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2006.11.20

2次試験 3日目

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たくさんの、しかも詳細な報告をありがとうございます。

報告いただいているみなさんは、非常に詳しくご自分の応答を記憶されています。ということは、つっこまれても、冷静に応答できていた、ということではないでしょうか。それだったら大丈夫ではないかと、私は感じますが。また、結果のご報告など、いただけたらありがたいです。

3日目の報告はこちらにお願いします。

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コメント

私も、ガンバさんのように、試験後に泣いていました。
でもそれは、悔しいからとかではなくて、極度の緊張感の後の、安堵感というか、やりきった感というか、なんともいえないのですが、悪い涙ではなかったように思います。
院試準備から数えると約4年。ずーっと突っ走ってきたので、やっと終わったんだー!という涙でした。
1ヶ月後に悔し涙にならないことを祈っています。

投稿: くぅまま | 2006.11.24 22:19

>職場の人が、「受かろうが落ちようが、患者さんにとって、自分たちにとって、○○さんは何にも変わらない」と言ってくれました。うれしかったです。まぁ実際問題としては、無資格だと肩身も狭く、不利益をこうむる事も多々あると思いますが、目的は(資格取得ではなく)クライエントの役に立つことであって、資格はその必要条件である事を忘れずにいたいです。

本当は、こういう人こそが、面接で受かるべきなのでしょう。SVを受けたかどうかとか、学会にはいっているのかどうか、とか、形式的なことばかり聞く面接官には、見習って欲しい気持ちですね。そして、そういう面接がもし本当に増えているとしたら、会としても試験のありかたを検討すべきだと思います。

投稿: mizu | 2006.11.23 18:25

私も今年で最後の受験生です。かなかなさんと同じような質問を受けたので書き込みをしました。

これまでの二次試験で落ちた経験があり、面接の最後の方で「なぜ落ちたと思うか」と聞かれました。落ちた理由は教えてもらってないのかと尋ねられたため、「そうです」と答え、更に落ちた理由を教えてもらいたいと言うと男性面接官は背をのけぞらせて拒否されました。それを受けて女性面接官から「理由さえわからないんじゃね」と冷たく言われました。自分の考えをその後に言いましたが、学会に加入していないこともつっこまれ、終わってから、情けない思いで過ごしています。

この勉強部屋で、同じような境遇の方々のコメントを読ませていただきました。皆様といっしょに、これまで行ってきたことが報われたらいいなと思っています。

投稿: ぬえ | 2006.11.23 12:14

どうも、下の方で書き込みをしたmitsuと申します。

ラストチャンスでの受験でしたが、面接での玉砕ぶりに本当に放心状態でした。二次で不合格になると、まるで臨床家としての人格を否定されたような気になりますね。ラストチャンス組にとっては、12月下旬まで気が気じゃない日々ですが、乗り切っていくしかないですね。

職場の人が、「受かろうが落ちようが、患者さんにとって、自分たちにとって、○○さんは何にも変わらない」と言ってくれました。うれしかったです。まぁ実際問題としては、無資格だと肩身も狭く、不利益をこうむる事も多々あると思いますが、目的は(資格取得ではなく)クライエントの役に立つことであって、資格はその必要条件である事を忘れずにいたいです。

指定校制度導入前の院生としては、打ち切りは本当につらいですね。

投稿: mitsu | 2006.11.23 01:19

昨年2次で落ちたかなかなです。社会人から大学院へ。指定校になる前年に修了したため、今年が最後です。仕事は、病院2つと民間のカウンセリングセンター計3箇所での非常勤です。

 3日目は昼ごろに小雨がやみ、風が暖かく、街路樹はきれいでした。早く着いたので1階の喫茶店で紅茶を飲みました。店の名前はLe Mer Richeという名前で、お店の方に聞いたら「豊かな海」という意味だそうです。とても緊張していたのですが、暖かい紅茶のおかげか、何か暖かく包まれているような気持ちで会場に入ることができました。

