アンナ,O.の症例
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コメントありがとうございます。トイレ問題、深刻です! しかし、私は前の方の席でしたが、後ろの席の方がトイレに近く、ラッキーですね!
いろいろ仕事が立て込んでいます… 新規記事のアップもさぼりすぎました。週末くらいは、がんばります!
昨年出題されたアンナ,O.の症例について。主治医はBreuer, J. (ブロイアー、またはブロイエル)ですね。
Freud は、治療を過程を観察することにより、無意識に働きかける治療法について確信しました。
詳しくは、『心理臨床大事典』p.269、『精神医学ハンドブック』p.14 に載っています。
Breuer, J. の患者アンナは重篤な視覚障害、脚の拘縮性の麻痺などの症状を示していたが、自己催眠状態の中で、忘却していた心的外傷体験を話すたびに症状が回復した。
Breuerの治療法を観察したFreud は、ヒステリー症状は誘引となる心的外傷に原因があり、その記憶を呼び起こせばヒステリー症状が消滅すると結論づけた。
アンナさんは、自分で催眠状態に入ってしまうすごい人だったようです! しかし、一般には催眠がかかりにくい患者もいるので、Freud は催眠ではなく「自由連想法」を考案し、それによって無意識に働きかけ、忘却していた記憶を呼び起こす方法を開発しました。のちにFreud は、この方法を精神分析と名付けます。
私は学部が心理でないので、Freud のいろいろな症例について、詳しい知識がありません。今回もいろいろ調べて、やっと理解した状況です。間違っていたら、ご指摘お願いします。
その他、過去問で出題されたことのあるのは、ドラの症例です。こちらに関しても、私はあまり詳しく知りません。思春期の症例であること、転移に関連するというのは調べました。
頼りなくて、すみません。m(__)m
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