大学院進学の準備
一種大学院に合格されたななママさんからは、こんなコメントをいただきました。
合格を頂いたものの、自分の知識量に不安いっぱいです。今の時期、何をする事が良いのかと思っていたところに、ひろみさんの著書である臨床心理士資格試験 必勝マニュアルに書店で出会いました。
今、何をするべきなのでしょうか?何もしていない事が不安でたまりません。現在海外に居住中であるため、自由に色々な本を入手することもできず、何から取りかかったら良いのか、ひろみさんのご意見をお伺いできたら幸いです。ちなみに、大学では2年間通信で学び、大学院も3年間通信で学びます。
ななママさん、コメントありがとうございます。そして大学院合格おめでとうございます。
講義が始まればいやでも忙しくなるので、私なら今のうちにゆっくり過ごそうと思いますが。ご家族のために使える時間も減ってしまうので、それまではせめて家族のために時間を使っておくとか。
不安になるというのも、何かをして埋めるのもいいですが、どうしてかなぁ~と考えてみるのもいいかもしれませんね。だって、不安になる何も理由はないと、私は思いますよ。
本を読もうと思われたら、私の「必勝マニュアル」はいけません。あれは先に読むものではありません。一通り勉強されてから、確認のために読むものです。
大学院では臨床実習も行いますが、基本的には研究を行うところだと思います。ご自身の研究テーマに関連する書籍を読まれるのがよいと思います。適切なものがわからなければ、大学院に問い合わるのはどうでしょう。
大学院には問い合わせることができないが、どうしてもどうしても本が読みたい!ということでしたら、「心理臨床家の手引き」など読んでみますか? 臨床の入門書として適当であるばかりでなく、何度読み返しても、学ぶことのある一冊です。
どうか心安らかに、入学の日をお迎えください。これからですよ。がんばりましょう!
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コメント
たびたびすいません。
過去の入試を振り返ってみて統計が苦手な事に気付きました。
それで今日大学の図書館や本屋に行き統計の本を探していたのですが、
自分に合った統計の本が分かりません。
大学では統計を習ったのですが院試レベルだと不安があります。
中途半端な統計の知識を持っている人に対して何かオススメの統計の本はありますか?
投稿: ☆みなみ347☆ | 2006.02.06 23:44