エンカウンター・グループ・プロセス発展段階
エンカウンター・グループ・プロセス発展段階の1つで、保坂・岡村の発展段階理論です。
①ギャング・グループ…外面的な同一行動による一体感(凝集性)を特徴とする。
②チャム・グループ…内面的な互いの類似性の確認による一体感(凝集性)を特徴とする。
③ピア・グループ…内面的にも外面的にも、互いに自立した個人としての違いを認めあいながら共存できる状態。
の3段階です。
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エンカウンター・グループ・プロセス発展段階の1つで、保坂・岡村の発展段階理論です。
①ギャング・グループ…外面的な同一行動による一体感(凝集性)を特徴とする。
②チャム・グループ…内面的な互いの類似性の確認による一体感(凝集性)を特徴とする。
③ピア・グループ…内面的にも外面的にも、互いに自立した個人としての違いを認めあいながら共存できる状態。
の3段階です。
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コメント
tonさん>
>保坂・岡村の発達段階の③はペア(Pair)ではなく
>てピア(peer)ではなかったですか?
本当だ・・・!
今まで読み流していて
気づきませんでした・・・(^^;)
投稿: aqua | 2006.09.14 21:02
はじめまして。
昨日ちょうど勉強してたのですが、保坂・岡村の発達段階の③はペア(Pair)ではなくてピア(peer)ではなかったですか?
わざわざ英語まで問題に乗っているので、その点が×ということのなのかと思っていました。
投稿: ton | 2006.09.14 13:20
ひろみさん,お返事ありがとうございます。
>しかしこの設問は、エンカウンター・グループの発達段階に関してです。
自分の読解力が足らないせいなのか,この設問だけからは,「エンカウンター・グループの発達段階に関して」と限定できる根拠がわからないです。
「大事典」の改訂版での記述でも,単一のエンカウンター・グループそれ自体の発展は,村山・野島が示しているものの方で,保坂・岡村の方は,複数のグループの横断的研究のようにも読みとれてしまいます。(引用原著を当たっていないのであくまで憶測ですが・・・)
しかもこの問いの解答が×となるとなおさらでして・・・。(あ,だから皆が悩んでいるのですよね・・・)
投稿: aqua | 2006.09.12 01:05
auqadさん、コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、ギャンググループ、チャムグループなどは、人の発達段階における集団です。
しかしこの設問は、エンカウンター・グループの発達段階に関してです。私はエンカウンター・グループの発達段階を人における集団の発達段階になぞらえていると理解しています。
この発達段階理論は、保坂・岡村が大学生のグループ体験から生み出したとありますので、設問のような問い方になったのではないでしょうか。
投稿: ひろみ | 2006.09.11 20:51
早速に、アップしていただきありがとうございます。
ナラティブセラピーなどは、以前にもここに挙げて頂いてたのですね。しかし、質問を挙げてみて、改めて調べるところがわかりましたし、大変助かりました。大事典もあるので、また改めて調べて、使える知識になるよう、頑張ります!また、何か出てきたら、質問すると思います、ありがとうございました!
投稿: 関東から参加 | 2006.09.10 17:18
『「大事典」の改訂版ならp.315に載っています。』と書かれているので,すでにひろみさんも自己解決されているような気がしますが・・・。
そのP315に
①小学校高学年ころ
②中学生あたり
③高校生以上
とあります。
大学生対象ですと,③でしょうか。
ただ③の記述の途中に「チャム・グループとしての関係に加えて」とありますので,この文章をそのまま受け取ると②+③になりますね。
いずれにしても①はなさそうな感じですので×にできると思いますがいかがでしょうか・・・。
投稿: aqua | 2006.09.10 07:00