合格されたみなさん、おめでとうございます!
結果の報告ありがとうございます。
私のところにも、昨年受験して残念だったけれどリトライした仲間全員から「合格」の連絡をもらいました。
大学院のつらかったときお互いに助け合って励ましあって、一緒にがんばってきた仲間だったので、どうしても一緒に合格したかったのです。私の受験もようやく終わった気がします。
私がもうひとつうれしいのは、2日目、3回目の受験で合格できた!と報告をくださる方がいらっしゃることです。
その方たちは、たとえば昨年と今年を比べて臨床の能力が飛躍的に向上されたでしょうか? もちろんそれぞれに向上されていらっしゃるでしょうが、もともとある程度の技量を持ち、臨床をされてきたことと思います。
それでも、合格できないならば、その部分(マークシート対策関係)ならばなんとかなりますよ、一緒になんとかしていきましょう!というのが、私が「勉強部屋」をやっている意味だからです。
私は試験は受かるように時間をかけて勉強をすれば受かるものだと、基本的に思っています。「ドラゴン桜」と同じような考え方かもしれません。だからその部分で自信をなくしたりするのはばかばかしいです。そもそも私はあんな試験で自分の臨床能力を測られるのはまっぴらだと思っています。だからよけいに、文句を言われないくらいいい点を取ってやれ!と思いました。
でも、この一年勉強を続けて、マークシートの問題の奥の深さに触れることもできました。自分の無知も改めて知りました。批判する前に、相手をよく知らなければならない、相手を同じ知識と見識を身につけないといけないなぁとも思い知らされました。
みなさんも書いていらっしゃるとおり、昨年もこちらの部屋にも書き込みがありがしたが、合格して初めて「スタートラインに立てる」のです。「臨床心理士」の資格は、心理の世界で専門家として仕事をしていく上での通行切符です。エントリーシートです。エントリーできなければ、勝負はできませんよね。(とはいえ、持たないでやっていく方法はあります。今はそれは本題ではないので、またの話題にします)
その先、それぞれのゴールに向かってのスタートは、それぞれの責任でがんばりましょうね。
私の目標や目指すところなど、これから書いていこうと思います。
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コメント
andyが合格したかどうかご存知ないですか? とても気になって心配しています。
投稿: hiro | 2006.01.14 18:19
みなさまこんばんは。初めて投稿します。
合格された方、おめでとうございます。くやしい思い、悲しい思いなどをされていらっしゃる方、何と申し上げてよいかわかりません。
私は、社会人から大学院に入学し、将来は子育て支援の方面で仕事をしようと思っています。このサイトでとても勉強させていただいておりますが、今悩んでいます。
私は、発達臨床心理士の現職の申請をし、2次まではいき、2月の結果待ちです。もし受かったら、臨床心理士はとらなくても、現場では何とかなるのでしょうか?
今学会や、研究会に出席する時でさえ、臨床心理士の資格のある・なしを聞かれます。
子育て支援では、時給が750円とかという悲しい世界です。(マクドナルドでさえ850円なのに・・)どなたか意見を聞かせてください。
投稿: ほんわり | 2006.01.09 00:54
合格した皆さん、良いお正月が迎えられること、おめでとうございます。中には結婚なさる方も。待ち遠しかったでしょうねえ。お察し致します。
しかし、それとは裏腹に、このサイトを見ながら、2次で通過なさらなかった方々の無念に思いを至らしております。もし私なら自分をすべて否定されたような、何とも言えないような寂しさに襲われる気がしています。私などは1次通過もママならず、それでも毎日このサイトを開いて、来年こそは!と闘志を湧き起こしていました。
そこでお願いなのですが、自分の頑張ってきたことでこれが良かった、と言うのを公表下さいませんか?皆さん謙遜なさっていますが、何か私とは違っていたから、今の喜びが有るはず。今の私に必要なのはその情報です。私は、学部が理学部と全く心理とはほど遠い世界だっただけに、下地の教養の違いを痛切に感じているのですが・・・・。どうか、喜びのお裾分けをして下さい。置きみやげを期待しております。
投稿: hitomi | 2005.12.25 10:40
こんばんは。
おかげさまで合格しました。とても責任を感じています。
このプログには本当にお世話になりました。不安な日々を毎日皆さんと分け合った感じがありました。今回不合格となった皆さんには、次回ぜひがんばってほしいです。ありがとうございました。
投稿: naoko | 2005.12.25 00:40
PCの調子が悪く遅くなってしまいましたが、私のところにも合格通知が届きました。本当にひろみさん、そしてこのブログで知り合えた皆さんに感謝です。ありがとうございました。メリーメリークリスマス!
