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2007.06.09

乳児のいる方の受験

あと4か月がんばりましょう!人気ブログランキング

いろいろな状況の中、みなさんのご苦労がひしひしと伝わってくるコメントありがとうございます。今日は、乳児がいらっしゃる受験生の方からです。

率直なコメントをいただきたいのですが、まだ夜泣きしている乳児を抱えての日々、今の今から過去問分類をして取り組んでの受験って厳しいでしょうか?(個人個人の気持の問題でしょうけど) 抱っこの乳児を抱えて片手間に勉強って感じになりそうです。 ほんとそんな状況の中、勉強や仕事に取り組まれるときのコツはありますか?

私はこうしたよ!こうしているよ!という、アイディアをよろしくお願いします。

私が受験をしたときも、乳児を家に置いて…という方、いらっしゃいました。確か試験場でお乳を絞る件についても、話し合いがあったことを覚えています。

私自身は、夜間大学院に通っていたとき、子どもは小学生と中学生でした。最低限の家事をして食事だけ作って、夫にまかせっきりでした。受験のときは休職したので、時間を作るのに苦労はありませんでしたが。

子どもさんの性質によって、育児は全く個別なものですね。私の子どもたちは夜泣きを全くしなかったので、私はそのために睡眠不足になることはなかったです。おとなしかったので、子連れで、お茶の稽古にも通ったりもしました。

だから、私には自分の経験から申し上げられることがないのです。言えるのは、覚悟を決めて取り組んでくださいということだけです。

受験をしようと決めたのなら、多少の犠牲を払っても、勉強を優先させる覚悟をしてください。育児を逃げる口実にしないで。うまく時間をやりくりしてください。
勉強のためのコアタイムを設定しましょう。できれば1日2時間くらい。一時保育などの利用を検討してみるのはどうでしょう。あわせて、細切れ時間の活用法を考えて、2本立てで計画を立ててみてください! 
どんな場合も家族の協力は不可欠です。私も家族が理解し、がまんしてくれなければできなかったことばかりです。私は申し訳なく感じながらも、行くときは行く、やることはやる、と自分のやりたいことを優先しました。でも、家族の犠牲や協力を無にするようなことだけはしなかったと思っています。

また来年と思っても、来年に何があるかわかりません。今年合格するつもりで、がんばりましょう!

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勉強方法」カテゴリの記事

コメント

ひろみさんを始め、みなさま
本当に本当にありがとうございます。
お礼コメント、だいぶ時間が経ってしまい大変申し訳ございません。久しぶりになんとかPCを開けたところです・汗
さまざまな体験を書いてくださり、とてもためになりました!
我が家の子供はとにかく抱っこちゃんで朝から夜までほっとんど抱っこ状態です。きっと座って勉強・・・は、夜中1時間とれるかどうかかなぁと。
やるからにはしっかり挑戦したいです。でも、コメントにもあったように、今年はしっかり育児に専念して、来年少し落ち着いたら(落ち着くのか・・・)本腰入れて挑戦しようかなぁとも検討しています。といいながら、昨日も青本を片手に取っ手みたり。。。
勉強することはとてもためになるし、育児からも学ぶことたくさんだし、いずれにしてもどちらかに逃げてどちらかが厳かになることのないようにしていきたいです。
本当に本当にありがとうございました!
たくさんのコメントを読んでいて、感激の涙さえ出そうでした(^^;)

投稿: ここまま | 2007.06.15 07:07

みなさん、コメントありがとうございます。
ほんと、ご苦労されているんですね。頭が下がります。

ねこさんが最後に書いてくださったこと、私も思い当たります。家族がいるからできている、守られていると感じることは私も多いです。

みなさんの声を力に、あと4が月、がんばりましょう!

投稿: ひろみ | 2007.06.14 23:04

皆さん、乳幼児を抱えてでも頑張っていらっしゃる。私も3歳と1歳3ヶ月の子がおり、仕事もありますが、ともに頑張っている方の話に勇気づけられます。

私の場合、職場に子どもを抱えていることを伝え、無理はできないことを了解してもらっています。急な病気等で休むこともあるし、子どもとの時間を大切にするため定時がきたら帰らせてもらっています。今の御時世にしてはかなり理解のある職場です。
とはいえ、仕事の量が減るわけではなく、子どもを抱えて仕事をしながら勉強するのは、結構覚悟が必要だと思います。

