公務員試験
久々の更新になります。みなさん、コメントありがとうございます。
少しずつお返事していきたですが、自分でも査定関係が書きかけになっています。たまりすぎないように、整理していきますね。
今日の私はとても疲れました。東京はちょっと飽きてきました。駅とか、意外とバリアフリーでないので、重い荷物を持っての移動はちょっと大変でした。
テイラーさんから、お急ぎの相談をいただきました。みなさんのご意見をお願いします。
ご相談があります。 私は、2006年3月に修士課程を修了し、臨床心理士受験資格を取得しました。 秋には、臨床心理士試験を受験したいと考えています。 ちなみに、私は今春、就職しましたが、残念ながら、心理職に就くことはできませんでした。 現在、フルタイムで、心理職とは全く関係のないことをして働いています。 そのため、受験勉強は全くと言って良いほどできていません。 また、私の住んでいる地域では、臨床心理士の需要がほとんどありません。 つまり、臨床心理士資格を取得したからといって、職がないのです。 そこで、来月実施される公務員試験(心理)を受験してみようかと検討中です。 ただ、臨床心理士試験と、公務員試験(心理)とでは、同じ心理とは言え、出題内容に相違があるということが分かりました。 それに、公務員試験には教養試験もあります。 臨床心理士試験まであと4ヶ月、公務員試験(心理)までは1ヶ月もありません。 ただ、臨床心理士試験に合格しても仕事を得ることは難しいですが、公務員試験(心理)に合格すれば自動的に職を得られます。 できることなら、この二つの試験勉強を並行して進めていきたいのですが、その勉強方法について教えていただけないでしょうか? それから、私は、勉強する時間が土日しかありません。 そのような少量の勉強で、果たして臨床心理士試験に合格することができるのでしょうか。
公務員試験は、どのような種類になるのでしょうか。いずれにしてもかなりの倍率でしょう。私は高校生で公務員受験する子どもたちを知っていますが、問題集をかなり繰り返しやり、公務員受験予備校の講習に出て、模擬テストを受け、ひとすじにがんばっても合格が難しいのが現実です。
公務員に関しては、一人で勉強して合格できる人は少ないのではないでしょうか。予備校の体験や無料講習を探して、すぐにでも模擬試験を受けて、ご自身の合格可能性を査定し、対策を立てられる必要があると私は思います。
高校生なら、2年生のときから準備をしていいかげんです。現役合格できなくて、予備校に通って受験する人もたくさんいます。ですから今から準備というのは、無謀かもしれませんよ。他の人はもっと前から準備しています。本当に目指すならば、もう少し長期的な視野に立った受験計画が必要かもしれません。
臨床心理士試験の準備は根を詰めれば今からでも間に合います。ただ公務員を目指すならば、平行しての勉強がどっちつかずになってしまうのが心配です。現職でない方には、結構ハードな試験ですから。
他のみなさんは、どのように思われますか? 特に実際に公務員で心理職をされている方、ぜひともアドヴァイスをお願いします。
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コメント
知ってる人で、臨床心理士の試験の少し前に地方公務員の試験を受けて合格し、かつ、臨床心理士も合格した人がいます。公務員に関してはかなり前から狙っていたというわけでなく、丁度募集があったから応募してみたという感じでした。もちろん、それに対してできるだけの勉強はしたようですが、当時週6日で働いてはずですから、勉強時間は限られていたと思われます。
ということで、やる前から諦めることもないのではないでしょうか?
