心理臨床大事典
一大決心をして、いまさら購入しました。
これ!
臨床に関する過去問の解説を探すのが目的です。
私は受験のときはなしですませました。こんなに出ているのになんでかなぁ~と考えてみて、1つわかりました。
それは、大事典なしで勉強できる部分(心理学基礎、査定、心理療法、精神症状、法律)の方が出題の割合が高く、そちらをやるのに必死だったからです。もちろん、心理療法と精神症状については、大事典の主要な部分でもあります。実はこれについては私は必要部分をコピーしていました。
大事典にしか載っていないのは、心理面接に関する設問です。大事典にはどんぴしゃな答えが出ているという感じですが、まあ、それを見つけなくても、正解の文章を読んで理解するというので、すませていたのでした。公開問題の割合でいけば、各年1~3問程度なので。
3万円もする本なので、買ったからにはしっかり読もうと思いますが、受験のときはその余裕がなかったのだ、と実感しています。
今読んでみると、確かに種本と言われるだけあり、臨床関する設問では、ここも出ている、これも出ているという感じですね~。内容も難しく感じることはありません。でも、そう思えるのも、過去問をやりつくした後だからかもしれません。
とりとめがないですが、感想です。
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コメント
ただ今、資格試験に向けて勉強中の者です。資格を持っておられる方に勉強方法を尋ねたところ、「心理臨床大辞典を1ページ1ページ読んでいった」と言われて購入しました。しかし、膨大な量に圧倒され、過去問部分すら読破できていない状況です。
ひろみさんのおっしゃるように、まずは過去問!とひたすら取り組んでいますが、本当にそれだけでいいのか(もちろん「+α」は必要ですが)、どれくらい勉強すれば自信を持って試験に臨めるのか、不安になってしまいます。
これからもこちらのサイトにお世話になりますm(__)m
投稿: wara | 2006.04.19 21:02