来年受験の方のために聞かれたことを書いておきたいと思います。

・今年で最後だがこれまで受験は?
・(昨年受けたと答えたら)どこで落ちたか?
・(2次でと答えたら)なぜ落ちたと思うか
・(落ちたと思う理由とこの1年やってきたことを答えたら)それらをやってきた結果、今はどう思うか
・(SVの頻度をあげたことを答えていたので)SVのペースはどのくらいからどのくらいにしたのか
・(ロールの勉強会や個人SVを受けていることを答えたがわかりずらかったようで)どういう内容のものか
・社会人で入っているがなぜ、臨床に?
・(学部が心理でという話もしたが、学科名に心理と入っていないことについて)学部は心理だったのか
・勤務するカウンセリングルームは どのようなところか、他にカウンセラー何人いるか、どういう契約か
・勤務する病院の仕事内容は?
・何ケース持っているか
・(平均すると○ケースと答えたら)平均すると?と聞かれた→1日何セッションではなく、何人ケースを持っているか聞かれていました
・今後は何を学んでいきたいか?
・(私の答えが聞きたいことと違ったようで)研修では何をやっていきたいか
・心理臨床学会を知っているか、なぜ入っていないのか→出願と同時期に入会書類を出していること説明しました
・いろいろな職場に行っているがアイデンティティはどこに?→これに一番真っ白になってしまい、しどろもどろに。私の答え(それまでの答えも含む)を聞いた先生がぼそっと言った一言で、あぁ、私はそこが課題なんだ。と、どきっとして、あちゃー!やっぱり今年もやってしまった!と思ったのですが、一瞬SVを受けているようなサポーティブな感じもしました。

 余談ですが、このポイントは私が受かっても、落ちても、この仕事を続けていく上大事な点なので、いい気づきになりました。
 
 全体を通して、面接官の先生方は、質問の仕方もポイントもさすがでした。何か解答に違和感を感じた時や、わからない時、使った言葉の中から、これはという言葉について上記の他にも「○○って?」とさらに聞くような感じでした。

 こちらは時折どきっとしますが、たぶん別に追い込みたいとか、圧迫ではなく、きちんと深くこちらを理解しようとする質問のように感じました。

 短い時間ですが、ちゃんと聞いて、ちゃんと質問して下さっているので、こちらも自分がどの程度何をやってきた、どんなスタンスで臨床の場にいる人間で、何が課題で、何をしていきたいのかが伝わるように一生懸命話しました。
(もちろん、昨年の大失敗がありますので、さりげなく、やってきたこと、頑張ってきたことを盛り込んで伝えるようにしましたが・・)

長くなりましたが、参考になれば幸いです。

受かりますように。。。


投稿: かなかな | 2006.11.22 23:19

3日目に受けてきました。
2日目の報告を見て、かなり厳しい扱いを受けた方がいらっしゃったようなので、心臓がバクバクして、何度も何度も深呼吸をしていたんですが、swさんが書かれているように、係員の方がとても優しくて、緊張をほぐしてくださいました。

ところで私も論述のことを聞かれましたが、「診断は医師がする」とつい言ってしまったら、「それは“医学的”診断で、“○○”診断とか“△△”診断とかは医師じゃなくてもできるでしょ」と説明してくださいました。(“しまった!”と思ってしまって、せっかく教えていただいたのに忘れてしまいました…)
最初の方にこの質問だったので、焦ってしまいましたが、挽回しようと必死で最後まで早口でしゃべっていました。

しばらくは、ぼーっとしてみたいと思います。

のの様、服装のアドバイス、ありがとうございました。スーツで行きましたが、インナーの襟にはちょっとこだわってやわらかい感じにしてみました。
印象はどうだったのでしょうか…?

