資格を目指す理由はそれぞれでしょう。こちらで、いろいろなご意見が出るかもしれませんね。

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臨床について」カテゴリの記事

コメント

臨床心理士の国家資格化は、今回せっかく盛り上がったのにあっけなく流れたことからしても、もう当分論議にもあがらないかと思います。
もし万が一国家資格化したとしたら、現在の資格はただの民間資格なので受け直しは当然でしょう。
民間の資格がそのまま国家資格にスライドするなんてかつて聞いたこともありませんし、それもおかしなはなしです。
自分としては国家資格になることはもう当分ないと腹をくくっています。
今回の試験のミスの多さのいいかげんさからかんがみても、何年か後には今ほどの威光がこの資格にはなくなるような気がします。
臨床心理士の資格がただの紙切れになる日が来るかも・・。
私は資格があってもなくても社会から認められる実力を身につけたいです。
資格を取るためにその勉強ばかりするのはなんとなく嫌でした。

投稿: 小泉 | 2005.11.11 20:00

私は朝型人間なので、毎朝、ひろみさんのサイトを訪問して、勉強させていただいています。様ざまな立場の様ざまなご意見があって、楽しく、そして、自分の勉強不足を痛感させられています。

ところで、
臨床心理士が国家資格となった場合、
現職の臨床心理士も再度、国家試験を受験しなおさなければならないのでしょうか??
また、今回が最後のチャンスであった受験資格者も受験できるようになるのでしょうか?

投稿: 学部卒は(国試化に関して) | 2005.11.11 06:43

私は、児童相談所で働いています。
児相でずっと働くとしたら、今のところ資格がなくても、“児相の心理司”として、来談者は見てくれます。
私が資格を取る意味は何かと問われると、曖昧にしか答えられません。

臨士会の大会に参加できたり、心理士に関わる情報が入ってきたりすること(実際どんな情報が得られるのかはよくわかってませんが)、臨士会の人とのつながりができること(SCとは仕事上関わることもあると思ってます)かなぁ、とは思っていますが。
これらは資格を取らなければできないことでもないのかもしれない、とも思います。

他に児相で働いている人で資格を取ろうとしている人たちは、皆さんどう考えてらっしゃるんでしょうか?
コメントお願いします。

投稿: tamy | 2005.11.06 22:12

こんばんは。

私がクライアントだったらの話ですが、基本的に資格を持ってない人にカウンセリングをしてもらおうとは思わないと思います。

臨床心理士ができたときにも学会でもめて分裂したとも聞いてますので、臨床心理士の資格を持たないけれど力がある人というのも存在するのでは?と思います。
が、資格を持ってないけど・・・と言うのは、心理学を専門にしていないクライアント側から見てどう判断するか?を基本的に判断できない人だと思うのですよ。

教員でも、「教員免許」というものを持つから仕事ができるんです。
それを勉強したという証があるから仕事ができるんだと思うのです。
資格を持っていないというのは、それを証明できないですよね?
論文見せたってクライアントにわかるわけじゃないし。
他の国家資格でもそうだと思います。
(臨床心理士は国家資格じゃないけれど)

資格があっても無能の人もいるのも事実ですから、一概には言えませんが、ひとつの基準です。
教員だって、資格持ってたって能力不足を言われる人いますし、それは他の資格だって同じこと。

私だったら、資格が前提条件で、実力がある人を自分で探すと思います。

産業カウンセラーでは、産業に関係することしか見れなさそうなイメージがあるし、学校心理士では、学校でしか通用しないイメージがあります。
私が専門にしたい分野は、どちらとも違うから臨床心理士になりたいと思うのです。
どうせなら、一般に知れ渡ってる資格のほうが有利だと思われるのも原因ですが。

私が書いたことは、あくまでクライアント側から見たらですので、賛否両論あることだと思いますが・・・

思ってることが甘かったらごめんなさい。

投稿: きき | 2005.11.04 22:54

自称心理カウンセラー・自称セラピストは世の中にゴロゴロいます。通信講座で取れてしまう心理系の資格もあるし、カルチャーセンターにと通えば自動的にもらえる心理の資格もあります。そこまでいかなくても取得に努力が要る心理の資格もいっぱいあります。

なぜここに集う皆様は「臨床心理士」でなければならないのでしょうか。

「産業カウンセラー」でも「臨床発達心理士」でも「学校心理士」でも自分の活躍の場に合っていればそれで十分ではないですか。さすがに「認定心理士」では恥ずかしくて嬉しがっては言えないですが・・。

