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2005.12.06

セクシャルハラスメント

シロさんから、セクシャルハラスメントに関する質問をいただきました。

すでにcpnpさんからコメントもいただいていますが、埋もれてしまわないようにこちらに再アップさせていただきます。

場違いな内容かもしれませんが、皆さんに教えて頂きたいことがあります。

自分は子どもの出入りが多い施設で働く相談員(心理職)で、名前はシロ、男性です。

先日、僕の施設で働いているボランティアさんたちを集めて、シェアリングの会が開かれました。

その休憩時間のこと。
ボランティアのAさん(女性)が僕に「シロさんは色白ですよね」と話してきました。
Aさんは大学生で、色白な女性です。
これまでの人生で、様々な人から色白と言われてきた僕としては、自分の色白は一つのネタ。
そこで僕は「いやいや、Aさんの方が白いんじゃない?」と笑顔で応答。
そして、隣にいた同僚Bさん(女性)に「ね?Aさんの方が白いですよね?」とふりました。
Bさんは「うん。Aさんの方が、ずっと見ていたいような色白」と冗談まじりで答えました。
加えてBさんは「シロさんの足(←その時、僕は靴下を脱いでいました)は、気持ち悪いくらい白い」と、これまた冗談まじりで言いました。
それを受けた僕は「そりゃ靴下はいて日に当たらないんだから白いですよ」と笑顔で答え、Aさんに「Aさんも白いよね?」とふりました。
すると、Bさんは「シロさん、それ、セクハラですよ」と冗談っぽく言いました。
この時、僕は「ん?」と思いましたが、「そうなの?それは失礼しました」とAさんに謝罪しました。

その場でのやりとり自体は、お互いに良く知っている人間同士の冗談まじりの会話であり、いつも通りの雰囲気の中でのやりとりであったように自分は感じています。

ですが、日頃から「人権意識を常に持ち続けることは難しいことなので、発言に対しては注意を払っておかないとな~」と考えている自分としては、たとえ冗談のやりとりの中であったとしても、女性に「それ、セクハラですよ」と指摘されたことはショックでした。

それと、その指摘をBさんから受けた時に、僕が「ん?」と疑問を感じたのは、「僕がAさんに言ったことがセクハラなら、Bさんが僕に言ったこと(「シロさんの足は、気持ち悪いくらい白い」)も、セクハラになるのでは?もしかしたら、そもそもAさんが僕に「シロさんは色白ですよね」と言ったことも、セクハラなのか?」というものです。

自分はセクハラの正式な定義を知っているわけではありませんので、本当に初歩的なことが分かっていないのかもしれません。
ですので、今回の件とあわせて、僕が以前から疑問に思っていることを、皆さんに教えて頂きたいと思っています。

質問は以下の通りです。

1.今回の自分の発言は、セクハラにあたるのか?そして、Aさん、Bさんの発言はセクハラではないのか?

2.セクハラとは、女性に対する性的いやがらせに限定された用語であるのか?
←「逆セクハラ」という言葉がありますが、これ、男性が女性に受けるセクハラのことを暗に意味していませんか?つまり、この「逆」という言葉の背景には、女性に対する性的いやがらせのことを「セクハラ」とする定義が存在しているということを暗示しているのですか?女性の権利擁護・確立に向けた運動の中で、セクハラの問題が大きく取り上げられ、それによって今まで苦しんできた人たちに支援の手が広げられてきたこと自体は、僕個人としては、とても素晴らしいことだと考えています。ですが、例えば、男性用トイレの使用中に、女性の清掃員さんが入ってくることは、僕のこれまでの経験上(つい先日もありました)、めずらしいことではない気がするのです。そんなことや「逆セクハラ」という言葉を耳にする度に、自分は「セクハラとは、女性に対する行為に限定されているの?男性に対する行為には、社会は容認的であるの?」とひっかかりを感じています。これは、自分が「セクハラ」の正式な定義や背景に関して無知であるが故に生じているひっかかりなのでしょうか?