投稿: くぅまま | 2006.11.22 21:37

二次1日目受験でしたが、面接のいろんな場面が繰り返しよみがえってきます。とくに気になるのは「論述課題であなたが強調したかったのは?」と問われたことです。想定外の質問だったため、しどろもどろでお答えしました。この質問があったのは、文章表現がまずかったせいもあるかもしれませんが、考えると私の論述内容が半分合っていて半分間違っていたからかとも思えてきました。私の記述内容は、診断は医師がおこなうもので、DSMに照らして該当する病名をつけること、それにたいして、査定は心理士がおこなうもので、治療過程でいく度か変化しうるもの、そのうえで、医師と心理士はそれぞれ専門性を発揮し、二つの側面から一人のクライエントを援助していくべきなどというものでした。しかしながら、正解としては、診断の確定性、査定の治療進行に伴う流動性を第一に言うべきだったのかと思えてきます。二次受験の前に、論述課題をもう一度書き直さないまでも、正解をしっかりと把握しておくべきでした。次回受験するかたの参考になれば…。(今年が最後のチャンスの高齢受験生より)

投稿: えいと | 2006.11.22 11:54

ひろみさん、そして皆さん、「仲間意識」の輪に入れていただいて、有難うございました。

私は、3日目・午後の受験生です。
帰路、羽田空港の待合室では涙があふれてしまいました。    この気持は言葉などでは言い表すことができないものです・・・

また、クリスマスの頃に、改めて寄せ書きをさせて下さいね。

 

投稿: ガンバ | 2006.11.22 06:43

 こんばんは。はじめての書き込みです。私も今年が最後の受験です(指定大学院に入りなおせば最後ではないとのことですが…)。
 昨年は二次で不合格になり、自分の全存在を否定されたかのように大きなショックを受けました。
 十年前に教育系の大学院卒後、転居、子育てなどでブランクがあり、臨床心理士の受験はあきらめていたのですが、縁あって中学校の相談室に勤務して3年目。崖っぷちの受験です。
 昨年の面接では、研修の不足、教員免許を取得中ということで心理士とのアイデンティティが曖昧、ロールはエクスナーだけではダメ、ということで、「また来年ね。」と言われて退散しました。
 今年はとてもやさしい感じの年配の男女のお二人が面接官で、「なるべく受からせてあげたい」というお気持ちが伝わるのですが…本当に、「すみません」という感じです。
 面接の技法について、「教員でもできることではなく、心理の専門家としての専門性から」とまでヒントをいただいたにも関わらず、頭の中が真っ白で、苦しい言い訳のような答えになってしまいました。今回の面接でも落ちたという確信があります。
  
 今年、1次試験の問題用紙を前にしたときは、出産・子育てしながらの大学院生活やその後の孤独な勉強、職場で関わった先生方や子どもたち等いろいろなことが思い出され、ここまできて受験できただけでもよかった…と、応援してくれた家族や周囲の人に感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
 思えば、仕事も子育ても、そして資格も、という無謀な戦いでした。学校で臨床を続けるために、今年は、教員免許のための実習、学校心理士にも挑戦(こちらは無事取得)しました。
 勉強に疲れたり、続けていく自信をなくしたとき、このサイトでは、いつも力づけられました。こうして1次を2度合格できたのも、「ひろみの勉強部屋」のおかげです!
 地道な勉強…誰がやれとも言わないけれど、いろいろな楽しみを我慢して自分に挑み続けるのは私だけではない…と思える。そういう仲間がいることが嬉しかったです。ありがとうございました。


 昨日のショックで、今朝は学校で子どもたちに会うのがつらかったのですが、会ってみれば、逆にパワーをもらいました。
 でも、予算の都合やら何やらで、今の仕事は来年は採用がなくなるのです。だから、臨床心理士の資格は学校臨床を続けるには絶対に必要な状況です。なのに…。本当に自分の馬鹿さ加減に腹が立ちます。

