大学院入試
年度末になり、来年度の受験準備も本格的になるシーズンですね。院試をめざしている方からコメントをいただきました。
臨床心理士を目指して心理系大学に入学したんですけど… なかなか勉強が上手くいかず↓↓ 学校の成績が悪いので浪人覚悟なのですが、やはり1発合格したい気持ちの方が大きく(当たり前 笑)悩んでいるのでメールさせて頂きました。 3回の間は単位を頑張って取り、4回やそれ以降から予備校に通うというのでいいのでしょうか?? 良い予備校などご存知ですか??
予備校に通ったらいいかどうか、私にはわかりません。ご自身でご判断ください。
また、4回生を受験勉強に使うのがよいのかどうかも、私にはわかりません。
学生さんにはそのときどきに必要な勉強があり、ご自身で判断し選びながらやっていかれるのだと思っています。学部の勉強をすべきときに受験勉強?、受験勉強と学部の勉強は別なの?と、私には疑問符だらけです。
私は臨床の受験勉強は仕事を休んでまで一生懸命しましたが、大学受験や大学生のときは、また違っていたんですよ。高3の時でも、受験に関係のない科目が面白くてがんばって勉強したり、大学生になっても、他学科のゼミに出て発表したり、卒論書くのに、選んだ作家の日本語では全作品集(30冊以上?)を読破し、原著も3冊読んだりしました。
受験にこだわらず、学部で学ぶべきことを見直し、ご自身の関心のある研究分野をまずよく考えられてはどうでしょうか。結果的に一発合格できればよし、できなければ、何かが足りなかったのです。また、がんばりましょう。(私も1年目は不合格、2年目も1校目は不合格でした。辛かったですがあきらめずにがんばりました)
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コメント
みなさん、ゆきさん、コメントありがとうございます。
ゆきさん、ご質問を拝見したときは、正直申し上げてちょっと、大学生にしては主体性に欠ける方だと思いました。(ごめんなさい)
でも、こうしてコメントくださったみなさんに、お礼と自分の考えをお返事くださいました。ご自身の言動に責任を持って、きちんと行動される方だとわかりました。
このあなたの姿勢が、きっとあなたを希望する方向に導いていってくれるでしょう。がんばりましょう。
投稿: ひろみ | 2008.02.24 00:04
遅くなってしまいすみません↓
みなさんコメントありがとうございます。
予備校に通うことを考える前に1度
過去問を手に入れてみようと思います。
周りに院受験を考えている子がいないのですが…
今年からゼミが始まるので先生を活用させてもらいます☆笑
みなさん、ありがとうございました♪
ちなみにこのサイトは先生から教えて頂きました★
投稿: ゆき | 2008.02.23 19:58
自分に合った勉強方法を見つける。
やっぱりこれだと思います。他の人にとってよかった勉強方法が自分にもいいとは限らない。これまでの自分を振り返ってみたり、自分の性格を分析したりして、自分に合う方法を考えてみるといいと思います。あなたに合う勉強方法を一番よく知ってるのは、あなた自身だと思いますよ。まずは過去問を知ることと自分を知ることからです。
その上で予備校に行くと決めるのであれば、それは立派な決断だと思います。
投稿: さや | 2008.02.23 08:53
ご参考になればと思い、コメントします。
まずは、志望校の過去問を入手されてはどうでしょうか。大学院入試は、その学校によって問題の形式も、出題分野も大分違います。過去問を見て、どういう勉強が必要かよく考えてみることから始めたらよいのではないかと思います。
私は、4年生になる前の春休みから勉強を始めました。過去問を入手し(コピーをとるために、県外まで遠征しました)、傾向を把握した後、ひたすら参考書と辞書を読み込みました。ある程度網羅したと思ったら、自分で各理論などを説明できるように、何度も記述の練習をしました。
また、4年生になると、卒論も平行してやらなければなりません。私は、卒論のテーマに関連した英語の論文を20本ほど読み、それを院試の英文対策にしました。一石二鳥でとても有意義だったので、お勧めします。
予備校に行った方がいいのかどうか、私も分かりません。ただ、きっと臨床家を心ざしていらっしゃるのですよね?臨床家は、日々、本当に勉強や研究を必要とします。自分の力で勉強する力、情報を集める力、そのために工夫する力がとても大切だと、私は実感しています。ですから、臨床家となるためのトレーニングの一つとして、自力での勉強をお勧めしたいなあと思います。それができないと、そもそも大学院での研究も難しいのでは?と感じます。あくまで、参考までに。頑張ってくださいね。
ついでと言っては何ですが…
ひろみさん、はじめまして。今年、試験に合格することができました。このサイトには本当にお世話になりました。ありがとうございました。
指定大学院も増え、中には心理士試験対策の講義がある私大もあるそうですが、従来の「院は研究中心、試験は自力で」という院もまだまだあると思います(これが本来の“大学院”の姿だと思うのですが)。そうした院の受験生は、相変わらず不十分な情報の中で、四苦八苦しています。お仕事がお忙しい中、サイトの運営は大変だと思いますが、これからも、ここがそうした受験生のオアシスとなるといいなあと思っています。
本当にありがとうございました。
投稿: ハルト | 2008.02.22 16:25
ご参考になれば・・・
今年3月、臨床心理学系大学院卒業見込みのものです。
大学院入試は大学入試と違って専門性も増しますし、一人で勉強していると不安になりますよね。
その際、このサイトで勉強の仕方や研究計画書の考え方などとても参考になりました。
私は予備校に行かず、友だちや一人で勉強し現役で合格しました。どうしてもわからないことがあればゼミの教授や他の教授、講師の方に聞きにいっていました。
私も、予備校に行くのがよいか、勉強を始める時期はいつからがいいのかは本人次第だと思います。
私が受験したのは今から2年ですが、受験対策の勉強を始めたのは4年に入ってからです。
友だちの中には3年から受験勉強をしている子や予備校に通っている子がいました。しかし、私はそれまで好きな心理学分野やそれ以外で興味を持った分野はまず本で読んで、少しかじってみて違うと思えば次をかじってみるということを繰り返していました。これだ!と思ったらとことん調べました。これって今思えば、何がしたいのか何を勉強したいのか探りながら受験勉強していたのだと思います。大学院受験は大学受験とはまた違ってこれだけやっておけばよいというものはないと思うのです。
本格的に志望校を決め、受験対策を始めるとしんどかったですが時期を決めて、サークルやバイト、ボランティアも思いっきりやりました。行きたい大学、目指したい方向が定まればやるべきことも見えてきます。
頑張りすぎず、自分のペースで頑張ってください。
投稿: ムスターカス | 2008.02.19 23:16