「臨床心理士」って一体なんなのでしょう。ステイタスシンボルでしょうか。この資格で簡単に就職できるわけでもありませんのに・・。

投稿: るるぶ | 2005.11.04 19:32

臨床心理士をはじめ、様ざまな臨床系の資格がありますが、
なんらかの資格を所持することにより、
クライアントさんが、カウンセラーを探すときの指標になるし、
資格所持者である心理士は、学会、勉強会などの環境に恵まれ、自己満足や心理ドグマに陥ることは少なくなるでしょう。
また、自分が心理の勉強をしてきた証として、なんらかの資格を所持していることは、
心理職としてのアイデンティティーの安定に寄与し、最終的には、クライアントさんとのラポールもとりやすくなると実感しています。

資格をもっていない実力者もたくさんいます。
この場合の『実力者』とは、
幅広い知識と教養、人間性、倫理観を持ち合わせ、かつ、心理学全般にわたる知識と技法運用能力と応用力等を兼ね備え、どのような状況に置いても、臨機応変に心理学的知識と結晶性知能、体験知を基に、クライアントさんとの精神的交流をクライアントさんにとってより良い方向にもって行ける心理士だと規定します。(私見)

経験が長ければ実力者といえるのか・・・・
そうでない場合もあります。
時に経験は、クライアントさんとの一期一会的感覚を麻痺させることもあります。
同じような症状(実は個人個人異なっているにもかかわらず)のクライアントさんが連続して来談した場合、経験の長い心理士は、
うかつにも、同じ対処をしてしまう傾向が強くなってしまう場合があります。
経験の長い『実力者』は、いつも新鮮な気持ちで、一人ひとりのクライアントさんと出会い、その出会いを大切にしています。
過去の体験から得た症例、事例を参考にすることはあっても、それをそのまま当てはめて、マンネリ化した心理士は、真の実力者とは言えないでしょう。
したがって、経験がただ単に長いだけで、
実力者とは言えない場合があると思います。

心理系の資格をもっておらず、資格取得することも考えに無く、自分流の技法と理論で、
難治事例を良い方向にもって行ける人もいます。まさしく、ブラックジャック的と言えるのかもしれません。
しかし、既存の臨床心理学の枠から多少はみ出した理論であったり、危機介入の技法も個性が強く、クライアントさんにとっては、それに合うか合わないか、かなり、その相性に問題を感じることが多々ですね。

投稿: 学部卒は | 2005.11.03 23:09

資格第一になっている印象というのは言葉が足りなかったかもしれません。申し訳ないです。言うまでもなく資格を得ることは大切なことだと思います(私も取得しています)。私が言いたかったのは、「二次の面接でS.V.に関して聞かれるかもしれないので、そのためにS.V.を受けよう」としている姿勢が感じられたからです。クライエントを大切にするのは当然のこと。だからこそ、S.V.によって独りよがりの面接になっていないか、Co.側の不安・悩みへの対応等、様々な意味において大切だと思っています。
もちろん料金等の問題もありますが、私も非常勤の掛け持ちで苦労しています。ですが心理関係以外のバイト等をして、なんとかお金をやりくりしています。それだけ価値あるものだと思っているからです。
みなさんはいかがでしょうか?

投稿: バヤリース | 2005.11.03 22:39

「資格を持っていない実力者」ってどういう方を指すのでしょうか。
医師免許に関しては無免許だけれど難しい病気の患者をバンバン治していく「ブラックジャック」のようなイメージでいいのですか?
資格を持っていないけれども心理職に長く勤めているだけの人も、ここで言う「実力者」に入りますか?

投稿: オリーブ | 2005.11.03 22:21

 資格というものは専門家のためではなく,顧客(=クライアント)のためにあるものでしょう。
 クライアントは通常,心理の専門家ではありませんから,臨床心理技術者の能力を見極める術を持っていません。
 そういう人々が臨床心理学的援助を必要とするとき,最も見やすい指標となるのが資格の有無でしょう。
 ただし,本当のところは「資格をもっている無能者」もいるし,「資格をもっていない実力者」もいます。
 「資格をもっている無能者」を可能な限り排除する一方,「資格をもっていない実力者」をなるべく広くすくい上げる制度を整えて欲しいと思います。

投稿: 通りすがりの者 | 2005.11.03 20:45

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