 それにしても…。せめて、指定大学院に入りなおすことなく、再度受験のチャンスを作っていただけないものかと切に思います。加えて、1次合格の翌年受験の場合は1次試験免除とか…。
 ただただ心理の仕事をしたくてこの道を志したものとしては、このシステムはあんまりかと思います。
国家資格化のための切り捨てなのでしょうか?
 自分としては、また勉強しなおしたいと強く思いますが、今後の家庭の事情を考えれば、限りなく不可能に近いように思われます。
 受けたくても受けられなかった人、勉強の時間が足りず歯がゆい思いをしている人、思いのほか沢山いるのではないでしょうか?
 来年からは、こうした声も届かなくなるのでしょうね。なんだか寂しい限りです。
 

投稿: ぷりん | 2006.11.22 01:59

初めまして。
1次試験の頃よりこちらではお世話になっておりました。
昨晩試験を終えて家路に着きました。
試験の前日からものすごい緊張していまして当日になったらこの緊張はどうなるんだろうと思っていましたが、予想通り時間が近づくにつれて高まる緊張感を抑えきれずに吐き気にも襲われていました。
受験生控え室に着くまでもドキドキ。
でもそこで他の受験者の方が「30分後には確実に試験は終わっていると思えば少しは気が楽だよね」と話しているのを盗み聞きして少しホッとしたのを覚えています。

名前を呼ばれて誘導されている間、足ががくがく震えていてしっかりと歩くことが出来ませんでした。
階段は非常に困難でした(笑

面接官の先生は男女の先生でした。
緊張のあまり自己紹介をする前に椅子に座ってしまって慌てたりすでに1人でパニックになってました。
男の面接官の先生から
「遠くからここまで来るのは大変でしたね」と穏やかに言って頂けて少し緊張はほぐれました。
が、

①筆記試験の感想
②論述問題の感想
③臨床心理で学んできたこと(?ちょっとあいまいで覚えていませんが)を4領域にそって。

途中で何言ってるのかわからなくなるような気の遠くなる瞬間が何度かありましたが持ちこたえました。
声が震えて酸素が足りなくなったりもしましたがどうにか最後まで話すことが出来ました。

資格を取る意味や拠って立つ理論などは聞かれず。
特に突っ込まれたりもせず頷きながら聞いて頂けました。
女の面接官の先生からは

⑤論述問題で私が書いた内容で今思い返すとちょっと間違っていたんじゃないかと思ったところを②で話したのですが「それはその通りでいいと思いますよ」と穏やかに仰って下さいました。

そこで時間が来て終了。
10分が本当にあっという間でした。
ドアは重たく一回押しましたが開きませんでした。
「もっと強く!」「もっともっと」と後ろから先生達に言って頂いたおかげで開けることが出来ました。
本当に緊張しすぎて今思い返してみても情け無いですがようやくこれで肩の力が抜けた、という感じです。
結果までは少しのんびりしたいです。
本当にありがとうございました。
では失礼致します。

投稿: きたあかり | 2006.11.21 22:45

3日目の受験です。
会場は、地球儀の八分の一みたいだと思いました。
その縁を歩いて、各々の会場に入る姿は、さしずめ宇宙ステーションのようでした。
会場は4~6階。ざっと数えて、25人を一度に面接している様子。50名の試験管が面接することになります。、面接室の使用時間は9時から夜9時までとなっていました。1時間に4人の受験生を面接なさるとして、1時間で100人の面接をすることになります。また、3日間違う先生がなさるとは思えないので、もし3日間1日8時間とすれば、約100人をお二人で面接なさっておられる計算になります。3日目の午後となれば、100人近くの受験生を、事前に論述を読まれたり、どういう人物かを予め把握するのは難しいのではないでしょうか。
だとすれば、その場で、決められた型どおりの質問から、受験生の「人」をみて合否を判断するか、あるいは、先生方が予想するキーワードを受験生が話せ、あるいは耳に残るような言葉をいえることが大切になってくるのではないかと思いました。
つまり、もうこちらの話を受け止められる余裕はさすがにのこっておられないのではないか、試験官のものさしにあう話をきでるかどうかが、ポイントなのではないかなと感じました。
ともあれ、
自分の今までの心理士としての経験を振り返るよい機会になったと思います。
このブログには、たいへんお世話になりました。有難うございました。

