F検定
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ラジオでオリンピックの中継を聞いていたら、「自分色のメダル」という言葉が聞えてきました。200mバタフライで銅メダルを獲得した松田丈志選手です。
金だ銀だ銅だ、それがどうしたという感じ。たった1つの「自分色」、私たちも、それぞれの「自分色」のメダルを目指したいですね!
受験の年は、甲子園の熱闘や、オリンピックに、すごく勇気をもらえます。私の資格試験受験の年もオリンピック・イヤーでした。体操男子団体の金メダルとか、ほんとうに気持ちが高揚して、がんばろう!という気持ちになりました。
大学受験のときは、忘れもしません、夏の大会で地元のPL学園が優勝しました。準決勝は、9回裏まで4点差、決勝は9回裏まで2点差だったのを追い付き、逆転勝ちするというすごい試合でした。(詳しくはこちらをどうぞ!)
高校生の私は、最後まで諦めなければ、かならず夢は叶うと強く思いました。
では、F検定、がんばりましょう。
F検定は、分散の比を検定するものです。2つの群の間のばらつきが等しいかを、両方の比から検定します。
t検定の前提条件である、等分散性の検定に用いられる他、分散分析においても使用されます。
F値を求めるときには、不偏分散推定量(V)という言葉が出てきます。F値は不偏分散の比です。
不偏分散推定量は、標本数nを(n-1)で割ったものに、標準偏差の2乗をかけた値です。
F値を求めるときは、大きい値を分子にすると決まっているので、F値>1になります。
自由度はn-1です。2つの群を扱うので、表のクロスするところを見ることになります。
例題: 小学1年生10人、6年生8人について、品詞ごとに知っている言葉の数を調べたところ、どの品詞についても、6年生の標本分散の方が大きかった。不偏分散推定量の比Fを求めると、名詞3.40、形容詞3.30、副詞3.20、動詞3.10だった。各品詞について、学年間の標本分散の差が5%の棄権率で有意になるものはどれか。F分布表
n1
6 7 8 9 10
n2
6 4.2839 4.2066 4.1468 4.0990 4.0600
7 3.8660 3.7870 3.7257 3.6767 3.6365
8 3.5806 3.5005 3.4381 3.3881 3.3472
9 3.3738 3.2927 3.2296 3.1789 3.1373
10 3.2172 3.1355 3.0717 3.0204 2.9782
分詞(n1)は6年生です。自由度は8-1=7 n2の自由度=10-1=9
F=3.2927
従ってこの値よりF値が大きい、名詞、形容詞の標本分散の差が有意(ばらつき方の違いが誤差の範囲を超えて大きい)であると言えます。
明日は分散分析をがんばりましょう。
「しけしん」の山口先生が、「天下り」というすばらしい言葉を書いていらっしゃいます。意味がわからなければ、そのまま覚えろ!という意味です。ある程度天下りも使いながら、少しでもわかろうとしながら、カタツムリのように進んでいるσ(o^_^o)??です。
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