« 臨床心理士資格試験問題集 平成18年版 (2006) | トップページ | 「シュレック」の感想(追加) »

2006.08.01

映画評「シュレック」と「美女と野獣」

受験生への応援を込めて! 人気ブログランキング

昨年度の問題は、過去問そのままは少ないのですが、過去問をしっかりやっていれば半分はできる!という感じです。詳しくはまた明日以降に!

TVで「シュレック」観たので、ちょこっと感想を。今、睡眠時間の確保を目指して早寝早起きを実行しているので、手短にがんばります。「美女と野獣」から始めます。

私は「美女と野獣」のベル(でしたっけ?ヒロイン)の評価が割と高いです。評価の基準は「闘う女」です。お姫さまだけではダメダメ!強くて自ら闘う女性を私は評価します。映画&アニメのNo.1ヒロインは「風の谷にナウシカ」のナウシカです。どう猛な蟲たちを穏やかにさせる、あの勇気、あの正義、あの優しさと愛、あの強さ…近づける訳もないですが、お手本にしたいです。
戦うお姫さまレイア姫(スターウォーズ)の評価も高いです。お転婆の域を抜け出した勇気と問題解決能力がなくっちゃね。

さて、ベルですが、闘うイメージはあまりありません。勇敢ではありますが、彼女の他のヒロインと異なる特徴は読書や学問への関心です。学びを通して、自己を高めようとする意志が強いです。

人間の強さは肉体的なものや運動神経だけでなく、知的なものもあると思います。ですから、ベルには派手なアクションや戦闘シーンはありませんが、強さや女性の自立が感じら好印象をもっています。ところが…

自分を認めてくれる野獣の優しさに触れて、愛するようになったベル…彼女が愛したのは野獣のままの彼のはずでした。ところが、ラストシーンで野獣が王子に変わってしまうのには本当にげっそり。自立した女性のベルの魅力もたちまち色褪せて、物語は王子さまとお姫さまのハッピーエンドの物語に成り下がります。アニメの最後の幸福の絶頂を表すダンスシーンを私は大嫌いです。

そしてシュレック…夜の間怪物に変身する魔法をかけられたお姫さま、運命の人のキスで魔法は解け、真実の姿になれます。そして、シュレック(怪物)こそが運命の人だと知るのです。キスの結果は…

シュレック、姫ともども、王子とお姫さまになったら、また興ざめじゃん!と思って観ていましたが…逆美女と野獣でした。よかった。\(^-^)/

しかし、先日書店で立ち読みをしていたら、やたら「人は外見が99%」みたいな本が多いのです。整形も含めて、お化粧の仕方、似合う色、服装、姿勢や立ち居振る舞い、言葉遣いなど、いかにして他人に好印象を与えるか!ということに特に若い人たちはやっきになっているのでしょうか? 外見からというのは一種の行動療法だと思うので、一概に否定はしたくないですが、あまり踊らされないようにと願います。
自分を好きで大切にする人は、魅力があり、他人にも好印象を与える人だと思いますよ。

|

« 臨床心理士資格試験問題集 平成18年版 (2006) | トップページ | 「シュレック」の感想(追加) »

コーヒーブレイク」カテゴリの記事

コメント

shellさん、ご指摘ありがとうございます。そうです、シュレックです。私σ(^^;)は、ほんとーにおっちょこちょいです~。(^_^;;;;;;;; さっそく訂正させていただきました。

投稿: ひろみ | 2006.08.01 19:10

シュリンクってなんですか?シュレックではないですか??

投稿: shell | 2006.08.01 03:28

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画評「シュレック」と「美女と野獣」:

« 臨床心理士資格試験問題集 平成18年版 (2006) | トップページ | 「シュレック」の感想(追加) »