投稿: やっとこ | 2006.11.21 21:57

こんにちは。
1次試験のときからずっと拝見させていただいていますが、初めて書き込みします。
私は今年の3月に大学院を出て仕事をしながらの勉強でしたので、うまく勉強時間がとれなかったのですが、ここにとても助けられました。ありがとうございます。

昨日、二次試験を受けてきました。みなさんのコメントを拝見させていただきました。数名の方が「なんで今、試験を受けたのか。」「(他の資格がある方は)受ける必要があったのか」というようなことを聞かれて、不愉快な思いをした方がおられたようですね。
みなさんのコメントを読みながら思ったのですが、面接官は心理士としてのアイデンティティを聞きたかったのかな、と思います。私は仕事や他の活動を通して常々「これって心理士じゃなくてもできるんじゃないかな」と思ってしまうことがあります。患者さんの生活史を必死に受け止めて相談を受けているSWさんや看護師さんをみていると、心理の勉強はしていないけれど、患者さんの病気の部分だけでなくその個人全体を多角的に把握して支援しようとする姿は、心理士と同じだなと思います(心理的支援の勉強をしている人も多いですしね)。そういう職種がいる中で、私たち心理士は働かなくてはいけないのですから「心の専門家になるとはどういうことか」と問われているのだと思います。面接で、ひどい言い方は許せませんが、きっとアイデンティティを問いたかったのではないかと思いました。資格問題でいろいろ議論があるようですから・・・(^ ^;)

長くなってしまいましたが、何はともあれ、みなさんこれまでお疲れさまでした!そして、今まで支えていただいてありがとうございました!楽しいクリスマスが過ごせるといいですね☆

投稿: あい | 2006.11.21 18:37

こんにちは。
海外「隣接諸科学専攻」組で、多くの方々同様、今年がラストチャンスです。2次試験も終わり、面接の内容等は、報告されていたことと類似していますが、ただ、お礼を申し上げたくてメールさせていただいています。
書類審査も通るか自分では不確かだったところから始まり、1次試験に合格には嬉し涙が出てきた自分に、「この資格試験がこんなにも自分にとって大切なことだったんだ」と半ば驚きました。
1次試験直前の仕事と家族の空き時間を使っての孤独な勉強期間に、臨床タームの検索をしていてこのHPに出会いました。その後、2次試験まで、管理者や皆さんのコメントが本当に心の支えになってくれました。その間、面接に想定される質問への回答を考えながら、これまでの、自らのカウンセリング技術やそれへの思いも含めた自分の生き方(一般の受験者の方々より数年は人生経験というか、年齢を積んでいます)について深く考える機会を得ました。
もちろん、試験の結果は、これからの人生プランにかかわってくることなので、非常に重要なのは事実です。けれども、この試験を通して、自分を立ち返るきっかけをいただき、このHPがその助けをしてくださったように感じています。心から、感謝を申し上げたいです。人生には何も無駄なことはないのだなあと、改めて感じています。

投稿: Tiko | 2006.11.21 10:01

 最終日の面接を終え、今帰ってきたところです。
男女ペアの面接官は同じでした。私の場合、女性面接官が細かい質問をしていました。4領域の確認が中心的なテーマでした。男性面接官は、マークシート試験の出来、論述試験の感想など短かったです。
一番良かったのは、受付の若い女性でした。いろいろとアドバイスしていただきました。ここの面接官は、「優しい人ですから…」「安心して面接に臨んでください」など言っていただきました。私の直前の面接をお終えられた女性は、笑顔で帰っていきました。落ち度といえば、受付の女性に、「確かに良かったです。ご苦労様でした」など余分なサービスまでしてしまい
落ち込んでいます。

