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2008.05.01

フロム・E

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昨日のトピックの続きです。フロム・Eの人格論について、あまりよくわかっていないので、整理しておこうと思います。

フロム・Eは、エーリッヒ・フロム(Erich Fromm)です。フロム=ライヒマンというのは、フリーダ・フロム=ライヒマン(Frieda Fromm=Reichmann)で、1926年に2人は結婚しています。(彼女から精神分析を受けたことがきっかけ。1931年別居) その後、ユダヤ系ドイツ人であったフロム・Eは、昨日のホーナイの仲介でシカゴ精神分析研究所に招かれ亡命しします。新フロイト派の1人です。

精神分析に社会的視点をもたらし、フロイト流の社会心理学を生み出したことがその功績の1つ。
同一文化に属する大部分の人間に共有された性格構造の確信を「社会的性格」と名づけ、これが社会の歴史的・経済的構造によって形成されつつ、一方、社会の機構やイデオロギーを補強する心理的基盤として機能することを論じた。
主著の『自由への逃走」では、「第一次的絆」からの逃走(自由へのはじまり)から、手に入れた自由を放棄し再び別の絆(外的権威)につながれようとする「自由からの逃走」が起ると論じた。そして、いかにして自己自身と自己の自由が獲得されるか分析を続ける過程で、社会的性格も提唱された。
真に人間的な生活とは何か、それを可能にする社会的条件とは何かを終生に渡って追求したヒューマニストとしても有名である。

このHPと、至文堂の「貢献者の肖像と寄与」を参考にしました。

今日も、4時50分に起きました。私がそのためなら早起きもいとわないラジオ番組は、NHKFMの「弾き語りフォー・ユー」です。パーソナリティは小原孝さんです。ライブが聴きたくて聴きたくて、それが、念願叶って先日コンサートに行ってきました。「ボレロ」も有名な「おじいさんの古時計」も聴くことができて、涙が出そうに感激しました!(T_T)

想像していたのとはちょっと違って、小柄で、うつむき加減に話す、シャイな感じのおじさんでした。よく言われていたのは「叩かれた」「20年も続けるとようやく…」など。ピアニストとして、確かに「正道」を歩んでこられたとは言えないので、あんなに自由に独自の音楽を展開し成功している方でも、ご苦労があったのだと知りました。
評価されなくても、信じた我が道を10年でも、20年でも、黙々と歩み続けることが大切なんだ~と思いました。評価はついてくるかもしれない。小原さんは、20年さえ短い時間だというようなことも言ってました。100年後まで視野に入れた人間の営みのような…

実は、最近出会ったもう1人の人で、私に「100年後の日本をよくしにゃあかん」と熱く熱く語ってくれた人がいます。その人にもとっても心がハートです。またの機会に紹介しますね。こちらの方ですが。関西に来られ時には元気をもらいに足を運んでいます。先日はたまたまお誕生日だったとお聞きしたので、花束をプレゼントしてしまいました。(*^_^*)

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