投稿: 洋 | 2005.12.24 22:45
おかげさまで合格通知をゲットできました。ここでも何人かの方々が書かれているように、ここからが「スタート」なんですよね。
合格通知を頂いたからこそ、敢えて発言したいと思います(実は初投稿なのです)。このサイト&『必勝マニュアル』、私も活用させていただきました。いろいろな面で役に立つものであり、詳細は枚挙に暇がありません。やはり、多忙な中にも勉強にエネルギーをどれだけ費やせたか、これが最終的にモノを言うのではないかと思います。
ただ、時間と労力は最大限かけるべきですが、お金は最小限という発想も大事だと私は思うのです。
このサイトでいろいろな方がそれぞれの観点から、役に立つ参考書などを紹介されてます。それを手当たり次第買っていたらいくらお金があっても足りないでしょう。ダイエットのためにあの食材がいいぞ!これもいいぞ!と買い込んでいる姿に似ているみたいで。
実際私は、過去問を分野別にファイリングしたものを中心に進めました。大辞典や種々の参考書は極力買わず(←仕事に直結するもの以外は)、近くの市立図書館を大いに利用しました。私の住む市の図書館が、心理系の蔵書のレベルが高いというのも幸いしたかもしれません。
いろいろ思いつくままに書き連ねましたが、「労力はかける。しかしカネは必要最低限」という目線での合格テクニックを、今後のために考えてみたいです。
ぶっちゃけ、「資格取得“見込”」の身分で贅沢な生活ができる人なんて殆どいないでしょ?
投稿: shibboleth | 2005.12.24 18:58
合格された方、おめでとうございます。
私は残念ながら、二次で不合格でした。予想していたとはいえ、とても悲しいです。。
アド仙人さんの書き込みで励まされました。ありがとうございます。
このサイトにはとてもお世話になったので、感謝の気持ちをこめて、また、次回受ける方の何か参考になればと思い、初めて書き込みします。
私の場合は、二次試験で名前を呼ばれる時は最後のグループで、圧迫面接でした(アド仙人さんが書いておられたように、面接官の方は機械的に圧迫役をしていたという感じがしました。)。本当は良い人そうなのに、わざと意地悪な言い方をしているようで、途中で私はなんだか白けてしまい、半ばあきらめて逃げに入ってしまいました。緊張もあって質問にもちゃんと答えられなかったと思います。そんな態度がきっと不真面目というか、この人大丈夫かしらと思われたに違いありません。。また、私事ですが育休明けで復帰して数ヶ月だったので、ケースはその時はまだ持っておらず、SVも受けていませんでした。
仕事と家事と子育てでいっぱいいっぱいだったところに、母親としての自分と心理士としての自分についてまだ考えがまとまらないまま、将来についてのビジョンも何もないまま、面接に行った自分の行動が、今となっては本当に反省の極みです。情緒刺激に弱い自分にも改めて気づかされました。この反省を生かして、体勢を立て直し、来年はリベンジ果たしたいと思います(来年試験があるかどうかわかりませんが・・)。
これからもひろみさんの勉強部屋に、たくさん教えていただくことになりお世話になると思いますが、よろしくお願いします。今回合格していたら、天狗になっていたところでした。こうやって文章にすると、新しい目標ができ、なんだか別の意味でスタートラインに立っている感じがします。ちょっとすがすがしい気分です。長文ですみませんでした。
皆様、良いクリスマスを・・。
投稿: Hoshi | 2005.12.24 16:41
合格された方々おめでとうございます。これからが本番ですね。
それから、落ちてしまわれた方、特に学部卒の方は本当に残念です。僕も学部卒だったので、想像すると先がふさがれたような気がして、本当につらいだろうなと思います。
若い方には、合格がスタートラインですが、すでにとっくに臨床家としてスタートされている方、特に僕みたいに現場で働きながら中年の年頃になって受験資格を得た方は、勉強もままならない状況で悪戦苦闘されていた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