投稿: sw | 2006.11.21 00:02

みなさん、コメントありがとうございます。

私は当事者ではないし、今日まで試験が終わっていなかったので、コメントは差し控えていました。でも、mistuさんのコメントを拝見して、一言言わせていただきます。

なんのための面接なのでしょうか。臨床資質を見るためではないのですか? いつ試験を受けようと、受験生の勝手です。それぞれに事情があるし、受けようと思ったときが、その人にとって受験にふさわしい時期なのです。面接官にとやかく言われる筋合いはありません。

他にも不愉快な思いをされた受験生の方がいらっしゃいましたね。そういう場面での対応を見ているのかもしれません。それなら、きちんと応対されていたと思いますよ。(後から冷静に振り返りができているし)

力関係のある人間関係(面接官と受験生)において、その力をことさらに行使する必要が、本当にあるのでしょうか。疑問です。

投稿: ひろみ | 2006.11.20 22:54

こちらのサイトには大変お世話になりました。面接、玉砕しました。痛いところを突っ込まれ、最初は突っ込まれたら「今後こう改善、努力していきたい」とポジティヴに返すつもりが、すっかり萎縮&反省モードになってしまい…。私が面接官だったら落とします。以下長文すみません。

非指定校卒、卒後ずっと同じ精神科病院勤務、今年で臨床経験10年目です。面接官は共に男性で50歳くらい。ひとりは時折笑顔もあり支持的・受容的(でも職業的な感じで時折眼光が鋭くなり突っ込まれるのがいかにも臨床家っぽかった)、ひとりは最初から仏頂面で冷淡な感じでした。

面接で聞かれたのは以下の通り。

・現在の業務
・勤務先が単科の精神科であることの確認
・他の心理職は何名いるか、内有資格者が何名か
・心理検査について:どの検査を使っているか、週に何ケース取っているか、どのような研修を受けているか、現在SVを受けているか
・心理面接について:現在何ケース担当しているか、対象はどのような人か(クライエントの病態水準を尋ねられていた)、どのような教育、研修を受けてきたか、SVは受けているか
・SVについて:どこの誰に受けているか(所属と名前も聞かれた)、有料か、バイザーのオリエンテーションは、自分のオリエンテーションは、どの位の頻度で受けているか、(現在有料のSVを受けていないので)有料のSVを受けてきたか
・事例検討会について:どこの誰に受けているか、どういう検討会か、検討会の人数は、(今現在検討会に出ていないと答えたら)批判的に「今年から出てないってもう11月だよ!」と苦笑まじりに言われました。
・なぜ10年目で受験したのか、職場の同僚は資格を持っているか、有資格者と無資格者での待遇面(給与含む)での違いは、今の現場の状況ならこの資格はなくても差し支えはないのでは?

10年目で初受験ということで、①SVと研修について、②なぜ今まで受けなかったのかという問いについて、とにかく事細かく突っ込まれ、他の事は一切聞かれませんでした。「あなた絶対資格あった方が良かったでしょ」「なんで今まで取らなかったの?」「(給与も違うので)そんなに違うの!?じゃあ取れば良かったのに」などと10年無資格だった事の批判と驚きを繰り返し言われました。相当この2点がネックになっているんだと感じました。

今の現場では資格は特に必要性がないが、ラストチャンスだから駆け込みで受験した…という風にとられたような気がしてなりません。焦って「資格は、専門性の信頼性を明らかにするために、ひとりよがりでなく公共性と客観性のある臨床活動を行う上での根っこになるものだと思うので、取りたいと思った。今まで業務の忙しさを理由に先延ばしにしてきた事を後悔、深く反省している。」との旨を2回ほど言ってしまい、かえってわざとらしい&しつこくてマイナスポイントだったかもしれません。

「あなたの現場では資格がなくてもその事で不利益をこうむることはなかったのですね」と言われ、つい正直に「コ・メディカルスタッフが充実しており、心理の仕事にも非常に理解のある現場なのでつい先延ばしにしてしまい…」と言ってしまい、結果的に肯定してしまったのが致命的でした。きっと「じゃあ、君には資格なくてもいいね(もしかして医療心理士推進派と思われた?…って私も被害的ですね)」と判断されたんではないかと。「職場で資格がないので冷遇されている」「周囲や管理職から資格を取るよう言われた」などと、現場で崖っぷちで何が何でも資格が必要であるということを切実にアピールした方が良かったと悔やまれてなりません。