投稿: ちゃり | 2006.06.20 00:26
文章から察するに、テイラーさんの住んでいらっしゃる地域で働きたい、ということで地方公務員だと思いますが、もしかしたら公務員になった後、「臨床心理士の資格があったほうがいいかも・・・」となるかもしれません。
ひとまず試験を受けるだけ受けてみてもいいかとも思うのですが、2つとも、というのは結構きついような感じがします。どちらかにウェイトを置いて取り組んだほうが良いかと。私だったらそうするかな・・・。
並べて質問してしまいますが、私も今年臨床心理士を受験しますが、現在心理職ではない仕事をしています。1種の大学院を修了したので、試験までの期間の臨床経験はなくても良いことになっていますが、本当にそれで大丈夫なのだろうか?と心配です。
大学院の内部実習が相当しっかりしたものであることを面接でアピールすることか、もしくは今から週1回でも臨床に携わる仕事を探したほうがよいのか・・・。
どなたか似たような経験のある方がいらっしゃいましたら、アドバイスお願い致します。
投稿: poo | 2006.06.19 23:32
難しい問題ですね。
私は、臨床心理士の需要ということについて
少しばかり考えてみました。(ずれたコメントでしたら、ごめんなさい)
私の地域も、一見臨床心理士の需要がないようにみえる地域です。
ただ、需要がない、というよりも、雇用がない、といった方が適切かな、とも思います。
私は、コネもなく、資格取得の勉強中という身分の時には、全く心理の仕事がみつかりませんでした。仕方なく他職種の仕事をしていました。
ところが、資格をとると、いろいろなところから情報がきはじめました。そして現在は心理職につくことができています。
資格取得前と後では、全く状況が変りました。
まず、臨床心理士 と 臨床心理士資格取得にむけて頑張っている人 では、雇用先に与える印象が全く違うと思います。
また入ってくる情報・人脈も一気に広がります。
地域の臨床心理士会に、問い合わせてみたりしてもいいかもしれません。
実は、こんなに‘資格取得前後で違いがあるのでは?’ということを言っているのは、
みなさんがおっしゃられているように、‘公務員試験が非常に難関だから’、という理由もあります。
①公務員試験にむけて、数年計画で頑張る
②臨床心理士資格取得にむけて頑張り、仕事を探す。
では、①の方が狭き門かしら、と思うのです。
私も、心理職につけない時期がありました。
お気持ちお察しします。
よい方向に向きますように。
投稿: のの | 2006.06.19 12:14
はじめてひろみの部屋にきました、コメントもはじめてです。
私は2年前(修士終了してすぐ)に役所の非常勤として相談職につき、仕事をしながらも、臨床心理士試験を受け合格しました。現在も役所で勤務を続けていますが、思うところがあり、家裁受験中です。
正直言って、公務員試験は難関です。やはり教養も含め、専門もかなり範囲が広く、生半可ではないと感じています。週3日の休みに加え、平日も仕事後勉強している生活です。試験は二度受けていますが、一度として一次を通過できていません。
以上のことは、基礎学力の問題もありますから、あと一ヶ月でどうこうなるかどうかは個人差があるのでなんともいえません。
しかし、テイラーさんのように、追い詰められた切羽詰って志望するという状態は、正直心配です。
きびしいようですが、そういう動機付けで合格できるほど生易しいものではないことは確かです。
テイラーさんは、急いで臨床心理士か公務員か、そのどちらかかをきめなければいけないのですか?
お気持ちはわかりますが、もう少しいろいろな人に相談したりして検討の時間を持った方がいいのでは。
臨床心理士資格を持っている公務員の方も多いですし、せっかく修士出られたのなら、臨床心理士資格をとっておいてもいいのではないかとも思います。
少量の勉強時間で、臨床心理士資格に合格するかどうかは、私の知る限りではありませんが、私は8月から勉強を始め、10月の試験で合格しました。
勝手なことを書き綴りましたが、ご参考になればさいわいです。
投稿: さん | 2006.06.19 00:29
はじめまして。初めてコメントを書かせていただきます。私は、もうだいぶ前に公務員の心理職を目指した者ですので、今とは違うかもしれません。参考になるかどうかわかりませんが、体験談として書かせてもらいます。
公務員といってもいろいろと種類があり、国家Ⅰ種の心理職(合格後は、法務省に入り、技官として鑑別所に勤めることが多い)、家庭裁判所の調査官、地方公務員(地域の児童相談所や、精神保健センターに勤めることが多い)が主だったものだと思います。どれを目指されるのかがわかりませんが、どれも難しい試験です。
公務員試験は、どれも基本的には同じで、一次試験がマークシートの一般教養と専門試験、二次試験が論述式の専門試験と面接、といった流れになります。専門試験は、臨床心理士の試験と重なる部分があるのではないかと思いますが、臨床心理だけではなく、基礎心理学や社会心理学など幅広い知識が必要となりますので、結構大変だと思います。
それ以上に大変なのが、一般教養でした。国語や政治経済、法律など、教養的な知識を問うものに加えて、判断推理や数的推理などは解き方がわかっていないとお手上げという問題も出る試験です。まあ、頭の体操みたいな試験です。ここら辺になりますと、専門的な勉強がある程度必要になります。私は、公務員試験講座の一般教養コースを受講しました。それでも結構難しかったです。心理職だけのことを考えたら、途中で、何でこんな勉強をしなければならないんだろうと感じると思います。
そういった勉強もしなければならないことも考えると、公務員試験のほうが時間がかなりかかると思います。安定性という意味では、やはり公務員のほうがあると思いますが、心理職として何をしたいのか(青少年の更正にかかわりたいとか)ということも明確でないと、勉強自体が続かないような気がします。
なんか勝手なことを書きましたが、参考にしていただければと思います。
投稿: Workaholic | 2006.06.18 23:56