長々となりましたが、皆さんがお暇な時で結構ですので、ご助言いただけましたら幸いです。
(コメント以上)

管理人の意見です。
セクシャルハラスメントの定義は難しいので、ちょっと即答できませんが。
まず、Aさんの「気持ち悪いくらい」というのは、セクハラかどうかにかかわらず失礼だし、本人の責任でない身体特徴に関するこのような発言は、人権侵害で言葉の暴力にあたると思います。ただ、それが許される人間関係もあるでしょうから、判断は言われたご本人におまかせします。

しかし私はそれに対するシロさんの応答も、対人関係を円滑にするという上でも、少しまずかったかなぁと感じます。(応答の内容がセクハラかどうかは別にしても)

私ならいやなこと、気にしていること、自分の欠点だと思うことを他人から言われときほど、まず認めます。そして冗談ぽくするのがひろみ流です。
シロさんの場合(「色が白いですね」という、何回も言われたうんざりする発言に対して)なら、こんな感じかな。
「そうなんです~。うらやましでしょ」
これでたぶんBさんの後の発言はないと思いますが。

さて「気持ちが悪い」に対しては
「すみませんね~、気持ちが悪くて。でもこればっかりは私の責任ではないのでがまんしてくださいね」
くらいでしょうか。

言い合いにならない会話のパターンを、私は重宝しています。

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コメント

シロさんへ
 私は以前働いていたところでセクハラを受けていた者です。当時、あまりにもひどかったので労働基準監督署まで相談に行ったことがあります。そのときの経験をもとに私なりの意見を述べさせてください。
 まず、1.に関してですが、私もきちんとしたセクハラの定義はわかりません。ただ、明らかにセクハラと取れる行為とスキンシップ?日常会話?と迷うグレーゾーンはあると思います。そのグレーゾーンに白黒をつける時に、労働基準監督署で重要視されたことを以下に述べます。
・その行為を受けた人が不快な感情を抱いた  か。
・それを意思表示したか。
・その上でもその行為は続いているか。
いかがでしょうか。私も以上の3点は重要ではないかと思います。大切なのは行為、言動そのものだけでなく「それを受けた人が不快感情を抱くかどうか」だと思います。「『おはよう』と言って部下の肩を叩く。」この行為も日常的なスキンシップとも取れると思います。しかし、肩を叩かれた方が「うれしい。」と思うか「気持ち悪い。」と思うかで行為を受けた側(被害者)のセクハラか否かの感情的な決定があると思います。
 さらに、加害者側と被害者側に意識の違いがあることはよくあります。これは人それぞれの価値観の違いにもよります。たぶん、シロさんの感じていらっしゃるのはこの辺ではないかと思います。それを解消するために「意思表示をすること」が必要だと思います。不快感を示し、それに気付いているのにもかかわらず、さらに続けている場合はそれは人権侵害につながる行為だと私は思います。ただ、不快感を示すということは「勘違いかもしれないし」「人間関係にヒビが入ってしまうかも」と考えると、とても勇気のいる事だと思います。だからこそ、人間関係を壊さないように意思表示をするという配慮も大切だと思います。
 シロさんの場合、まずAさんの発言に対してはシロさんはどんな感情を抱いたのでしょうか。そしてBさんの「気持ち悪いくらい・・・」という発言に対しては多分シロさんは軽く不快に思ったのかもしれませんね。そのとき私だったら「えー、気持ち悪いかなあ、そんなん言われたら傷ついちゃうわあ。」と軽く冗談まじりに伝えます。それでも「気持ち悪い」と言われ続ければそれはBさんに非のあるセクハラにあたると思います。そしてシロさんがAさんに伝えた事がセクハラにあたるかどうかは、まずAさんがどう感じているかだと思います。Aさん自身がその後もその内容について自ら話し続けたようであればその件についてはセクハラにはあたらないと思います。例えば、Aさんがそこで黙り込んだりといった反応だったらもしかしたら不快だったかもしれないので、その話を打ち切ってよかったのかもしれません。ただ、Bさんはそれをセクハラと感じるようなのでBさんに対してはそういった話を進めるのは避けた方が良いですよね。
 いずれにしても会話の中で相手の不快感のサインを見逃さずに対応することが大切だと思います。
 そして2.に関してですが、女性が男性に対して行う行為も「セクハラ」と言われるようです。確信はもてませんが「逆セクハラ」という言葉は社会的な現象の中から生まれた言葉だと思います。数日前、国連の女性高官がセクハラをしたということで解雇されていました。ニュースの記事にも「セクハラ」と記載してありましたので、公用には男女共に「セクハラ」という名称でよいのだと思います。
 

投稿: フジコ | 2005.12.06 17:29

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