ひろみさんがおっしゃっていたように、覚悟を決める。そして、かなかなさんのように優先順位を決める。私の場合は①家庭②仕事②勉強です。そして、しなければならないことと、できないことをリストアップする。その日にすることの優先順位を決めて、できないことは切り捨てる。とにかく時間を有効利用する。
仕事は職場でするようにして、家庭には持ち込まないようにしているので、勉強は主に家か図書館でしています。

勉強法は、ひろみさんの本を参考に、過去問を切り張りしてひたすら解いています。仕事も家事も勉強も、あれこれ手を出さずに、これと決めたことを徹底してすると、あれもできてないこれもできてないと不安にならずにすみます。

そして、たまに余暇を楽しむこと。子どもや家族とゆっくりすごすこと。先日は平日に旦那と私の休日が重なったので、子どもが保育所に行っている間に映画を見に行ってきました。約4年ぶりのふたりきりのデートでした。こうした息抜きも必要かな。

ゆんさんがおっしゃていたように、子育ては自分自身かなり大切な体験だと感じています。子どもができる前とできた後では、モノの見方や考え方、感受性、・・・人生観までもが変わりました。そして、それが柱となって私を支えています。家族ができてからは、きちんと限界設定ができるようになり、燃え尽きることもなくなりました。子どもや家族によって守られているように感じます。
子育て、仕事をしながらの勉強は大変なことです。ですが、きっと自分にとってプラスになることであり、自分を支えてくれるものだと思います。

投稿: ねこ | 2007.06.14 09:51

さっきのに書き忘れました。

細切れの時間を使っていく方法は、普通にやると焦るので
ノートに勉強できた時間をメモしていき、1日の最後に足していました。
足した時間を見ると「すごい!ほとんどできなかったと思ってたけど、今日は10分が6回もできて1時間できた♪」と満足できたり。
「夜もまだ寝ない乳幼児を抱えて、1日1時間も勉強できるなんてすごいかも」と自分で自分をほめたり。

赤ちゃんにも、合格にも自分が元気が一番。しんどくならないように工夫するのがいいかなと。

長くなってすみません。


投稿: かなかな | 2007.06.13 23:47

昨年合格したかなかなです。ごぶさたしています。

大学院受験の勉強の時、子供が2ヶ月~7ヶ月でしたので、参考になることがあるかもと思い書き込んでいます。

ただ、私は育休中で家にいた時期なので、お仕事されている場合はやり方が違ってくるかもしれません。

当時、私は優先順位を
1子供→2自分の身体(=睡眠)→3勉強と決めました。
私の場合は、勉強を最優先にしていると思うとストレスを感じてしまいそうだったし、睡眠を削ると母乳が出なくなったり、子育てが続かなそうだったので。

・・で結果として、1日の受験勉強に費やせた時間は1時間から多い日で3時間でした。平均2時間弱くらい。でもそれだけ勉強できれば、十分かなと。働きながら受験する人はそんなに時間とれないですもんね。

・・で方法ですが、5分とか10分とか細切れの時間を使います。机の上やソファの横にいつも勉強道具を広げておいて、子供が昼寝してくれた10分、ちょっと一人でご機嫌に遊んでいてくれる5分、仰向けになって自分の胸の上に子供をうつぶせにして寝かせた10分等で一つずつでもいいので覚えていきます。自分が眠くなったら、本を置いて子供と一緒に眠ってしまうこともありにして。。

以外と30分以上まとまった時間がとれることもあるので、そうするとすごい勉強できてラッキー♪と思えたりしました。

一瞬で切り替えなくてはいけないので、慣れるまでとまどいますが「子供が一番、子供が一番」と優先順位を忘れないようにしていたので、以外とぼちぼち続けられたように思います。

お子さんのキャラや月齢にもよると思うので、あまり参考にならなかったらすみません。

子供が小さいうちはとにかく無理せず、できる範囲で。。

投稿: かなかな | 2007.06.13 23:38

ここままさん

私もここままさんと似たような状況でした。
2年前は試験勉強を始めた途端、妊娠発覚、出産と試験日が近いため断念しました。

去年の9月(子供9ヶ月)まで昼も2時間置き、夜は1時間に1回起きて授乳の毎日だったので、自分で試験は諦め子育てに専念することにしました。

その間も「勉強しなきゃ!」という気持ちはありながら、
ひろみさんがおっしゃる通り、「子育てを理由に」逃げていました。

でも今思えば、子育てを優先してよかったです。
というか、そう思うことにしています。
去年は子供と精一杯向き合っていけました。
その代わり?今年というか、これからは勉強を優先します。
試験が終わったらまた、子供を優先します。
2つやってると、本当に中途半端だったと思います。

