インリアル法
精神科医療について学ぶ研修会に出席中です。2日間のプログラムです。
盛りだくさんの内容ですが、メモ代わりに、講義の内容をまとめてみます。
その前に今日の雑記…
地元での研修会ですが、宿泊つきです。出かける前は大忙し。家族の夕食の支度をして、買い物に行くかもしれないので、スーパーのポイントカードと財布にあったお金も置いてきました。家を出てから気づいたのですが…「んん!? 財布にお金入れてくるの忘れた!」 小銭もほとんどなく全くのキャッシュレスです!!
今日は土曜日だし、どうしよ~かな、どっかのコンビにでキャッシングしようかとも思いましたが、研修の開始にに遅れそうだったし、そのまま行くことにしました。
私はとてもキャッシュレスな人で、その代わりありとあらゆるカードを持っているのです。クレジットカード、プリペイドカード、IDカード、鉄道会社の回数カード。研修は全食事つきでお金はもう払っているし、回数カード等があるので、交通費も現金は必要ありません。おまけに私は節約家なので、バッグの中には、飲料水とお気に入りのコーヒーミックス、簡単なおやつも入っています。いざとなればいつでもキャッシングはできるし、行っちゃえ、行っちゃえ。
結果は、ここまで現金は使わないで済んでいます。コンビにで買い物しました(就寝前のビールとおつまみ)が、ピタパで払いました。
現金の方がいくら使ったかわかりやすくていいよと、心配してくださる方がいらっしゃるかもしれません。私はたぶん大丈夫です。カードの支払いはすべてPC家計簿で管理しています。それでも不安なので、レシート貼り付け手書き家計簿もつけています。
それでは本題に入ります。
インリアル法とは、広汎性発達障害の主に子ども向けのコミュニケーションスキルを獲得するための、言語心理学的支援の方法です。7つのスキルがあります。
①ミラリング: Clの行動をそのまままねる
②モニタリング: Clの言葉や音声をそのまままねる
③パラレルトーク: Clの行動や気持ちを援助者が言葉にして返す
④セルフトーク: 援助者が自分の行動や気持ちを言葉にしてClに提示する
⑤リフレクティング: Clの言葉の誤りを正しく言い直して返す
⑥エキスパーション: Clの言葉の意味を広げて返す
⑦モデリング: Clの言うことを普通の会話スタイルで返す
例
⑤子どもが「エベレーター」と言ったとする。「エレベータでしょ、ちゃんと言いなさい!」はNG。「エレベーターだね」と普通に返す。後の例はメモれませんでした。⑤は経験があるので…
①②について
Dawsonらによる模倣セラピー(1990)
母親が自閉症児の遊びを模倣するプレイセラピーを行った。その結果、自閉症児の母親に対する視線の増加、造的なおもちゃ遊びの増加が認められた。この結果から、模倣セラピーは自閉症児に人々に興味を持たせることに効果があると考えられた。
またNadelは「模倣することは、模倣する人に対し、『私はあなたに興味がある』というメッセージを伝える」と言っている。
すみません、DawsonとNadelについては、レジメの引き写しで自分ではなにも調べられていません。
追加の情報をお持ちの方、コメントをお願いします!
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コメント
aca5さん、コメントありがとうございます。
6月に公開講座ができるように、ファイブアカデミーと打ち合わせ中です。詳細が決まりましたらお知らせしますね。
通信講座の教材を体験していただきながら、過去問演習をしようと思っています。土曜日の午後半日を予定しています。日程があえば、ぜひご参加ください!
投稿: ひろみ | 2008.04.01 15:02
そうだったんですか、ひろみさんには5academyからは講演会の連絡がなかったんですね。
ひろみさんが講演したのは私が聴いた回の1回だけだったんですか?毎回違う方に講演をお願いしているのでしょうか、5academyは。
肯定的方向でひろみさんが講演について考えて頂けると心強いです!
投稿: aca5 | 2008.03.28 19:32
ひろみ様
つかぬことを伺いますが、心理学検定についてはどう思われますか?
投稿: neru | 2008.03.26 19:49
aca5さん、コメントありがとうございます。
今日の講演会のことは私は知らされていませんでした。感想は5academyさんにも直接お伝えください。
私は今は、通信講座受講生の方向けの勉強会を1月に1回東京で開いています。4月から始まります。教材を使用するので、こちらは公開講座にできません。
でも、aca5さんのご意見も大切にしたいので、公開講座を開けるかどうか、相談してきます。
投稿: ひろみ | 2008.03.23 23:09
今日5academyの講演に参加してきました。私は、修士生ですので、臨床心理士の方の講演を目的に参加しました。実は、ひろみさんが臨床心理士の資格を取得されて初めての講演に参加したことがありますので、今回もひろみさんにお会いできるかという期待の下に参加しました。
しかし、実際は全く知らない方だったので、残念でした。しかも、臨床心理士の勉強の仕方というひろみさんがして下さった内容かと思っていましたが、全くの教科書レベルのものでした。私自身はもちろんのこと、これから院試を受けられる方々もほとんどメモを取るための手が止まっている状態でした。
そんな内容の薄い内容だったためか事前に知らされていたよりも20分も早くその方の講演は終わり、休憩時間に入りました。(その方の次は、今回院に入られた方の講演だったのですが、その方が話すであろう内容をその臨床心理士の方がほとんど話してしまい、さぞかし院生の方は残念だったであろうと推測します。他人の領地に入り込むなんて・・・)
そんなこんなの講演だったのです。まだ臨試まで時間がありますので、是非今度近いうちにひろみさんの講演を生で聴いてみたいと思います!1度お聞きしたことがあると言っても、学生だった時と院生である今回とはまた、同じ内容でも、私自身の内容の入り方も異なってくると思いますので。是非!!
長々と失礼しました。。。では
投稿: aca5 | 2008.03.23 22:52