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2005.11.03

よって立つ理論は?

2次面接関連の質問をいただきました。
mayuさんからです。

私は、特によって立つ理論のようなものはないのですが、皆さんはどうですか?仕事をする上で、何かの理論を拠り所にしているのでしょうか?

「よって立つ理論は?」という質問は、2次面接で聞かれる場合もあるようです。ご意見をお願いします。

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コメント

私も、mizuさんの御意見に賛成です。

様ざまの理論、技法を勉強した上で、なぜその理論を中心に勉強してきたか、なぜ実際の臨床で利用しているのか、その理由を簡潔に述べられるようにしておくといいでしょう。

また、院卒見込み、または臨床体験が少ない人は、あまり凝り固まった、単一の理論主義に陥ってない回答をなさったほうがよいでしょう。

投稿: 学部卒は | 2005.11.12 08:16

はじめてここを訪れて見ました。ずっと以前資格をとったものです。感じたことを書いてみました。お節介であれば申し訳ありません。
 試験官の先生方だって、どれほど正しく理論と関っておられるものかわかりません。理論をどこか思想や信条と混同しているかたさえおられるかも知れません。そう思って、自信もって答えらればどうでしょうか。
 個人の中で、ある理論がメインになるのは、それ以外を勉強する時間は一生では足りない、とか、何かの理由でその理論の見方で、見てみたい気持ちが強い、ということがあるのではないでしょうか。別にどれが、理論としては優れている、というのではなく。勿論、論理的な根拠からこの理論でいく・この理論がより優れている、ということはありえるでしょうが(それが言えればそれもいいでしょうが)、理論の違いと言うのは、まずは多分にどういうパースペクティブからものを見るかの違いでしょう。だから、なぜ他の見方(理論)でなく、この理論を選んだのかを優劣から言うより(それがあっていればいいけれど、宗教や恣意的な主義主張のようになる危険もあるため)、この理論はこういう特徴を持っているからその視点からこの現象のこういうところを見たい、こういう治療法・関りがこの理論から考えられそうだがそこをつきつめたい、というようなことが言えればよいのでは、とも思います。特に選んだ理論が全くなくても、心をこういう点についてつきつめたい・こういう人へのかかわりについて考えたいという自分自身なりの願望はあるでしょうから、それを、それに一番役立つ・あるいは自分が慣れた理論ででも、説明できるようにして、また、その理論で不足の点は、この辺は理論に不備を感じる、とでも言えれば最善ではと思います。そもそも理論に自分の思考を従わせる必要は無いわけで、この理論のこの部分は良くて納得がいくが、ここが納得いかない、そこを更に理論的に進展させたい、という風に、批判も加えて自分の思考と理論を戦わせていくのが、主体性を失わず理論も進展させていける道かな、と思うし、面接でもこのへん言えればよいのではないでしょうか。理論がどうしても決まらなければ、心をこうつきつめたいという自分のアイデアを述べて、「理論は思案中。この理論ではこう言えるだろうが、あの理論もこの点で捨てがたい、」とでも、言えれば、よいのでないですか。心をこう突きつめたい・・という願望さえ無ければどうか・・ということになると、そういう意欲をこそ、面接官は見るのかも知れませんから、やはりそこはなにか考えて今からでも、関心を湧き立たせておくのがいいかも、とも思います。
 もっと良い面接の対応のしかたはあるかもしれませんが、とりあえず思ったこと書かせていただきました。

投稿: mizu | 2005.11.12 04:31

私も実は寄って立つ理論が無くて、困っている者の一人です。
実際のところは、やはり来談者中心療法がベースですが、「ロジャースの理論がベースです」と言い切れるほど、ロジャースの理論について知っていたり、深めていたり、その手の学会に所属しているわけではないので、それで突っ込まれたりしないのかと、不安です。皆さんは、どう答えるつもりでしょうか? それ以外では、精神分析的理論は、ロールシャッハテストを書く際のベースの理論となっていますが、そんな答えは当たり前過ぎてしまって、いいのかな~、と思っています。

投稿: hiroko | 2005.11.11 23:37

 来談者中心療法がベースですが、そのクライエントの必要に合わせて、認知行動療法、内観療法、行動療法、系統的脱感作、イメージ療法などを取り入れた折衷的な面接をしています。
 ・・・と、このまま正直に答えていいのでしょうか。いろいろな療法のつまみ食いが、かえって中途半端と受け取られかねない危険性もあります。その点をずっと心配しています。でも実際こういう面接スタイルですっときています。

投稿: マッハ | 2005.11.04 22:55

私も面接に向けて色々振り返りをしているところですが、mayuさんと同じく寄ってたつ理論というものがないのですが。みなさんはこれだと言えるものがあるものなのでしょうか?逆にない、もしくはこれから・・・というのは変なのでしょうか?

投稿: かんた | 2005.11.04 22:13

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