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2008.10.03

態度測定

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今の通勤読書ですが、統計の参考書はやめました。「勝負脳」はさっさと読み終わり、今は「源氏物語」にはまっています。

ん十年前になりますが、高校3年のとき、夢中になって与謝野晶子現代語訳の「源氏物語」を読んでいました。難しかったですが、面白くて。おどろおどろしい物の怪になってしまう六条御息所が、正気にかえったときの胸騒ぎに、人間には自分の理性を越えた悲しい「性(さが)」があるのだと、18歳なりに理解しどきどきしたり…今でも感想を書けば暇がないくらいです。どんどん読みすすんで、紫の上がいよいよ臨終を迎える章まで読み進んだときです。

当時エレクトーンを習っていて、大学の受験勉強が本格化する前(6月ごろ)に5級のグレード試験を受けることに決めました。是が非でも合格して、エレクトーンは一休みして、あとは受験勉強に専念しようと思ったのです。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、5級はちょっと難しいのです。指導者&演奏者の入り口のグレードなので。それでも、ここまで続けてきたし!毎日猛練習してがんばりました。作戦は、スィングでした。一番得意なジャンルの曲を選びました。
だから練習時間の確保のために、大好きな読書を断腸の思いで中断したわけです。
結果は奇跡の合格!! 今思えば、私の試験に賭ける集中力は、あのころから培われていたのかもしれません。
別に特別なものは何もないですが、家が貧しかったので、元をとらないといけない!とは思っていました。
合格しなくても、楽しみで弾くという考え方も今はできますが、当時はとにかく指導グレードを取らないと、今までやった意味がない!と思っていました。

さて、日本文学や古典にはどうも夢中になりすぎるので、大学ではあえて英文学を専攻しました。古文よりも英文を読む日々、光の君とお別れして、ん十年が過ぎました。大人になって、書店で現代語訳の源氏物語を目にすることはあったのですが、与謝野晶子訳じゃなかったので、なんだかなぁ~と手がでませんでした。
そしたら!さすが源氏物語千年忌の今年、とうとう与謝野晶子訳に再会できたのです。(^^)//""""""パチパチ

まだ読み始めたばかりで桐壺の巻なのですが、大人の私は、人々の機微といいますか、洗練された関係がすてきだなぁと感じ入っています。これからも楽しみに読んでいきます。六条御息所や惟光に早く会いたいです!!

しけしんの統計編を読んでいたら、今まで見かけることがあったけれど、意味を分かっていなかった用語の解説を見つけました。過去問にはないですが、みなさんも聞いたことがあると思います。整理しておきます。

態度測定方法です。
ガットマン(Guttman)法
サーストン(Thurstone)法
リッカート法

ガットマン(Guttman)法
ガットマンが考案。スケーログラムとも呼ばれる。
ある尺度が一次元性があることを前提としたときに、被験者の解答パターンから、尺度項目を一次元上に並び替えていく方法。たとえば難易度順に尺度項目を並び替えようとするとき、もっとも難しい問題は、被験者のほとんど誰も答えられず、逆にもっとも易しい問題は被験者のほとんどが答えられている。これを単に難易度で並び替えるのではなく、ある難易度の高い尺度項目に解答していれば、それよりも簡単なものは解答しているという順序性に着目してスケローグラムという反応図を作成し、そこから尺度化を行うものである。

サーストン(Thurstone)法
ある態度について幅広く意見を求めておいて、それに対し、多くの人(e.g.100人)に独立に評定値を判断させ(e.g.あてはまれば1、あてはまらなければ7)、その結果を集計し、あまりに判断者によって分散が大きいものは除外し、ほぼその数値が一致するものを選んで、その数値の中央値を間隔尺度とする手法。
いわば、尺度項目に関しての判断を多くの被験者をとって絶対的な数値を取り、等間隔に並べていくというものである。

リッカート法
評定加算法、集積評定法とも呼ばれる。
多くは5段階(1~5)で、ある領域への複数の態度記述文への賛否を表明させる。そこで評価された値の総和点(または平均点)をもって、その個人の最終的な態度得点であるとするもので、被験者集団における個人の相対的位置づけを明らかにするものである。これも他の多くの態度尺度と同様に、一次元性が前提の尺度である。
サーストン法との違いは、サーストンは等間隔性を前提としているのに対し、各個人の態度を一次元上に序列をつけて比較する相対尺度である点である。

こちらのHPの説明はしけしんと全く同じなのですが、具体例がありわかりやすいです。
とは言え、私はまだ意味がよく理解できません。とりあえずどんなものか、頭に入れておけばお役に立つかも!と思いアップしておきます。

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