ここままさんが今年受験をしようと決めたのはすごいと思います!
私自身、まだ勉強が軌道にのらないじょうたいなので、アドバイスできませんが、私の友人が子育てしながらやった勉強方法が参考になれば嬉しいです。

過去問分類はしないで、ひろみさんのマニュアル本を使う。本には過去問が分類され、解説部分にはいつの問題か載っているので、それを見ながら本の分類ごとに過去問を解いていき、本の解説+辞典・参考書などで調べてノートをまとめたみたいです。

私も過去問分類をしながら、マニュアル本を使ってやっています。最低でもマニュアル本の解説は暗記するつもりで・・・

ここままさん、頑張りましょう!

投稿: ゆん | 2007.06.10 21:32

勉強の仕方として、参考になるかもしれないことと、地域によって違いますが今の子育て事情の中で勉強をすることの参考になるかもしれないと思って書き込みします。

昨年合格した方から、受験対策の参考書として、「臨床心理士心理学試験対策標準テキスト」(秀和システム)を紹介されました。
ひろみさんの本のように、分類されていて、簡単なわかりやすい説明がついているので、私のように、にがて分野多い者は、初めにそこで勉強してから過去問を解き、例えば査定なら、その分野にこんなにいろいろなテストがあり、過去問にはなくてもこれからでる可能性もあるかもしれないと思いながら勉強しています。
また、時間がなくて、過去問をひたすらやり、ひろみさんの本などで、過去問から正解を覚えながら、わからないところは調べてそこに調べたことを付け加えていきながら、くり返し問いて、合格された方もいらっしゃいます。(でも、終わったら全部忘れてしまってと言っていて)それでは、短期記憶で残らなくて、これからの現場ではせっかくの知識を活用できないといけないし、知識的なことを体系的に整理する意味では活用できると思います。
ただ、その方は事例問題のように、臨床の総力を使うところは、実際の仕事をしていらしたので、昨年の問題では有利だったのかもしれません。
何と言っても、膨大な心理臨床の世界を1冊になんかまとめきれないので、「心理臨床大辞典」(培風館)(28476円)は買って、こまかいところはそれで、調べていたそうです。
心理臨床大辞典は、私は改訂版の前のもっていて、SCのところなど、まだシステムがなかったので、全然役にたたず、2005年改訂なので、高額ですが購入すると、しばらくは使えると思います。(私は友達から貸してもらいましたが、地域の図書館に貸し出しは禁止ですが、そなえてあるところを随分みつけました。)

あと、子育て支援の仕事をしていた時に、産後休暇・育児休暇からの仕事への復帰へのフォローもしていたのですが、図書館には、絵本のコーナーがあり、もう少し大きくならないとだめですが、そこで、子どもは好きな本を借りて、ついでに館内貸し出しで調べたりなどということもできるかもしれません。(とにかく雨の日など親子で息抜きはできます。)

また、1歳ぐらいなら、今は抱っこが多く余りおんぶをしませんが、背中におんぶをすると、家事他暗記をしながらあやしながらなど、いろいろなことがしやすくなるようです。
今はよちよち歩きで、目が離せないような状況でしょうか?人見知りが始まると、一時保育など泣かれて預けにくくなるかもしれませんが、今はNPOなどの子育て支援センター、認証保育園などで、一時保育を親の病気などではなくても預かってくれるところが増え、子育て支援の整備が進んでいる地域もありますが、住んでいらっしゃる地域はどうでしょうか?NPOなどでしたら、1時間900円前後でしょうか。預けているうちに子どもも慣れてくるかもしれません。
また夜鳴きが多いと大変ですね。しばらく続くかもしれませんが、ヨチヨチ歩き過ぎでしたら、昼間なるべく公園や児童館などに連れて行き、子どもと十分につきあい、十分活動すると、夜に寝てくれるようになることもあります。子どもの月齢にもよりますが、夜の授乳が続いているうちは、昼間子どもと休むのもいいのでしょうね。

コツコツシリーズの神田橋先生が女性は子育てで休んでから、臨床に帰ってくると、臨床センスがアップしてくるとおっしゃっていたのを読んだことがあります。非言語的に相手を読み取ったり、気持ちに沿ったりを日常的にしているからでしょうか?

お子さんにとっても、あなたにとっても大事な時期だと思います。母乳で育てていらしたら、かなりの体力はとられていますし、そうでなくても、お子さんや家事に追われていらっしゃると思いますが、がんばってください。

投稿: 憂い | 2007.06.10 17:34

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