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2006.04.09

赤本と青本

赤本と青本について質問がありました。

赤本と青本は両方必要でしょうか???


→私は赤本だけ持っていました。でも、青本の公表問題で赤本に載っていない分は、コピーを持っていました。

赤本(臨床心理士になるために)
内容は(私の持っているのは少し古くて14版ですが…)
Ⅰ 臨床心理士の資格
 1.心の専門家とは
 2.臨床心理士の資格制度について
Ⅱ 資格の取得方法
 1.資格審査の基本特徴とその受験要領
 2.どのような大学・大学院を選ぶか
 3.大学院指定制度について
Ⅲ 臨床心理士に期待される学習課題
 1.臨床心理査定技法を中心に
 2.臨床心理面接技法を中心に
 3.臨床心理的地域援助の技法
 4.リサーチへの資質
付録
 臨床心理士資格審査規定等(含:臨床心理士倫理綱領)
 資格取得のための申請書式一覧 
 「試験問題」公表

Ⅲの部分がいわゆる臨床心理士の4領域です。どのような資質が求められるか、一読の必要があります。また、付録の倫理綱領も目を通しておかなければならないものです。

青本(臨床心理士資格試験問題集)はいわゆる過去問の問題集ですね。H3~H16年度の公表問題が掲載されているはずです。

昨年、受験生をとまどわせる1つの出来事がありました。青本の最新版(H16年度問題掲載)は7月に刊行されました。赤本は試験直前の9月に出たのですが、それに、青本の最新版には載っていなかった「追加問題」12問が掲載されていたのです。なぜこの時期に…勉強部屋にもいろいろな声が届きましたね。

今年の受験生の方がこれからしなければならないことは、昨年度(H17)の問題が公表されたら入手することです。

しかし、青本の勉強は今の時期から始めなければなりません。夏に出る最新版を待っていては、間に合いませんので、すでに持っている(コピーでも可)のは前提でしょう。
夏に公表される昨年度の問題の入手をどうするかで、
1.最新版の赤本を買う
2.コピーですませる
の2つの選択肢があるでしょうか。
ただ、赤本には公表問題以外に読んでおくべきページがあります。赤本はなしで2を選択した場合は、そちらのフォローも必要であることを忘れないでください。

ということで、結論はないです。どちらか1冊あればいいでしょうが、
1.過去問はすべて入手する
2.夏に公表されるH17年度の問題は必ず入手する
3.青本になくて赤本にある部分で必要なところがある
という3点をカバーしてください。
昨年最新版の赤本で公表された「追加問題」については、こちらでも紹介しています。参考にしてください。

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