ストレッサーと汎適応症候群
7月10日を過ぎました。出願書類はお手元に届き始めていますか?
今日は私の誕生日でした。「あ~あ、台風か」とよほど前年の行いが悪かったに違いないと観念しておりました。
ところが…朝起きてみると、当地ではすでに台風は去り、よいお天気でした。えっへん。(^_-)v
朝から歌劇、梅田で買い物、ジムでヨガ、夜は、近所のスーパーで買い物、温泉と大忙しの1日でした。
梅田の百貨店で、ルタオのチーズケーキとプリンを買うことができました。バースデーケーキの代わり。(^o^) 明日、みんなでいただきます。
先日少し書きました、セリエの汎適応症候群について、大事典の記述をまとめておきす。154ページ。
ストレス
Selye, H. の定義(生物的ストレス)
やっかいな対人関係、面倒な仕事の要請、騒音、外傷などさまざまな要因(=ストレッサー)によって、非特異的に引き起こされるイライラや抑うつ、不安、身体症状などによって示される状態のこと。
Lazarus, R. S. の定義(個人と環境の関係)
個人のもつ資源に負担をかけたり、個人のもっている資源を越えたり、個人の安寧を聴きにさらしたりするもの。
認知的側面の重視
ストレスフルな状況
Holmes, T. H. とRahe, R. H. 生活事件(life events)
生活上の変化、大きな失敗、環境変化を生活事件と定義し、これらと個人の健康・病気との関連を追及
Lazarus, R. S. 日常生活いらだちごと(daily hassles)
日常生活の中にある、比較的小さなストレスへの主観的評価を重視
汎適応症候群(セリエ)
生体がストレッサーにさらされ続けると起こる反応。副腎皮質肥大、胸腺、脾臓、リンパ節の萎縮、胃、十二指腸潰瘍。ストレッサーの種類にかかわらず共通してみられる非特異的な反応
警告期
抵抗期
疲はい期
従って
9-9Aは、
「特異的な反応」→「非特異的な反応」と「適応症候群」→「汎適応症候群」の2箇所が誤りです。
11-8Cはもちろん、
「Cannon, W. B. 」が「Selye, H. 」の誤りです。
コーピングについては、疲れたので明日にします。
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コメント
はじめまして。『大学受験勉強法』というサイトを運営しているnimselといいます。
臨床心理士を目指す大学受験生に良い刺激になると思い、リンクを貼らせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
投稿: nimsel | 2007.07.28 13:11
遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます。
ひろみさんのブログ、いつも励みにして勉強しています。
今年も、ひろみさんにとって充実したいい1年になるといいですね。
投稿: 柏餅 | 2007.07.19 22:03
いつもHP楽しみにしています。
ひろみさん、お誕生日だったのですね。
おめでとうございます。
ますますよい日々を送られますように。
投稿: コウ | 2007.07.16 22:20