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2008.08.03

受験は縦と横で

あと2カ月がんばりましょう! 人気ブログランキング

2日間の合宿勉強会終わりました。とても充実した2日間でした。みなさん、お疲れさまでした&ありがとうございました。

この時期になって、受験勉強の「縦と横」、受験テクニックとしての「縦と横」を感じました。私は結構当たり前にやってきたことですが、そうではない方もいらっしゃるようなので、説明しておきます。

発達心理学の研究法に、「縦断的方法」と「横断的方法」がありますが、それぞれに長所・短所があります。そこで、その両方を折衷しそれぞれのよい点を生かした「コホート法」ができています。受験勉強でも、さながら、コホート法を使ってください、ということです。

私は勉強法として、「分野別」と推奨していますが、これはいわば「縦断的方法」です。年度順に過去問題をやるのではなくて、各年度の過去問から、同じ分野の問題を抜き出してやっていく方法です。
でも、実際の試験は分野別に出題されるわけではありません。いろいろ取り混ぜての100問です。だから、試験まであと2カ月となった今の時期は、まぜまぜの100問を解く練習も必要となります。
拙著にも書きましたが、私は受験勉強が2年目に入ったとき、分野別の勉強2回目と並行して、年度順の問題練習も始めました。年度順はいわば「横断的方法」です。いろんな分野がとりまぜられた問題を、すばやく判断して解答していく練習を、分野ごとに各問題を深めていくのと並行して行ったのです。
この縦と横を並行してやることで、受験勉強に奥行きができ、さらに力がついていきます。
できれば、時間を計って、年度順に100問ずつ解答していくことをオススメします。マークシートも使ってください。塗る練習もした方がよいので。(拙著にマークシートの原稿を載せています)私はこれを「100問練習」と呼んでいます。
どんどん100問を解く練習をすることで、試験当日の解答のこつやスピードアップがはかれますよ!

1時間で100問に解答ができ、つねに90点以上取れるようになったら、もう過去問はやり尽くしたと言えます。他の問題の練習をしてください。
昨日発売になった、『臨床心理士心理学試験対策合格問題集+予想模擬試験』すごく話題になっていますね。私も買ってやってみようかしらと思っています。
今まであったものは、しけしんシリーズや『心理学の頻出問題』がありますね。

まあ、あまりあれもこれもと思わずに、まずは過去問、それが終わったら「これ!」と思うものを1冊選んでください。

さて、続いて試験の場で問題を解くときの「縦」と「横」です。
「横」というのが、問題文を1行目から順に読んでいく方法です。でも、時間がかかります。状況に応じて、問題を「縦」によみましょう。

特に、○×が並んだ選択肢ですが、

  A   B  C   D
a.○ × × ○
b.○ ○ × ×
c.○ ○ × ○
d.× ○ ○ ×
e.× × ○ ○

a.→
b.→
という風に横に読むのでなく、




という風に縦に読んでください。
Aが○なら、まず、選択肢はa,b,cの3つに絞られます。
そしてBが×なら、その時点で正解はaに決まります。
全部の選択肢を横に読んでいく必要は全くありません。

当たり前やんと思った方、いらっしゃいますね。私もそう思っていたのですが、そうじゃない方もいらっしゃることに気づいたので、老婆心ながらここで紹介しました。

まとめ
これから受験勉強は
①分野別と年度順で奥行き学習
②マークシートで過去問の100問練習、60分で90点以上
③過去問をやりつくしたら、他の問題を!
実際の試験では
④選択肢は縦↓縦↓横→に読む

ほか、問題文をうまく飛ばし読みするテクニックも必要なのですが、練習しならがら、ご自身で工夫してみてください。


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