自分の身近にもそういう方がいて、今僕らは実に悔しい思いをしています。カウンセラーとしての能力、資質の高い人だけに残念です。試験と、とりわけ二次面接(圧迫だったらしい)は何を見ていたのか、というのが正直な思い。きっと点数とキャリアから、面接官は機械的に圧迫してただけでしょう。
でも仕方ない。国家資格ができた暁には、きっと僕も皆さんも、今回で受験のチャンスのなくなった方々も、試験を受けるはずで(そうでなければいけません)、その時は同じスタートラインです。
一緒に再トライしていきましょうよ。
それまでは、それぞれの現場でがんばっていきましょう。
投稿: アド仙人 | 2005.12.24 12:50
すみません,どうといったことはないのですが,こうさぎのコムちゃんがこのような川柳を詠んでいたので紹介しておきます。
「この仲間 合格しては 繰り返し」
今の状況にぴったりなような気がして・・・。
ひろみの勉強部屋を訪れた勉強仲間達がお互いに支え合って資格試験に合格し,そしてまた次の勉強仲間が集まってはああではないかこうではないかと情報を出し合って資格試験に合格し,次に集うであろう仲間達を支えていく。このサイトの温かい雰囲気が,なんだか鍋をみんなでつっついているイメージがしてコメントしてしまいました。
私が今回合格できたのもこの勉強部屋のおかげです。院の仲間達が合格してしまい,取り残された感じがして落ち込んでいた私が立ち直れたのも,この勉強部屋で同じ悔しい思いをしている人がいると分かったからです。そしてひろみさんやこのサイトで知り合った方々が励ましてくださったからです。一応この勉強部屋を卒業しますが,今度はお世話になったこの勉強部屋のためにできることをしたいと思っています。
今回,教員でありながら臨床心理士の資格をとる意味を深く考えさせられました。私と同じように教員で資格を持とうとしている方,すでにもたれている方とともに,では現場で資格をどう生かすことができるのか一緒に考えていけたらと思っています。
投稿: terusa | 2005.12.23 21:40
ひろみさん、ありがとうございます。
ひろみさんの「私の受験もようやく終わった気がします。」とのコメントを読んで、改めて、ただ単に自分が合格通知を貰うこと=受験の終了ではない、と感じました。
私は今年の受験で合格を頂き、
ある面で、非常に嬉しく、アイデンティティが確立しつつあるようで、幸せに感じています。まさに、スタートラインに立てたような気もしています。ひとまず合格、という感じです。
しかし、ある面では、「私の受験」は終わっていない気がするのです。私はやはり、マークシートの出来の部分で、どうしても自分自身に合格点を与えることができません。論述に関しても・・・。
こちらの勉強部屋で、自分自身を誉めてあげることの大切さにも気づかせていただきましたし、受験勉強を精一杯やってきた自分をいたわる気持ちはもちろんあります。(現に、結果を受け取るまでは、自分のやりたかったことをさんざんやってきました)私を支えてくださったみなさまに対しても、感謝しています。感謝し尽せない、というのが実情です。
それでも自分自身に対してきっぱりと「合格」と言ってあげられないのです。〝もっともっと〟と思ってしまうのです。
来年4月1日から、臨床心理士として登録されることとなりますが、今後は、その〝もっともっと〟を追求していきたいです。周りの共に働くみなさんと一緒に、向上していきたい!という気持ちが大きいです。
臨床心理士に合格すれば、私は自分自身、〝大満足〟するのかと想像していましたが、私の場合は、そうではありませんでした。
自分の中で、向上心(?)のようなもの、責任感がむくむくと大きくなってきました。
そういう意味では、私にとっての臨床心理士取得は、大きな意味がありました。
投稿: saia | 2005.12.23 13:54