両親のこと
昨日はようやく私の両親のところへ行くことができました。
もう、実家と呼べない気がします。私の両親は今月の始めに、40年以上住み慣れた家(=私にとって実家)から、分譲マンションに引っ越したのです。
引っ越しの日とその翌日は手伝いに行けたのですが、その後は暇がなくて…ようやく様子を見に行けたのでした。
引っ越しの日も、その翌日もどうなることかというくらい物が片づいていませんでした。それが、今はうそのようにきれいになっていました。それに生活しやすそうに思えたので、一安心することができました。
戸建てから集合住宅の3LDKへの引っ越しでしたが、年寄り2人が生活するのに、狭い印象はうけませんでした。ワンフロアで、段差がなく、生活の動線も無駄が少ないようです。
前の家は、日当たりが悪く、湿気が多くかったのが、一番の引っ越し理由でしたが、それが解消したこともよろこんでいました。毎日いっぱい日光を浴びることができ、いつまでも寒い日が続いた4月も、暖房なしで過ごせたそうです。
今回の引っ越しは、私が住宅購入の段階から関わってきました。両親がようやく、ついの住処に落ち着いてくれたなぁと感じることができ、うれしく思います。
人間の家庭での活動は、人によってそれほど差のあるものではありません。食べて寝ることが基本です。どんな場所で行っても同じと、ぼんやり感じていました。それが、こんなに違うとは。まさに、QOLの問題なのです
建物の入り口はセキュリティーのためにいつも鍵がかかっています。部屋番号を呼び出し、開けてもらわなければ入れないシステムです。それでは不便なことがあるかもしれないので、私も鍵を1つ預かりました。誰も口にしませんでしたが、両親に何か起こったときに必要です。
この鍵は引き出しの奥に、しまっておきます。必要になる日は、ずっと来ないでほしいです。
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