最後に、「受かるといいですね」と臨床家的営業スマイルで言われたのですが、一体どういう意図なのか…思い出しては落ち込むばかりです。

あと先方が「ラストチャンスで」と言ったので、こちらも「今回ラストチャンスで受験うんぬん」と言い出した時、さえぎるように「それは、また大学院に行けばいいことで」とバッサリ言われました。非指定校で落ちてこの資格を取るためには、大学院2つ出なきゃいけないんですね…そもそも打ち切りというシステム自体が、指定校制度が出来る前にこの道を選び進学した者にとってはつらいところです。一番問題なのは、確かに今更受験した自分自身ですけれども。

投稿: mistu | 2006.11.20 20:06

今、帰宅しました。
今年が最後の非指定校組みの一人です。
ちなみに、現役の大学の講師です。
大学では臨床心理学関連の講義も担当しています。もともとは基礎系で教育学博士の学位も
とっていましたが、臨床の領域も細々と勉強をしていました。弱点は、正規の講座での面接研修が少ないことです。


自宅が都内なので
会場までのアクセスは非常に快適でした。
本日の面接内容を報告します。
面接官は50代くらいの男性と女性でした。
向かって右側が男性。左側が女性でした。
入室すると、面接官から向かって右側の椅子に座るように指示されました。
最初に「試験はいかがでしたか?」と聞かれました。
出来たかどうかは自分では分らないのですが、
練習問題を行った時よりは出来たような気がします。
と答えました。
次に、何故この資格を取る気になったか聞かれました。
「信頼性のある臨床活動がしたい、それぞれの臨床家が独善的な活動を行うことは、今後の臨床心理学の世界にとって、世間から安定した評価が得られないから、自分は安定した社会的評価が得られる為の活動に少しでも加わりたいと思って、受験しました」などと、大上段から構えたようなことを言ってしまいました。


自分はもともと基礎心理出身なので、
基礎と臨床の違いについて思うところを述べてください。と言われました。
「一言で言えば、基礎はサイエンスで、臨床はそれに加えて、根拠のしっかりしたアート的な要素が加わったものとイメージしております」と答えました。

次に、印象的だったケースについて、
差し支えない程度に答えて下さいとのことでした。
守秘義務についての態度も問われているのではと思い、「クライエントに、セッションの終了時にカウンセラーへの印象を尋ねた際に、快適に存在を感じさせない空間でしたと言われたことです」というエピソードを言いました。これによって、臨床家としての仕事の満足感を得ることが出来たのが印象的でしたと答えました。

次に、研修の経験が浅いようですが、
どうですか?
「確かに、そうです」「今後、これは自分の弱点ですので、積極的に研修に参加したい」といいました。
何かカウンセリングで読んでいた本は?
との質問に、
「ロジャースの論文程度で、新しいものは
まとめて読んではいないといいました。
あとは、辞典を読んだりなどして知識を蓄えました」と言ったら、「ああ、辞典ね。あれは受験対策としてね」と言われたのはとても感じが悪かったです。

もし受かったら、いろいろな研修に出資して欲しいと思っていますがどうですか?と言われました。
「喜んで、参加させていただきたい」と答えました。

もしこの試験に落ちるようなことがあれば
その後はどうしますか?
「指定大学院に入りなおしてでも受験したいと言いました」
臨床と基礎の関係について、何か望むところはありますか?という質問に
「お互いの長所を認めて、もっと仲良くした方が良いかと思います」と答えました。

しかし、寿命が縮まる思いでした。

最後に、もし落ちたらと言われた時には
ああ、ダメか。。。と思ってしまいました。

投稿: Big Brother | 2006.11.20 15:31

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